監督・選手コメント

明治安田J2・J3百年構想リーグ EAST-A 第9節 湘南 vs 栃木SC 試合後監督・選手コメント

監督コメント

長澤監督 総括
長澤監督

今日は雨予報で、実際に風も強くなると聞いていましたが、悪天候の中で5,800人以上のサポーターの皆さまに来ていただき、苦しいゲームではありましたが、何とか勝利を届けることができました。皆さんが笑顔で帰っていただけるので、ほっとしています。今後も一緒に戦っていただけたらと思っています。

試合の方は、前半はベンチサイドで見ていて、少しリスクを取り切れなかった印象があります。ボールを奪った後に丁寧に動かすところから入ってしまい、その分、相手が我々の自陣でプレスをかけてくる状況になってしまいました。追い詰められてからリスクを負う形になり、本来は奪った瞬間にリスクをかけて前進したかったのですが、それができず、ゲームを難しくしてしまったと思います。

失点についても、自陣で引っかけられた形でした。奪った瞬間のスペースについては共有していましたが、少し丁寧に行き過ぎたことと、ビルドアップのところで迷いが出て、特に右サイドで後手を踏んでしまったのは事実です。これは我々の準備の問題でもあるので、しっかり反省して次に臨みたいと思います。

後半は、瀬凪(石橋瀬凪)の左サイドが停滞していたので、晟怜(松村晟怜)を後ろに入れてボールの循環を改善しようとしました。また、啓吾(渡邊啓吾)を入れて前線にターゲットを置くことで自然と前にボールが入る形を作ろうと考えました。PKを取れて流れを変えたかったのですが、試合を通して強度の部分では相手に上回られたのも事実です。その点はしっかり反省しなければいけません。

とはいえ、PK戦は仙台さんとの試合で落としていた中で、勝ちへの執着という部分はこのチームの大きなテーマとして取り組んできて、しっかり勝ち切れたことは事実です。そこは積み重ねながら、反省すべきところは反省し、次に繋げていきたいと思います。

長澤監督 質疑応答

- 試合全体を見ると相手の方がシュート数も多く、前半は相手の良さが出ていた印象ですが。

我々の問題だと思っています。毎試合ベストゲームができればいいですが、今日は今シーズンで一番良くなかったゲームだったと感じています。ただ、こういう試合の中でも勝ち切れるかどうかは重要で、その点は評価できる部分です。その前の段階には課題があるので、相手というより自分たちの問題として捉え、しっかり修正していきたいと思います。

- 百年構想リーグも折り返しに入りました。前半戦の総括と後半戦に向けた収穫と課題は。

ここまでで一番大事にしてきたのは、自信を取り戻すことです。昨年、勝ち切れずに降格したチームとして、新しく加わった私も含めて当事者意識を持ち、チームとして、そしてサポーターの皆さまと一緒に自信を取り戻すことを第一の目標にしてきました。

勝ちへの執着については、日々のトレーニングでもこだわって取り組んでいます。今日のような試合もありますが、その部分は一歩前進していると感じています。ロッカールームでも、勝ったからといって浮かれるのではなく、次に向かう意識ができています。このマインドの部分は、このハーフシーズンで確実に前進していると思います。ここからが本当の戦いになるので、しっかり準備していきたいと思います。

選手コメント

MF6武田 将平
武田 将平

(どのようにゲームを振り返るか?)
セカンドボールや球際の部分で試合の流れを持っていかれたところがあったと思うので、そこはシンプルに反省点だと思います。

(攻撃面でもっとこうすればよかったというような、思うところはあるか?)
相手とシステムのかみ合わせが一緒だったので、それをもろに食らってバックパスが多くなってしまったり、それで相手にリズムを渡してしまったりがありました。ボール保持者だけでなく周りも含めてもっと勇気を持ったプレーが必要だったと思います。後半シンプルにボールホルダーを追い越して使うとか、そういうプレーが出たときは相手を押し込んで、相手のゴール近くでゲームを進められた時間もあったと思うので、単純ですけど追い越すとか前につけていくことはやっていかなければいけないとあらためて感じました。

(そのなかでPK勝ちに持っていけたことはポジティブでは?)
仙台ではPK勝ちを取れず、今日は勝てたという部分はポジティブですけど、90分で勝ち切りたかったというのはみんなが思っていることだと思います。チャンスがなかったわけではないですけど、もっともっとチャンスを増やす作業をみんなでやっていかなければいけない。個人としては失点のところが悔やまれる。なんとかできたかなと思います。あの時間に試合を難しくしてしまったので、そこは個人の反省。前半戦の最後で、誕生日に試合があって、そこで反省が多いのはまだまだ頑張れということかなと思う。もっともっといろんなことをピッチ上で発揮しなければいけないと思いますし、そうでないと勝っていけないと思うので、練習からやっていくしかないと思います。自分としては、勝った、よかった、じゃないのは逆によかったかなと。満足せずにやらなければいけないことがたくさんありますし、こういう試合でなにかできる選手にならないといけないなとより感じましたし、課題が出たことも含めて、32歳を頑張っていくといういい誕生日だったかなと思います。

