監督・選手コメント
7月16日(水)天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会3回戦 湘南vs清水戦 試合後監督・選手コメント
監督コメント
山口監督 総括

非常に残念です。平日の天候が悪い中で来ていていただいたホームの戦いで、結果を出せなかったことに対してすごく残念です。選手は自分たちからアクションを起こして相手のゴールに迫ることを増やしていこうということをよくやってくれたと思う。コンパクトにしながら自分たちの良さを出して守備をして出ていこうと。
良かったところが多かったですけれど、今の現状のやられてはいけない時間帯、やられてはいけない形、そこは責任を感じています。それぞれ思いがある中でどう修正していくか。内容は良かった、惜しかった、点が取れていればということではなくて、点が取れないところ、取られてはいけないところで取られるところ。
トータルはすごくよく戦ってくれましたし、ベースを出してくれたとは思います。それを継続しながら、上げていくことはしないといけないと思いますし、一人ひとりが責任を持ってもっとやっていかないといけないと思いました。
もう天皇杯は取り返しがつかないので、リーグ戦とルヴァンカップに集中してやっていくしかないので。ポジティブに考えるところとシビアに考えるところをしっかりと頭に入れて、その両面が出たゲームになりました。非常に残念です。申し訳ないですし、また次に向かうしかないので、中2日の次の試合に向けて準備していきます。
山口監督 質疑応答
- 石橋選手が上下に躍動して非常に良かった印象だったが、今後リーグ戦に絡んでいくために足りていない部分は。
足りないものはたくさんありますし、足りていることもたくさんあります。やっぱり最後のところでどう直結するプレーができるかどうかという選手だと思うので、今日に関してはそのプレーが一辺倒になってしまうところが彼の課題だと思います。良いものを持っているからこそ、その状況をどう作るのか、相手が嫌なことをどうするのかというのは大きな課題です。
それは瀬凪(石橋)だけでなく、ツグ(石井)もそうですし、自分の状況を周りを使ってどう作り出すのかというのは、特に若い選手、もしくは点を取りたい選手はそうなりがちなんですけれど。そこのきっかけをひとつ掴めば、周りを上手く使いながらそのストロングを強く出せる。
どんな相手でも、立ち位置も含めてですけれど、そこは足りないというか、まだまだやっていかないといけない部分はあると思います。ただし、今日チャンスもありましたし、そこに入っていく走力というものは見せてくれましたし、守備でも切り替えたところで防いでくれたシーンもありました。
今日の試合に限っては良かったと思いますけれど、負けているので。だから選手の価値が上がるかというとそうではないですし、やっぱり勝利に繋げられるようなことをみんなでやっていきたいので。それは彼だけじゃなく、みんなに対してそう思っています。
- 相手を上回っている部分もあったと思うが、それをこじ開けるために必要なものはなにか。
そうですね、ゴール前までいけるシーンが今日はたくさん作れましたし、作ろうとした中での意図的なプレーはたくさんあって、それは良かったと思います。ただ、惜しい。じゃあそれをどう捉えて練習するかだと思うので、みんなシュート練習をしますけど、そのシチュエーションが本当にあるのかどうかを考えてやらないといけないと思いますし、こっちも求めてやらないといけないと思います。
90分の中で、決定的なシュートチャンスが1~2回の中でどれだけ研ぎ澄まされた状況で、状態で打てるかどうかというのはすごく大事な要素だと思います。もちろんクオリティを上げると簡単に言いますけれど、そういうものは簡単には上がらないものなので、時間をかけつつ、その意識を高めつつというのは大きな課題です。
逆にシュートを打たないといけない時、クロスを上げてほしい時、そういうところで選択をできないという決断のところもあるので。うちの選手はその状況でベストな選択をもっともっとできると思いますし、もっとベストな選択をしてチーム全体が前への推進力を出せると思っているので。そこは促しながら、向き合ってもらいながら、犠牲心を持ちながらやってもらうしかないと思います。
僕自身は、戦術を含めた考え方で選手がダイナミックにできるようにするのが課題というか、それに尽きるので、それが正解かどうかは分からないですけれど、そういうものをより上げていかないといけないと思います。
選手コメント
FW10鈴木 章斗

(点は取れなかったが、攻撃の手応えはあったのでは?)
