馬入日記

【馬入日記:9月25日】浦和戦まであと3日。亀川選手インタビュー

今週末はホームに戻って浦和レッズとの対戦です!(28日16:00キックオフ)
アウェイ2連戦のあとは、ホームで浦和、名古屋との2連戦となります。

さて、先週末の大分戦でスタメン出場した亀川選手。
練習後に話を聞きました。

「相手も追い込まれた状況で、こちらももちろん大事な試合で、お互いに気持ちの入った試合になったと思います。個人的には久しぶりの試合で、自分としてはいつでもいける準備はしていたので、不安はまったくなかった。大事な試合でスタメンで使ってもらえたということで、本当にやるしかないという気持ちで臨みました」

結果は2-1の勝利。先制し、追いつかれるも後半に勝ち越し点を挙げました。

「3点ともコーナーからでよく似た得点でしたけど、気持ちが入っていたからこそ、ボールがタケくん(武富選手)の前に落ちてきたんだと感じました。本当にそれくらい気持ちが入った試合だったと思います。自分たちが先制して、いいように試合を運べました。相手は後がない状況だったのでとりにくる姿勢というのはすごく持っていて、前半のうちに追いつかれてしまったけど、自分的には後半まだ全然いけるという感じがしていました。ああいう展開の中で勝ち切れたというのは大きかったと思います」

前半、大分の選手の負傷により一時試合が中断し、さらに島村選手の負傷退場で亀川選手はDFラインにポジションを移すことになりました。

「急な変更でしたけど、何度もあのポジションをやっているし天皇杯でもフルで出ていたので、たし不安はまったくなかったです。後半はまたチェンジしましたけど、両方対応できてよかったなと思いました」

この試合、亀川選手は22節の甲府戦以来、4試合ぶりの出場でした。その期間、どんな風に過ごしていたのでしょうか。

「メンバーには絡んでいたけど、途中からも出られていない状況でした。でもチャンスはくると思っていたし、絶対に曹さんは見てくれてると思っていたので、呼ばれた時に自分の力をチームのために出し切れるように、練習から100%で取り組んでやっていたという感じでした」

どんな時も変わらない、激しいポジション争い。
選手たちは常に変わらぬモチベーションでトレーニングしています。メンバー入りを勝ち取るため、亀川選手としては、どんな強みを出していきたいと思っているのでしょうか。

「チームとしてもそうですけど、個人としても走力では負けたくないと思っています。大分も浦和もそうですけど同じフォーメーションなので、絶対にそこの対面する相手との1対1では負けたくない。あとはチームのためにどれだけできるかだと思っています」

思えば、昨年はケガと闘う日々でした。

「去年1年はほとんどサッカーできなかったんですけど、その1年があって今の自分があるということを感じます。不安もあったけどそういうものを乗り越えて、人間としてもひとつ大きくなれたと思います。今年からがスタートだと思ってシーズンに入ったんですけど、本当に試合に出ないと分からない部分や感じられない部分がたくさんあった。徐々に慣れてきて、自分のよさを出せたり、もっと練習しなきゃいけないというのも感じています。J1の舞台というのも大きいと思いますけど、すごくいい経験を積ませてもらっています。でも、本当に去年の1年は、周りから見たらサッカーもできていなくて無駄だったと思われるかもしれないですけど、僕自身にとっては大きな1年だったと思います」

残り8試合。痺れるような終盤戦を迎えています。
降格圏からはまだ抜け出せていませんが、トレーニングはシーズンの最初と何ら変わらず、前向きな雰囲気に包まれています。

「いま甲府と勝点6差ですけど、去年もこの終盤に勝てない時期があったし、最後の試合まで京都のほうが有利だったけど、逆転で昇格という形もあった。そういう経験もしているし、ホームでもアウェイでも多くのサポーターが勝ちを信じて応援してくれてているのも大きいと思います。これから何が起きるか分からないし、全然無理な状況ではない。みんなで前向きに自分たちのサッカーを信じてやっていくしかないと思っています」

さぁ、次節は浦和を迎えての対戦です。

「アウェイのレッズ戦の時は試合の2日前くらいにケガをしてしまった。試合は現地に観に行ったんですけど、すごい雰囲気だったし、名の知れた選手もたくさんいて、この試合に出たかったとすごく感じていました。次、もし出られたら、代表の選手とかいる中でも、ビビらずに、自分のよさをしっかり出して戦っていきたいと思います」

※28日浦和戦情報はこちら!
http://www.bellmare.co.jp/89897