馬入日記

【馬入日記:10月28日】「すべてを出し切る」永木選手インタビュー

昨日、アウェイでアルビレックス新潟と対戦しました。
残り試合が少なくなり、プレッシャーのかかる中ではありますが、目の前の試合で「GET3」を目指すことに集中して挑んだ試合でした。

しかし、PKで2点を先行され、さらに前がかりになったところで3失点目を喫する苦しい展開。
77分に永木選手のゴールで1点を返すと、その後怒涛の攻撃。
亀川選手のクロスからオウンゴールが生まれ1点差まで詰め寄り、さらに猛攻を仕掛けるます。
しかし無情にもタイムアップ。悔しい敗戦となりました。

「PKは2本とも本当にもったいないファールだったと思う。あそこまでもっていかれたというのもあるけど、もっと冷静に対応できだったと思うし、飛び込まずにシュートを打たせてもブロックできるという形にすべきだった。本当にもったいなかったと思います。3失点目は、自分たちも点をとりにいっていたので失い方も悪かった。ボランチの一人が奪われてしまうと数的不利になってしまうし失くしてはいけないところで失くしてしまった。自分たちの責任だと思っています。失った後きれいに崩されてしまったし、本当に自分たちの力が足りなかったと思います」

そう語るのは、永木選手。
自身のこと、チームのことを厳しく見て、なんとしても改善したいと考えています。

「前半から、もう少し前からいきたかった。相手はマンツーマンでプレッシャーも速かったけど、奪われる位置が悪かったと思います。ボールを失くすのが自分たちの陣地だったので、なかなか前からプレッシャーにいききれなかった。本当なら、いつものように前からプレッシャーをかけて、後ろの3枚が狙いやすいようにしたかった。後半に入って、少しフォーメーションを変えてよくなったと思うけど、やっぱり前半からできなければいけなかったと思います」

後半の猛攻を思えばこそ、さらに悔しさは募ります。
自身のゴールシーンについては。

「自分も後半から、ポジションは一緒ですけど、意識的に憲(岩尾選手)を後ろにして僕が前にいくという感じだったので、ああいうクロスに入っていこうと思っていました。いい形で洋平(大竹選手)がためをつくってコバショウ(古林選手)に渡って、そのタイミングで“来るな”という感じがあったから、思い切って入っていきました。練習していた形だし、ボールがよかったので僕は合わせるだけでした。追及していくと、自分に足りないのはああいうゴール前に入っていくところだったり、精度の部分だと思っていました。昨日も、あの後もう一度チャンスがありましたけど、決め切るところは自分の足りないところだと思っているので、今後も意識してやっていきたいと思います」

また、昨日はハングギョン選手の出場停止もあり、ボランチを組んだのは岩尾選手でした。

「憲とは天皇杯もやってるし、お互い3年目でずっと一緒にやってきている仲間なので、お互いの特徴はよく分かっています。そういう点では違和感はなかった。憲とグギョンは特徴が違いますけど、お互いの特徴を生かしながらできたと思います。ただもう少し、前半から僕と憲で前に声を掛けながら自分たちもポジションを前にして守備をしたかった。それがもう少しやりたかったところです」

リーグ戦のほうは1週空き、次の試合は11月10日(日)の鹿島アントラーズ戦。
ホームでの試合となります。

「最低でも2勝1分しなければいけないし、それでも相手次第というところもある。当たり前ですが、本当にこれまで以上に、一番気持ちを出さなければいけないと思っています。4チームはすべて強いチームなので、気持ちも技術も、すべて出し切ってやらなければいけない。本当に悔いの残らないように、自分もチームもやっていきたいと思います」

固い決意は、必ずやプレーで見せるはずです。
まずは10日の鹿島戦に向け、2週間でいい準備を。
そして、ぜひ鹿島戦へのご来場、お待ちしています!!

※鹿島戦情報はこちら
http://www.bellmare.co.jp/92322