DF3袴田 裕太郎
袴田 裕太郎

(難しい時間帯の多いゲームだったと思うが?)
そうですね、後半相手がロングボールを多用してきて、そのセカンドボールとかクリアの質が悪くて拾われるシーンがかなり多かった。そこで相手にリズムをつくられてしまっていたので、どう反省したらいいか映像を見てみないとわからないですけど、もっと僕らが後ろのラインを上げて味方との距離を近くしたらよかったのかなとも思います。なかなか自分としてはうまくいかないゲームだったので、勝点を取れたことはよかったですけど、課題が多い試合だったかなと僕自身は思っています。

(相手にチャンスが少なくないなかで、1失点に抑えられたことはどう捉えているか?)
ゴール前で全員が身体を張ってシュートブロックしてくれましたし、最後やらせない部分はみんな集中してできていると思うので、そこは継続しつつ、その状況にならないためにコミュニケーションも含めて取り組んでいけたらなと思っています。

FW77石井 久継
石井 久継

(どのようにゲームを振り返るか?)
前節3‐1で勝ちましけど、最後に失点した。そういう試合をしたということは次が重要だし、いい入りをしないと相手に食われるという話をオフ明けからしていたなかで、今日は先に点を取られた。そこは改善しないといけないと思います。

(全体的には栃木の流れだったと思うが?)
ボールを持たれて、右サイドのほうでなかなかプレスがかからなかったのでハーフタイムに改善しましたけど、そこの守備の部分はもっとできると思いますし、それができたらより自分たちのサッカーができる。ペナルティエリア付近で綺麗にやり過ぎたという話もハーフタイムにありました。ワンタッチだったり、もっとリスクを取らなければいけないと説明を受けたので、そこの大胆さは少し足りなかったと思います。

(石井選手自身はキレが増している印象だが、自分としてはどうか?)
増していると思います。やり続けていることもありますけど、理由の半分ぐらいは自信だと自分では思っています。徹さん(長澤監督)がたくさん使ってくれていますし、試合に対する気持ちだったり、身体の持っていき方も去年と違いますし、だいぶ自信も付いてきたので、もっともっとできるかなと思います。

FW29渡邊 啓吾
渡邊 啓吾

(後半から出場、どんな意識でゲームに入ったか?)
後半立ち上がりにいい形でPKを取り、1点決めてすぐに追いつけたので、あとは僕が決めるだけだと思っていたんですけど、守備でも攻撃でも後手を踏んでしまった感覚があるし、もっとやれたかなというところもあるので、次の試合に活かして、次は点を取れたらと思います。

(全体的に難しい時間帯の多いゲームだったと思うが、どのように要因を考えているか?)
外から見ていても、自分がなかに入っても、相手に拾われるシーンが多かったイメージがあります。蹴られたときに相手に収められて拾われてという場面が多かったので、予測だったりキワのところで負けなければもっと自分たちの時間をつくれたんじゃないかなと思いますし、もっといい試合にできたのではないかと思います。

(相手の狙いを感じたか?)
そうですね、カウンターをすごく狙っていましたし、1本で裏に行かれる場面が多かった。でも僕たちには全員で戻るという意識があるので、みんなしっかり走れていたし、後ろの踏ん張りで1失点に抑えられたと思う。そこはプラスに捉えて、次はそこからまた点を取るところに繋げられればと思います。

MF25奥埜 博亮
奥埜 博亮

(どんなことを意識してゲームに入ったか?)
中盤のところにスペースが生まれてしまっているから真ん中のところでしっかり守備で頑張ってチームに自信を付けさせてくれと言われていました。

(前と後ろを繋ぐ役割も意識していたか?)
そうですね、僕はつねに日頃からそれを意識してやっていますが、結果として自分が予測したところにボールがこぼれてこなかったり、相手にボールが行ってしまったりした場面が多くあった。そこは自分のなかで課題が出たので、ポジショニングなど修正していければと思います。

(難しいゲームになった印象だが、どんなところに理由を辿れると思うか?)
僕らがチームとして前向きの矢印を強く持っているなかで、相手もいい立ち位置やボールの動かし方をして、自分たちの矢印を強く出させないことだったりその矢印を折る作業が上手かった。行っても取れないとか、前半はそこの修正がなかなかうまくできなかったかなと見ていて思いました。後半も行ったり来たりにはなりましたけど、行ったり来たりになれば僕らは走力だったりスペースがあればあるほど前に出ていきますし、戻るのもみんな真面目にやれるのがよさだと思うので、ああやって自分たちの矢印を出せないときにどうするかはチームとしての課題かなと思います。