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【CAMPUS】英語を学んで世界へ!U-13「Bellmare English Class」レポート

湘南ベルマーレが新たにスタートした「CAMPUS(キャンパス)」では、湘南エリアのスポーツ文化度が上がるための様々な取り組みをクラブ内、クラブ外に向けて行っていきます。
今回はその中のひとつ、ベルマーレアカデミー(育成・普及組織)の中学年代、U-15の中学1年生(U-13)のメンバーに向けて行った「Bellmare English Class」の様子をお届けします!

English Classのコーチを務めるのは原田慎太郎コーチ!
今年からベルマーレアカデミーの一員となった原田コーチはJリーグの横浜F・マリノスや大宮アルディージャなどでプレーしたのち、アメリカに渡り10年間で4チームでプレー。その間イングランドや香港のクラブなどでもプレーし、英語を習得しました。

このEnglish Classは英語を話せることで広がる世界、高まる可能性があるということ、そして湘南からより多くの国際人を輩出するということを目的にスタートしました。

クラスはまず室内からスタート。最初に選手たちが目にしたのは…
アカデミーの先輩であり、リヴァプールに所属し日本代表のキャプテンである遠藤航選手のインタビュー映像。試合後に流暢な英語で受け答えする姿をじっと見入っていました。

遠藤選手だけではありません。過去をさかのぼれば中田英寿さんもそうであったように、町野修斗選手、大橋祐紀選手、そして中学1年生のU-13の選手にとってわずか7歳差である小杉啓太選手も海外で大活躍しています。

「世界で活躍するためには?」という原田コーチの言葉に…
「語学力が必要!」「コミュニケーション能力が必要!」と選手たち。まさに、先輩たちはサッカーの能力はもちろんのことチームスポーツで絶対的に必要な語学を習得して活躍しているのです。
「自分たちもいつかは世界へ!」と考える選手たちにとって大きな刺激となったことでしょう。

その後、自己紹介を英語で行うなどのグループワークののち、「この扉を出たら日本語禁止。English only!」と言われいざグラウンドへ。

グラウンドでは準備の段階からコーチの指示はすべて英語です。
なんとか理解しようと耳を傾ける選手たち。理解できないからといってストップするのではなく、まるで海外でプレーしているかのようにトレーニングは続いていきます。
聞く以上に発するということが難しいようでしたが、コーチから発せられた言葉を真似して、プレーしながら「Man on!」「Chest!」「Be wide」などの言葉を使ってチームメイトとコミュニケーションを図っていました。

ウォーミングアップから最後のゲーム形式まで約1時間半。原田コーチの働きかけによって選手たちもできるだけ英語を使う努力をし、最後までやり切りました。

まだまだ慣れや積み重ねが必要ですが、終わったあとの選手たちからは「英語に興味を持った」「もっと話せるようになりたい」「海外の人とサッカーがしてみたい」「もっと勉強して積極的にコミュニケーションをとりたい」といった感想が聞かれました。

このEnglish Classは通常のトレーニングの合間に継続して行われる予定です。
吸収したい、成長したいと願うアカデミーの選手たちにとって素晴らしい機会となっています。

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