馬入日記

【馬入日記:11月10日】いよいよ明日、最終節・町田戦!永木選手インタビュー

いよいよ明日、町田との最終戦を迎えます。
J1自動昇格を目指し、一年間支えていただいた皆さんへの感謝を抱いて戦う重要な一戦です。

練習後、永木選手に話を聞きました。
「リラックスして練習もできたし、いい雰囲気でやれた。いつもどおりという感じです。僕自身もいつもと違うことを考えるんじゃなくて、変わらずに1週間しっかり準備してきたつもりです。練習で与えられた課題やひとつひとつのメニューをしっかりこなそうということだけを意識しました」とこの1週間を振り返りました。

ここ2試合は完封し連勝。
敗戦や引分けの中からも学び、勝利へと繋げました。自信がついた部分もあるでしょうか。

「2試合ともかなり引いてきた相手だったけど、そういう相手にも勝点6がとれたのはよかったと思う。なかなか勝てていなかったので、この2勝は最後に向けては自信になったと思います。自分たちが勝たなければ昇格はできないという状況になったので、逆に開き直って、原点に戻ってやれた。うちらしさを突き詰めることで勝利に結びついたと思います」

永木選手自身は大きな進化を遂げているように感じられます。
Jリーグデビューは2010年。特別指定選手として中央大学4年生の時、鹿島戦で初めてピッチに立ちました。

「最初の時と今では、体格も違うし運動量も増えたと思います。特に去年から今年にかけてが一番変わったなと思う。チームの中での年齢もあると思うけど責任感も強くなった。プレーの面では、イージーミスだったり、ボランチとしてやってはいけないプレーが去年は多かったんですけど、今年はだいぶ少なくなった。メンタル的にも技術的もよくなったと思います」

「年齢もある」と言っても、まだプロ2年目の24歳。しかしここ2試合はキャプテンマークを巻いてピッチに立っています。

「プレーしてる時はあまり意識しないんですけど、普段の練習の中で意識するようになりました。プレーへの責任という部分では、チームメイトから信頼されるプレーをしなければと思う。ボランチとしてプレーするという部分でも、キャプテンマーク巻いているという部分でも、いい緊張感を持ちながらできていると思います」

さぁ明日は町田との対戦。
約9ヵ月間、ここまで41試合も戦ってきて、この最後の1試合で「勝点1」を争うという状態。
熾烈な昇格争いの中、チーム力でここまできました。

前節のホーム最終戦で印象的だったのは、選手たちの戦いぶりと共に、セレモニーでの監督!

「試合前の食事の時に、曺さんが僕らに“今日何話そうかな”っていう話をしてて“もう歌おうかな”って言ってたんです。その時はみんなで笑って聞いてたんだけど、本当に歌うとは!(笑)最後にいきなり歌うから“ホントにやるんだ!”ってめちゃくちゃびっくりした。でも、面白かったというか、すごく一体感を感じられた。僕らも後ろで肩組んで、みんなで一緒に歌いました。すごくよかった」

まさしく今年のチームを象徴するかのような、あの一体感。
さらに強く絆が結ばれて、明日の最終戦に挑みます。

「明日は昇格がかかってる試合だけど、一年間戦ってきたリーグ戦の最後でもある。みんなで戦ってみんなで勝点3をとって終わりたい。京都の結果で、もし明日昇格できなかったとしてもいい条件でプレーオフに行きたいし、勝点3だけを狙って戦います」

最後にサポーターの皆さんへのメッセージを聞きました。

「この2試合ホームで1万人を超える観客の中、すごくいい雰囲気で試合をさせてもらった。今季ホームで2敗しかしなかったのは、サポーターの皆さんの力が本当に大きかったと思う。だから、その感謝の気持ちを込めて、一緒に喜び合えるように戦いたい。明日の町田で、今年一番の試合をしたいと思うので、今年一番の応援を期待してます。一緒に頑張りましょう」

明日、町田で13:00キックオフ。
湘南スタイルでGET3を!

※パブリックビューイング詳細
http://www.bellmare.co.jp/67092