馬入日記

【馬入日記:3月31日】サッカーができる喜びを。岩尾選手インタビュー

名古屋戦の翌日、三保グラウンドにて清水エスパルスとの練習試合が行われました。

3・4月はリーグ戦と共にナビスコカップが平日に入ることが多く、かなりタイトなスケジュールとなりますが、そんな中でも練習試合の予定はコンスタントに組まれています。

さて、練習試合後に岩尾選手に話を聞きました。
ケガから待望の復帰を果たし、練習や練習試合でらしさ溢れるプレーを見せています。

「復帰した最初の頃は自分のイメージと体が合わない時があったんですけど、やっていく中で徐々にそういうものもなくなってきました。最近の感触としては悪くないと思っています」と岩尾選手。

以前、リハビリに励む日々の中で、大事なことを感じられたと話していました。

「メンタルの部分の話をしたことがありましたけど、復帰する前から試合をやるためにどういう準備をすべきかを大事にしようと思っていました。練習試合でも普段の練習でも、毎日毎日、いい準備をして迎えられているという自信があるので、そういう意味では、それがプレーに徐々に反映されてきた感じはあります」

練習試合の中でも、ボールに係る回数が多く、岩尾選手から展開されるシーンが多々ありました。

「少しずつ運動量も上がってきて、ボールに係るとか、係ったあとのタッチのフィーリングとかも、いい手ごたえがあるので、そこはさらに質を上げていきたいと思います。対人のところで、昨日の名古屋戦でダニルソンがいい選手だなと思って見てたんですけど、ああいう厳しさはまだまだ足りないし、守備のところで個の力で奪い切ることを増やしていかなければと思います。それから、シュートも意識はしているんですけど、まだ少ないのでもう少し本数を増やしてゴールに向かっていく姿勢も強くしていきたい」

試合の中で起こる様々なことから、多くを感じている様子。
そして、サッカーができる喜びも噛み締めていることでしょう。

「3度もケガをすると、何が最悪の状態なのかは分かるので、今は本当に幸せです。でも、公式戦でプレーできなければ何も意味がないので、まだまだこれからです」

「真ん中にいてくれると安心する」とは、ちょうどバスの後ろの席にいた安藤選手の言葉。頼もしい存在が帰ってきました。

岩尾選手の今後に、ぜひご期待下さい!