Diaryスタッフ日記

2018.04.10

【スタッフ日記】植木繁晴さん、今も部屋の中には…

4月15日(日)に発売開始となる、クラブ創立50周年史「BELLMARE 50th MEMORIAL BOOK 1968-2018」は1968年に藤和不動産サッカー部として創部してからの50年の歴史を、じっくりと振り返っている1冊です。

インタビューあり、各時代を深く知ることのできるヒストリーページあり、記録あり、グラビアあり…の盛りだくさんの内容となっています。
広島戦開催日に12:00よりキングベルパークにて特設ブースを設けて販売。場内のグッズ売店でも販売いたします。

さて、こちらの写真を見て「懐かしい!」と思っている方もたくさんいらっしゃると思います。
そうです、植木繁晴さんです!
フジタでプレーし引退後はコーチを務め、ベルマーレ平塚でもコーチを、そして1996年から1998年には監督としてチームを率いました。

植木さんはコーチの時も監督になっても、“みんなの兄貴”という感じで個性派ぞろいの選手たちを大きな心で見守り、まとめ、引っ張っていました。

この50周年史で中田英寿さんにインタビューをした時にも、いつも全体練習のあとに自主練習をしていた中田さんですが、「植木さんにはいつもパス練習に付き合ってもらったなぁ」と懐かしそうに話していました。
数センチ単位で狙いを定めながら何本も何本も繰り返されるパス、そしてそのボールの強度によって「ヒザが壊れたよ(笑)」なんて植木さんは笑っていましたが、選手の成長を心から願う指導者として、向上心の塊であった中田さんに喜んで付き合っていたに違いありません。

そんな植木さんはいま、群馬県の上武大学で大所帯のサッカー部の監督を務められています。(教授でもあります!)
研究室にもおじゃましましたが、嬉しいことに部屋の中には写真にあるように、なんとベルマーレのユニフォームと、サポーターの皆さんが寄せ書きをして贈られたというTシャツが飾られていました。
撮影用に出してくれたわけでなく、いつも飾られているそうです。
この他にも、フジタ時代の写真やベルマーレのカレンダーも飾られていて、それらを見ただけで胸がいっぱいになりました。

50周年史のインタビューでは、あまり語られたことのない選手時代の話から、1998年の監督の話まで。愛あふれるエピソードが満載でした。
ぜひ本誌でじっくりと読んで下さい!