フォーメーションもそうですし、前に前にという意識でみんなできていたかなと思います。
(自身はワントップでプレーしたが?)
前線の3人で流動的に動くことを練習で言われていたので、みんなが流動的にできていたと思います。僕自身は目の前の相手のセンターバックに勝つことだけを意識してプレーしていたので、自分の役割としてしっかりボールを収めることや最後クロスに入っていくことは、100点ではないですけどそれなりにはできたかなと思っています。
(フィニッシュについて必要なことは?)
去年からの課題であるセットプレーでやられてしまいましたし、僕たちもセットプレーでなかなか点を取れていないので、上に上がっていくにはそこが攻守において大事だと思います。
FW9小田 裕太郎

(攻撃の手応えはあったのでは?)
第一にゴールを決めなければいけないというのはありますけど、今日は3トップで僕はシャドーをやって、(鈴木)章斗や(小野瀬)康介くんとの関係性をうまく築いてチャンスをつくれたことはよかったかなと思います。
(鈴木章選手との距離感がよかったと思うが?)
そうですね、近くでプレーすることは監督からも言われていましたし、章斗は受けるのがうまいので、その背後だったりは意識していました。
(実際その形で決定機もあったが、早くゴールを決めたい?)
決めたいですし、でも今日はこれまでの試合とはまた違った、個人的な収穫と言っていいか分からないですけど、味方との連係を含めて少しずつよくなってきたとは思います。でも負けているので、もっと徹底していかなければいけないと思っています。
(ゴールをこじ開けるために必要なことは?)
今日に関してはシュートまで行けないということではないので、チャンスがたくさんあったことはポジティブに捉えていますけど、点が入らないと意味がないので、ゴール前の鋭さだったり、もっと集中していかないといけないなと思います。
MF25奥埜 博亮

(攻撃についてどう感じているか?)
チャンスはつくれていたと思いますし、チームとして前にプレーすることをみんな意識していたので、前へのプレーが出るシーンが多かったのかなと思います。
(ゴールをこじ開けるために必要なことは?)
最後のシュートやゴールの部分は個の質や個の力が関わってくると思うので、まずはそこを個人個人が上げることが大事だと思いますし、それでも取れないのであればチャンスを試合のなかでもっともっと数を増やしていくしかないと思う。今日も相手の守備を考えたうえでもうちょっとチャンスを増やせたと思います。
(120分にわたりハードワークしたが?)
どれぐらい動いたか分からないですけど、たぶんお互いにしんどかったと思うので、自分もパワーを出すポイントを考えながらプレーしていましたし、チームとしてのバランスも大事だったと思うので、そのバランスをより意識してプレーしていた。もう少しゴールに係わる部分で怖さを出していけたらと個人的には思います。
(すぐリーグ戦が再開するが今日の試合は活きるか?)
カップ戦とリーグはまた違うと思いますし、相手も違うのでどうなるかは分からないですけど、今日のような前の意識だったりゴール前に入っていく人数は今日少しよさが出たかなと思うので、そういうところは継続しつつ、また相手が変わるので、しっかりとチーム全員が相手と自分たちを見ながらプレーできればより良いプレーができると思います。
(古巣との対戦になるが?)
そうですね、僕にとっては古巣なので、自分ができるところを見せたい気持ちはありますけど、でもまずはいまなかなかチームが勝てていないので、しっかりチームが勝てるように、その力になれるようにやっていけたらと思います。
MF20石橋 瀬凪

(積極的に仕掛けていたと思うが?)
自分がいちばん武器としているドリブルは縦突破なので、その部分で言ったら今日はなかなか突破できなかった。縦を警戒してくる相手でも縦に行けるように、もっともっとやっていきたいなと思います。
(相手にうまく守られた?)
そうですね、内には行けるんですけど縦の対応がうまかった。それでも僕はタイミングをずらしてというドリブルをやってきているので、もっともっと磨きたいなと思います。
(久々の公式戦の先発だったが?)
あまり試合に絡めていない状況でも腐らずに練習からやってきたので、その練習の成果が出たかは分からないですけど、ピッチに入っても堂々とやれるのは練習からやってきたことなので、それができたことはよかったかなと思います。
(リーグ戦にどう活かしていきたいか?)
