馬入日記

【馬入日記:2月4日】キャンプレポート8日目!鎌田選手インタビュー

今日はタイへ来て5試合目・6試合目となる練習試合が行われました。

バンコクから車で1時間半ほどのチョンブリへ移動し、パタヤ・ユナイテッド、そしてチョンブリ(いずれもタイプレミアリーグ)との対戦。

チョンブリには日本人選手やコーチ、フロントスタッフの方の中にも日本人の方が多く活躍しているチーム。2年前に日本に来た時も対戦しました。

平日にもかかわらず、チョンブリとの試合の際にはスタンドにたくさんの人が。
そしてプレーのひとつひとつに拍手や歓声(ベルマーレのいいプレーにも大きな拍手が)起こり、公式戦のような雰囲気の中で戦うことができました。

曺監督も「こういう環境でできたことはチームにとってプラスになる」と話していました。

結果はパタヤ戦が5-1、チョンブリ戦が3-1で勝利しました。

 
そしてこちらは…

タイのテレビ局の取材を受けた吉濱選手。
…と、レポーターのお兄さん。

タイの方曰く、チョンブリのサッカー番組のレポーターで「地元じゃかなりの人気者!」なんだとか。
吉濱選手が日本語で答えると、大きくリアクションして(まだ訳してないのに)盛り上げてくれていました。

「タイでの激しいサッカーはいい経験になっています。この経験をしっかり日本に帰ってJリーグでの戦いに活かしたいです」と吉濱選手。

ちなみに、吉濱選手はじめ高卒・大卒の新人選手は、Jリーグの新人研修があったため、一度日本へ帰国し新人研修を受け、昨日の夜再びタイへ戻ってきました!

移動も含めかなりのハードスケジュールですが、そんなことを感じさせずみんな元気いっぱい。今日もアグレッシブにピッチを走っていました。

 
さて、こちらは鎌田選手と前田選手。
一人だけ16歳という若さの前田選手、先輩たちにかわいがられています。(ちなみに同部屋は古林先輩!)

キャンプについて、鎌田選手に話を聞きました。

「前に来た時より涼しくてびっくりしてます。暑すぎず、風もあるし過ごしやすいですね。あとはホテルのご飯が美味しいから助かります」と鎌田選手。

確かに、2年前に来た時はもっと日差しが強く蒸し暑かった印象。
今回は、もちろん暑さはあるものの、涼しいと感じる時も。

さて現在のチームに関しては…
「いまチームとして守備のことを中心にやっていて、特にプレスのかけ方や後ろのラインのコントロールなど、意思疎通が図れるようなトレーニングをしているところです。練習試合でも、みんなである程度やれたかなという部分もあります。今までだったらOKだったことも、今年はそれではダメだと思う。昨年からいる選手も要求が上がってきたと思うし、みんなの意識が高くなっていると思います」と鎌田選手。

湘南スタイルに磨きをかけるというのが今年のテーマのひとつ。
「全然違う、新しいことやっているわけじゃないけれど、曺さんからの要求も上がっていると思う。でもやれないことを言われているわけじゃないし、選手が意識してやることだと思う」

そして、新加入選手は、もうずっと前からチームにいるような存在になっています。

「なんていうか、個性的というか(笑)。プレーとか関係なしに、生活面でもそれぞれのいいところを発揮していて、今年も本当に変わらず仲のいいチームです。去年からいる選手が新しい選手にグイグイいってるから入りやすいというのもあると思うけど、新しい選手も壁を作らないでどんどん来てくれるから、接しやすいです」と。

イチオシは?と聞くと…
「安藤!“安藤ワールド”持ってますからね。めちゃくちゃいいヤツ。でも年齢も不詳だし、一言で言うとホントいいキャラしてる。自分でも言ってるけど、アイツ本当にブレないですからね。羨ましいです、あの自信!」ということで、GKの安藤選手推し!…気になります。

また、鎌田選手自身は、チームを引っ張っていこうという姿勢がピッチ内外で感じられます。

「去年まではヤマさん(山口選手)や紘司さん(坂本)という人たちがいてくれた。今年も賢治さん(馬場選手)や東美さん(下村選手)が言ってくれているけど、自分ももっとやらなければと感じていて、プレー中はうるさいくらい喋るのもいいかなと思って、声を出してます」

充実のキャンプも終盤となってきました。
明日、練習をして明後日は再び練習試合が2試合。7日の朝イチの便で帰ります。

とはいえ、「9日までがキャンプという位置づけ」という監督の言葉どおり、帰国後はオフがなくそのまま8日に練習、9日は小平でFC東京との練習試合となっています。