馬入日記

【馬入日記:5月23日】川崎戦、そして明後日は広島戦!菊池選手インタビュー

昨日、ナビスコカップvs川崎戦が行われました。
再びの熱戦!見応えのある90分間に、湘南らしさが随所に出ましたが、結果は1-1の引き分け。
菊池選手のゴールで先制するも、終了間際の83分に失点。勝点3をもぎ取ることはできませんでした。

前半40分に決まった菊池選手のゴールは、左のアウトサイドで決めた素晴らしいシュート!ネットに突き刺した瞬間、スタジアムが歓喜に沸きました。

「あの時間帯、いい流れで攻撃ができていて、自分たちのスローインから始まった攻撃でした。うまくミサ(三竿)が上がってきてくれて、賢治さん(馬場選手)がシュートした跳ね返りを、またしっかりミサが詰めてくれて自分のところにこぼれてきた。あそこは思い切って、でもふかさずにミートさせることだけを考えて打ちました。時間帯もよかったと思うし、自分にとっても大きなゴールでした」と菊池選手。

先制しその後も決定機を多く作りました。
後半は川崎の怒涛の攻めを受けることもありましたが、粘り強く、身体を張って守りました。
試合全体の印象としては…

「最近、だんだん自分たちのよさややるべきプレーを出せる回数が多くなっていることは感じています。昨日も、前半から相手のことをしっかり意識した中で、チャンスは何回も作れていたと思う。あとは本当に追加点のところだと思っています。追加点は毎試合の課題になってしまっているし、そこがクリアできないと、J1の舞台ではなかなか勝たせてもらえない。昨日も、1点入れた後に何回もチャンスがあった。僕のところでもチャンスはあったし、そこを決めなければいけないということを痛感した試合でした」と。

後半、菊池選手が長い距離をドリブル突破するシーンがありました。
菊池選手と共にゴールに向かって並走した選手が4、5人!なんとも湘南らしい攻め上がりでした。

「5人くらいが同時に上がってきてくれて、逆に選択肢がありすぎて、どこだどこだって感じでしたけど(笑)、でも自分がドリブルしている時に、そうやって上がってきてくれることで自分にディフェンスがこれなくなったので、そこは早めに自分でいこうって決断をすることができた」

結局自らシュートを選択し、強烈なシュートを枠に飛ばすもGKのビッグセーブに阻まれました。

「あとはシュートの精度が必要だし、もっといいシュートの判断もできたのかなと思います。やっぱり作ってもらったチャンスを決め切る選手にならなければいけない。でも、ああいう攻撃がうちの強みなので、もっとそういったチャンスを増やしたいと思っています」

5月の連戦の中、リーグ戦もナビスコカップも試合出場の多い菊池選手。
しかし疲労を感じさせない運動量で駆け抜けていました。

「大宮戦、昨日の試合と出て、疲労がないと言ったら嘘になりますけど、僕個人としては試合をやっていたり練習でも筋トレを入れたりして体を動かしていたほうが、体がキレるタイプだと思うので、そんなに気にしてはいないです。それに、昨日は楽しくて、走るのが嫌じゃなかった。そういう試合は去年もいくつかあって、守備に戻るのも嫌じゃなかったし、そこから攻撃に出ていくのも体力的にはきついけど、嫌だなと思って走ることはなかった。そういう気持ちの部分は大きいかなと思います」

また、シャドーの位置でプレーすることの多い菊池選手ですが、昨日は3トップの頂点でプレーしました。

「ほとんど初めてやったんですけど、そんなに難しく考えることはなかったです。初めてのポジションで、自分の特徴を消すのではなくてしっかり特徴を出してチームのためになりたいと考えて試合に入りました。みんなにあって僕にないものもあれば、僕にあってみんなにないものもあると思う。自分のよさは裏に抜けることだったり、ボールがこなくても味方が生きるプレーや、シュートまでもっていくプレーなので、そこを出せるように意識しました。うまくいった場面も多かったし、うまくいかなくて、もうちょっとこうすればよかったと思うプレーもありました。でも、すごく手ごたえがあるし、いろんなポジションをやることによって、チームとしてのオプションも増えてくると思うので、そういう意味では次に繋がると思います」

さて、中断前最後の試合はもう明後日に迫っています。広島を迎え、再びホームゲームです。(14:00キックオフ)

「広島は去年優勝したチームだし、自分たちのビデオにも広島を参考にしたものが出てくるくらい質の高いサッカーをするチームだと思う。そういうチームに対して、どれだけ自分たちの縦に速い攻撃や、相手を怖がらないでいいところに入って崩していくというプレーが出せるかだと思う。取られたら、近いところで取り返せばいいんだという気持ちで、相手にとって嫌な場所に入り、後ろにプレーするんじゃなくて、前にプレーして、得点に繋げたいと思う。与えられた状況で自分のプレーを出すということへの自信はあるので、あとは本当に結果を出すことだと思っています。いい試合ができている中で、勝ち切ることができていないので、勝つために、最後の部分の質を上げていかなければと思っています」

インタビュー中、何度も何度も「必ず勝点3をとりたい」「本当に結果がほしい」と繰り返した菊池選手。

広島戦、内容と共に結果にこだわり、勝点3をしっかりと掴みたいところ。
ぜひ、熱い熱いご声援、よろしくお願いします。中断に入る前に、勢いのある湘南サッカーを、ぜひスタジアムで生観戦して下さい!

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