まだ出場して得点に絡んでいないので、チームとしても得点力は課題だと思いますし、そこに自分が入っていけるように頑張っていきたいと思います。
7月16日(水)天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会3回戦 湘南vs清水戦 試合後監督・選手コメント
監督コメント
山口監督 総括
非常に残念です。平日の天候が悪い中で来ていていただいたホームの戦いで、結果を出せなかったことに対してすごく残念です。選手は自分たちからアクションを起こして相手のゴールに迫ることを増やしていこうということをよくやってくれたと思う。コンパクトにしながら自分たちの良さを出して守備をして出ていこうと。
良かったところが多かったですけれど、今の現状のやられてはいけない時間帯、やられてはいけない形、そこは責任を感じています。それぞれ思いがある中でどう修正していくか。内容は良かった、惜しかった、点が取れていればということではなくて、点が取れないところ、取られてはいけないところで取られるところ。
トータルはすごくよく戦ってくれましたし、ベースを出してくれたとは思います。それを継続しながら、上げていくことはしないといけないと思いますし、一人ひとりが責任を持ってもっとやっていかないといけないと思いました。
もう天皇杯は取り返しがつかないので、リーグ戦とルヴァンカップに集中してやっていくしかないので。ポジティブに考えるところとシビアに考えるところをしっかりと頭に入れて、その両面が出たゲームになりました。非常に残念です。申し訳ないですし、また次に向かうしかないので、中2日の次の試合に向けて準備していきます。
山口監督 質疑応答
- 石橋選手が上下に躍動して非常に良かった印象だったが、今後リーグ戦に絡んでいくために足りていない部分は。
足りないものはたくさんありますし、足りていることもたくさんあります。やっぱり最後のところでどう直結するプレーができるかどうかという選手だと思うので、今日に関してはそのプレーが一辺倒になってしまうところが彼の課題だと思います。良いものを持っているからこそ、その状況をどう作るのか、相手が嫌なことをどうするのかというのは大きな課題です。
それは瀬凪(石橋)だけでなく、ツグ(石井)もそうですし、自分の状況を周りを使ってどう作り出すのかというのは、特に若い選手、もしくは点を取りたい選手はそうなりがちなんですけれど。そこのきっかけをひとつ掴めば、周りを上手く使いながらそのストロングを強く出せる。
どんな相手でも、立ち位置も含めてですけれど、そこは足りないというか、まだまだやっていかないといけない部分はあると思います。ただし、今日チャンスもありましたし、そこに入っていく走力というものは見せてくれましたし、守備でも切り替えたところで防いでくれたシーンもありました。
今日の試合に限っては良かったと思いますけれど、負けているので。だから選手の価値が上がるかというとそうではないですし、やっぱり勝利に繋げられるようなことをみんなでやっていきたいので。それは彼だけじゃなく、みんなに対してそう思っています。
- 相手を上回っている部分もあったと思うが、それをこじ開けるために必要なものはなにか。
そうですね、ゴール前までいけるシーンが今日はたくさん作れましたし、作ろうとした中での意図的なプレーはたくさんあって、それは良かったと思います。ただ、惜しい。じゃあそれをどう捉えて練習するかだと思うので、みんなシュート練習をしますけど、そのシチュエーションが本当にあるのかどうかを考えてやらないといけないと思いますし、こっちも求めてやらないといけないと思います。
90分の中で、決定的なシュートチャンスが1~2回の中でどれだけ研ぎ澄まされた状況で、状態で打てるかどうかというのはすごく大事な要素だと思います。もちろんクオリティを上げると簡単に言いますけれど、そういうものは簡単には上がらないものなので、時間をかけつつ、その意識を高めつつというのは大きな課題です。
逆にシュートを打たないといけない時、クロスを上げてほしい時、そういうところで選択をできないという決断のところもあるので。うちの選手はその状況でベストな選択をもっともっとできると思いますし、もっとベストな選択をしてチーム全体が前への推進力を出せると思っているので。そこは促しながら、向き合ってもらいながら、犠牲心を持ちながらやってもらうしかないと思います。
僕自身は、戦術を含めた考え方で選手がダイナミックにできるようにするのが課題というか、それに尽きるので、それが正解かどうかは分からないですけれど、そういうものをより上げていかないといけないと思います。
選手コメント
FW10鈴木 章斗
(点は取れなかったが、攻撃の手応えはあったのでは?)
