馬入日記

【馬入日記:12月12日】遠藤選手&亀川選手がU-21日本代表に選出!!

嬉しいニュースです!
この度、遠藤航選手と亀川諒史選手がU-21日本代表に揃って選出されました!!
U-21日本代表は、来年の1月5日から28日の期間、オマーンで行われる「AFC U-22選手権Oman2013」に出場します。

U-21日本代表はリオデジャネイロオリンピックを目指す年代。
オマーン遠征から指揮を執る手倉森新監督のもとで、2014年から新たなスタートを切ります。

遠藤選手はずっとこの年代の中心選手であり、キャプテンも務めてきました。
一方、亀川選手は今年の11月に初めてU-20日本代表に選出され、今回2回目の選出となりました。
ベルマーレにとっても、二人の選出は本当に喜ばしいことです!

遠藤選手は11月10日の鹿島戦で負傷。右ヒザの前十字靭帯の不全損傷により、今もリハビリに励む日々です。

「今の足の状態としては8割・9割くらいまで治っていて、もう少しでサッカー的な動きを入れていくという感じです。1月の代表に向けてコンディションアップしていけると思います。今回のケガは、少し違えば大きなケガになってしまう部位だったんですけど、そんなにひどくはなかったので、不幸中の幸いというところもあると思います」

リーグ戦の最後でピッチに立てないという悔しさもあったと思いますが、「なぜケガをしたのかということを、メディカルスタッフと話をした時に、自分の直さなければいけない癖なども分かったので、落ち込むのではなく、いい時間にしていきたいという気持ちのほうが強いです」と遠藤選手。

今はリハビリ、そして1月5日からは遠征、帰ってくる時にはチーム始動とほとんど休みはない状態。
「オフはほとんどない覚悟です。少しもらえそうなオフの時間も、自分でしっかり体を動かして準備したいと思います」と。

代表では、一番上の年齢として、様々なチームから集まる選手たちをまとめるのも大きな役割です。

「難しさもありますが、そういう役割も重要だと思うのでしっかりやれればと思います。練習や試合の時に、ちゃんと言いたいこと言えたり、コミュニケーションをとることができるチームにしていかなければと思います」

ぜひご期待下さい!!

 
そして、遠藤選手と共にU-21日本代表に選出された亀川選手!

前回の代表はより広い範囲の中での選出でしたが、今回は前回よりも狭き門。その中で続けて選ばれたことは大きな自信になることでしょう。

「普段、試合に出ていないとこういうチャンスももらえないと思うので、今年チームで試合出場を重ねることができたことが大きかったと思います。本当にこのチームあっての自分だと思うので、感謝しています」と亀川選手。

サッカー選手にとっては貴重な、1月のオフがなくなりますが…「嬉しい気持ちのほうが強くて全然気にならないです」と。

2回目の代表選出ということで、どんなことを意識しているでしょうか。

「1回目はサッカー以外の場所でなかなか自分を出せなかったので、次は期間も長いですし、もっと自分らしさを出せればと思います。選んでいただいたからには、個人としてもしっかり結果を残したいと思っています。すごく楽しみです」と。

ところで、リーグ最終戦となった大宮戦について。試合は0-1で敗戦を喫しました。

「個人としては、その前の広島戦と同じで本当によくなかった。最後の試合は絶対に勝って終わりたかったし、負けている試合はずっと1点差だったんですけど、最後の試合でもそこが出てしまって本当に悔しかった。チームとしてはやることもはっきりしていたし、ブレていなかった。チームとしてやっていたことは負けていなかったと思います。点を決めるであったり、1対1で止めるであったり、最後の個の部分で、足りていなかったことをすごく感じています」

悔しさを強く感じた最後の試合。
しかし、シーズンをトータルで見ると多くの経験を積んだ色濃い一年だったことでしょう。

「本当にいろいろなことがあった一年でした。年齢は関係ないとは思うけど、今の自分の若さでJ1の試合に出られたというのは自分の中で自信になったし、出なければ気づけなかったこともたくさんありました。もっと上を目指すには、もっとうまくならなければいけないということを、本当に強く感じた一年でした。チームとして結果が出せなかったということは、もっとチームとしても強くならなければいけないけど、一番感じているのは、個人として、もっともっと、うまくならなければいけないということです」

コンスタントに試合に出場し、年代別の代表に選ばれるということは、「去年の今頃はなかなか想像することができなかった」こと。
でも、自分の手で掴みとったものです。
責任を強く持つことで、またさらに成長していくに違いありません。