CAMPUS
湘南ベルマーレ新規学習事業「CAMPUS」始動のお知らせ
この度、湘南ベルマーレでは新規学習事業「CAMPUS(キャンパス)」を開始することとなりました。
CAMPUSの目的は「人生と地域を豊かにする、スポーツ文化が根ざしている世の中の創造」です。
これまで、湘南地域の皆さんと共に歩んだ湘南ベルマーレの歴史には、1999年のクラブ存続危機にはじまり、様々な紆余曲折がありました。同時に多くの新しいチャレンジがあり既成概念にとらわれない新風をスポーツ界に吹かせてきました。
クラブとして経験した様々なことを、成功や失敗に関わらず多くの人と共有すること、またこれまでになかった新しい学びの機会をつくり、地域のスポーツ文化の振興に役立てていきたいと考えています。
クラブ内外を問わず様々なコンテンツを継続的に実施してまいります。ぜひご期待ください!
CAMPUSとは
「スポーツを学んで豊かな湘南を」
私たちが培ってきた様々な歴史や知識を、皆さんと可能な限り共有します。
クラブ内は当然ですが、クラブ外の人にも情報を共有して将来の人生や夢に生かしてもらう。
多くの子どもたちがスポーツ業界で働きたいと夢を描いても、その受け皿はとても小さいのです。
心身健全で定年を迎えた人々にも、スポーツ界で能力を発揮できるように学習の場を提供したい。そんな夢の実現により湘南でスポーツに携わる人が増えることがやがてベルマーレの大きな力になると信じています。
MISSION -ミッション-
「みなの校庭づくり」
グラウンドやジムで技術を学ぶだけでなく、座学で笑顔でスポーツを学ぶ。難しい学問をやるわけではありません。資格取得を目指すわけでもありません。
放課後の校庭で遊ぶようにスポーツを学ぶ。その校庭からはボランティアも含めてスポーツで豊かな人生を送れる人々が生まれ、スポーツ界で活躍する人が全国で一番多いホームタウンにしたいのです。
コンテンツ
取締役会長 眞壁潔による講演会(全8回)
26年前、クラブ存続危機から再出発したベルマーレは多くの失敗と地域の支援によって今日があります。
クラブがどのように歩み、様々な局面で決断し生きてきたのかを、全8回に渡り2000年から2025年まで年代を追って講演いたします。
アカデミー(U-13)へのEnglish Class
英語を話せることで広がる世界があり、高まる可能性があるという考えのもと、湘南からより多くの国際人を輩出することを目的に「English Class」をスタートさせました。
アカデミーの先輩でありリヴァプールFCに所属する遠藤航選手をはじめ、多くの湘南出身選手が世界の舞台で活躍しています。
初回のレッスンでは、座学に加え、グラウンドの中で“英語しか話してはいけない”というルールのもとでトレーニングを実施しました。
サッカーを通じて英語に触れることで、英語に興味を持ち、語学力とコミュニケーション能力を養うきっかけとするため、アカデミーの中学1年生を対象に定期的に実施していきます。
元湘南ベルマーレ選手・高田保則氏による「伝え方講座」実施
1997年から2005年まで湘南ベルマーレで活躍した高田保則氏を講師に迎え、伝える力を養うための講座を実施いたします。
詳細は追ってお知らせいたします。
※CAMPUSのコンテンツは今後随時拡大されます。また、活動の報告は湘南ベルマーレ公式サイト内の「CAMPUS」ページにてお知らせいたします。
MESSAGE -メッセージ-
「壁をつくらず仲間をつくる」
目に見えない「スポーツ文化が根差したコミュニティ」
それはベルマーレが更なる成長のために欠かすことのできない柱のひとつです。
私たちは多くのサポーター、ボランティア、650を超えるスポンサーや行政、公益財団等と共にJクラブの中でも胸を張れる“スポーツ文化の根差した地域”を創り上げてきました。
しかしこれからはJクラブの中ではなく世界の先駆の歴史に学ぶことだと思います。
世界に目を向けると、なぜ小さな町でもプロクラブがあり、なぜ地方都市の駅前に屋根付きのスタジアムが出来るのか。なぜ年間シートが継続されていくのか。
それは生活の一部であり文化であるから。多くの市民がクラブやチームを愛しフットボールを理解しクラブ経営に意見しています。そしてクラブは壁をつくらず仲間をつくる。
ある時は対峙したり、ある時は協働したりしながら仲間とともに育ててきたのだと思います。そんな多くの仲間で創ったものだから社会の中での優先順位が高い。
私たちの25年の歴史と経験を皆さんに提供し「壁をつくらず仲間をつくる」を合言葉に地域にしっかり根を張っていきます。
私たちは、この学習プログラムをCAMPUSと名付けました。
株式会社湘南ベルマーレ 取締役会長 眞壁潔