フォーメーションもそうですし、前に前にという意識でみんなできていたかなと思います。
(自身はワントップでプレーしたが?)
前線の3人で流動的に動くことを練習で言われていたので、みんなが流動的にできていたと思います。僕自身は目の前の相手のセンターバックに勝つことだけを意識してプレーしていたので、自分の役割としてしっかりボールを収めることや最後クロスに入っていくことは、100点ではないですけどそれなりにはできたかなと思っています。
(フィニッシュについて必要なことは?)
去年からの課題であるセットプレーでやられてしまいましたし、僕たちもセットプレーでなかなか点を取れていないので、上に上がっていくにはそこが攻守において大事だと思います。
FW9小田 裕太郎
(攻撃の手応えはあったのでは?)
第一にゴールを決めなければいけないというのはありますけど、今日は3トップで僕はシャドーをやって、(鈴木)章斗や(小野瀬)康介くんとの関係性をうまく築いてチャンスをつくれたことはよかったかなと思います。
(鈴木章選手との距離感がよかったと思うが?)
そうですね、近くでプレーすることは監督からも言われていましたし、章斗は受けるのがうまいので、その背後だったりは意識していました。
(実際その形で決定機もあったが、早くゴールを決めたい?)
決めたいですし、でも今日はこれまでの試合とはまた違った、個人的な収穫と言っていいか分からないですけど、味方との連係を含めて少しずつよくなってきたとは思います。でも負けているので、もっと徹底していかなければいけないと思っています。
(ゴールをこじ開けるために必要なことは?)
今日に関してはシュートまで行けないということではないので、チャンスがたくさんあったことはポジティブに捉えていますけど、点が入らないと意味がないので、ゴール前の鋭さだったり、もっと集中していかないといけないなと思います。
MF25奥埜 博亮
(攻撃についてどう感じているか?)
チャンスはつくれていたと思いますし、チームとして前にプレーすることをみんな意識していたので、前へのプレーが出るシーンが多かったのかなと思います。
(ゴールをこじ開けるために必要なことは?)
最後のシュートやゴールの部分は個の質や個の力が関わってくると思うので、まずはそこを個人個人が上げることが大事だと思いますし、それでも取れないのであればチャンスを試合のなかでもっともっと数を増やしていくしかないと思う。今日も相手の守備を考えたうえでもうちょっとチャンスを増やせたと思います。
(120分にわたりハードワークしたが?)
どれぐらい動いたか分からないですけど、たぶんお互いにしんどかったと思うので、自分もパワーを出すポイントを考えながらプレーしていましたし、チームとしてのバランスも大事だったと思うので、そのバランスをより意識してプレーしていた。もう少しゴールに係わる部分で怖さを出していけたらと個人的には思います。
(すぐリーグ戦が再開するが今日の試合は活きるか?)
カップ戦とリーグはまた違うと思いますし、相手も違うのでどうなるかは分からないですけど、今日のような前の意識だったりゴール前に入っていく人数は今日少しよさが出たかなと思うので、そういうところは継続しつつ、また相手が変わるので、しっかりとチーム全員が相手と自分たちを見ながらプレーできればより良いプレーができると思います。
(古巣との対戦になるが?)
そうですね、僕にとっては古巣なので、自分ができるところを見せたい気持ちはありますけど、でもまずはいまなかなかチームが勝てていないので、しっかりチームが勝てるように、その力になれるようにやっていけたらと思います。
MF20石橋 瀬凪
(積極的に仕掛けていたと思うが?)
自分がいちばん武器としているドリブルは縦突破なので、その部分で言ったら今日はなかなか突破できなかった。縦を警戒してくる相手でも縦に行けるように、もっともっとやっていきたいなと思います。
(相手にうまく守られた?)
そうですね、内には行けるんですけど縦の対応がうまかった。それでも僕はタイミングをずらしてというドリブルをやってきているので、もっともっと磨きたいなと思います。
(久々の公式戦の先発だったが?)
あまり試合に絡めていない状況でも腐らずに練習からやってきたので、その練習の成果が出たかは分からないですけど、ピッチに入っても堂々とやれるのは練習からやってきたことなので、それができたことはよかったかなと思います。
(リーグ戦にどう活かしていきたいか?)
まだ出場して得点に絡んでいないので、チームとしても得点力は課題だと思いますし、そこに自分が入っていけるように頑張っていきたいと思います。