馬入日記

【馬入日記:2月26日】「やりがいのある戦い」大野選手インタビュー

3月2日(土)の開幕まであと4日となりました!
昨日のオフを挟み、今日は2部練習でした。

練習後、大野選手に話を聞きました。
まずは現在のチーム状況について。
「練習試合であまりいい結果は出ていないですけど、試合の中ではいい部分もある。開幕戦で悪い部分が出るよりも、今課題をみんなで感じられて、それを改善している作業の途中なので、悪く捉えてはいないです。逆にやりがいがあるなと感じています」

練習試合ではなかなか勝利を得られていませんが、試合の中で様々なチャレンジをしているところ。大野選手の言うように、チーム全体として出た課題に取り組んでいます。

大野選手自身は、体調不良で始動後はしばらく別メニューでトレーニングをしていました。
「最初に出遅れてしまったこともあって、復帰してすぐは動いていて“いま行けたな”とか思うところが多かったけど、だんだんその回数も減ってきたし、試合をこなす中で戻ってきていると思います。いろいろ試合の中で感じる課題も、徐々に改善できていると思うので、今は2日の開幕戦に出られるように、あと4日ですけどしっかりアピールしていきたいと思っています」

昨年はほとんどケガもなく38試合に出場した大野選手。
それでも、試合出場は常に激しいポジション争いの末に掴みとるものです。

「別メニューだった時は、とにかく1日も早くみんなと競争できるように復帰を目指してやっていました。みんなチームメイトでありながらライバルなので、普段は仲がいいけど、そこはピッチの中と外を切り替えてやっています。みんなと切磋琢磨してやっていったらどんどんいいチームになるなということは、今年も感じています」

今季はJ1での戦い。意識するところは…
「やはりプレーの質が高いので、J2の時よりもさらに神経を使わなければと思っています。DFとしては駆け引きのところで負けないことと、最終的には1対1の勝負に負けないこと。チームで守るのはもちろんだけど、1対1という個人の部分でまず負けないようにトライしていきたいと思います」ということ。

新潟ではJ1を経験しました。
「少ししか出てないけど、でも雰囲気とか相手の質はやっぱりJ2とは全然違うことを感じられた。逆に、それがすごく楽しい。この場所でやりたいと思って、もっと実力をつけたいと思ったからその後移籍したわけなので。今回、ベルマーレとしてJ1の舞台というチャンスを掴めたので、結果ももちろん大事だけど、まず湘南らしく、湘南スタイルでやることが大事だと思っています。そうすれば自ずと結果はついてくると思うので、臆することなくどんどんチャレンジしていきたいと思います」

J1を掴んだ昨年一年間の経験は、誰にとっても大きいものだったに違いありません。大野選手も年間を通して試合に出場し続けたのは初めてのことでした。

「90分、そしてシーズンを通してプレーできて試合経験を積むことができたことは大きかったと思います。でも、今のままではJ1では通用しないと思っています。もっとやらなきゃいけない。そういうことを直に感じられるのはJ1の舞台ですけど、本当にその前に、そこにいくまでにチーム内の競争に勝たなければいけないので、まずそこを頑張りたい」

開幕戦はアウェイでの横浜F・マリノスとの神奈川ダービーです。

「去年、開幕戦で京都戦に勝って勢いに乗れたということがあったので、今年も開幕戦がすごく大事だと思っています。そこにまず120%で挑めるように、いいコンディションで臨めるように、あと4日頑張りたいと思います」

熱い想いを抱いて戦う3月2日。
ぜひ、日産スタジアムへ!熱いご声援、よろしくお願いします!