馬入日記

【馬入日記:10月21日】感動・興奮・劇的!鳥栖に勝利で3位浮上!

091021-1歓喜に沸いた平塚競技場。
0-0で迎えた後半ロスタイム、アジエル選手が右足で出した完璧なパスを田原選手が受け、倒れこみながらシュート!
吸い込まれるようにゴール右のネットを揺らしました。

「その後のことは覚えていない」という方も多いのではないでしょうか。
劇的な決勝弾を決め、笑顔でガッツポーズを作る田原選手のもとへ、選手たちが次々と飛びつきました。

試合前から激闘が予想された4位×5位対決は、まさしく激闘でした。
ライバル相手に1-0の勝利。これで4連勝、3試合連続完封。勝点は90に達しました。
甲府が横浜FCに0-1で敗れたため、甲府に勝点差で2上回り、3位に再浮上です!

「ゴールに繋がったシュートは、本当に気持ちを込めました。アジエルからのボールが出てきた時は、(アジエルの)利き足じゃなかったので少しビックリしましたが(笑)、うまく受けることができた」と田原選手はゴールシーンを振り返りました。この得点で自身今季9得点目です。

さらに順位のことを問われると、「まだ優勝も狙える位置。貪欲に上を狙ってやっていきたい」と田原選手は迷いなく答えていました。

 
091021-2そして…
ついに帰ってきました、アジエル選手!
9月6日以来の復帰。残り15分で投入されるとスタジアムには大きな歓声と拍手が沸き起こりました。

そして、終了間際。寺川選手からのパスを受けると、前を走る田原選手へ絶妙なパス。ゴールに繋がるアシストをいきなり決めました。

「最後の15分という段階でピッチに送り込んでくれた監督に感謝しています。短い時間で入る意味を考えてプレーしました。こうした拮抗したゲームで仕事をしたいと思っていた。ゴールは決められなかったけど、アシストという仕事ができたことを嬉しく思っています」とアジエル選手。

リハビリ期間中も、いつも明るく笑顔のアジエル選手でしたが、ピッチに立ちたいという強い思いをずっと胸に抱いていたことは間違いありません。

「これからのラスト5試合は人生も変わる5試合。痺れるような試合になると思いますが、多くのサポーターと共に戦い、必ず勝利をプレゼントしたいと思います」と熱い思いを語っていました。

 

 
091021-3そして、勇志湘南賞に選ばれたのは永田選手でした。出場停止の田村選手に代わり、アンカーの位置で90分間奮闘しました。

「アンカーだったので、今日は攻撃というよりは相手のいいところを潰すのが仕事でした。鳥栖戦は1点差になるだろうと思っていましたが、アンカーとしては絶対にゼロで抑えるということを強く意識していました」と永田選手。

運動量も球際への厳しさも求められるハードなポジション。集中力を切らさず走り続けた末の無失点勝利。

「残り5試合というところまできて、当然プレッシャーもあるけれど、色々な思いをプラスに変えて、力を込めてやるしかないと思っています」と気持ちを込めました。

ラスト5試合、450分に全てを懸けます。次節は再び中2日での対戦、アウェイの地でロアッソ熊本に挑みます。水前寺で勝利のダンスを踊りましょう。

※ホームゲームはあと2試合!こんなに面白い終盤戦はありません。「絶対J1!」を合言葉にスタジアムを満員に!
第48節 11月8日(日) 12:30 vs東京ヴェルディ  
第50節 11月29日(日)16:00 vsザスパ草津