馬入日記

【馬入日記:9月1日】明日は京都戦!古橋選手&古林選手インタビュー

明日はいよいよ京都サンガとの対戦です!
劇的勝利となった開幕戦以来の対戦。勝点2差の対戦。攻撃的な両チームの対戦。
…と楽しみな理由を挙げたらキリがありません。本当に楽しみな一戦を迎えます。

前節の栃木戦で見事な直接フリーキックを決めた古橋選手。
ハイライトで何度も見た!という方も多いことでしょう。
前半の早い時間に先制を許し、なかなか攻め切れない苦しい展開の中で生まれたゴールでした。

「そういう場面でしっかり決められたことはよかったです。自分も、“決めてやる”って気持ちで狙っていましたけど、きっとみんなも“決まれ”という気持ちで見てくれていたと思うので、そういうみんなの気持ちがゴールに結びついたんだと思います」と古橋選手。

そのゴールシーンを改めて振り返ってもらいました。
「GKが真ん中くらいに立っていて、普通とはちょっと違うなという感じでした。普段、壁の上を超すキックが多いのでそれを気にしていたのかもしれないですね。その逆を突く感じであの端を狙いました。蹴った瞬間の感触がよくて、軌道もよかったので、入るなと思いました。決まった瞬間のことですか?それはあんまりよく覚えてないです(笑)」

決まった瞬間、古橋選手に笑顔はなく、ものすごい目力!迫力がありました。
このゴールを機に流れが変わり、6分後には下村選手のスーパーゴールが決まり逆転に成功。

ただ、立ち上がりには課題を感じています。

「最初、プレスをかけたけどなかなかハマらなかった。相手もパスを動かせる選手が多かったし、球際の弱さもあってリズムを作れなかった。なかなか自分たちの流れにもっていくことができなかったし、実際に失点もしてしまった。引いてくる相手も多いけれど、その打開策はやっぱり最後のパスの精度やシュートの精度だと思う。例えばヴェルディ戦に関してはチャンスもあったし、そういうところで決められないとズルズルいってしまう。シュートやパスの精度をもっともっと高めていかなければと思います」

古橋選手自身がもっと高めたいと感じているのは…
「この前もそうだったけど、起点になれない場面が多かったと思う。もうちょっとしっかりボールを収めて後ろが上がってくる時間を作らないと、すぐにボールを失っているようじゃ後ろもしんどくなってしまうと思う。もう少し起点になりたいですね」ということ。

いざ、京都との対戦です。
「やっぱり京都はパスを繋いでくると思うんですけど、自分たちはそこを嫌がらずというか、正々堂々と戦いたい。どれくらいできるかというのはすごく楽しみです。切り替えの早さで負けなければ、自分たちもしっかり戦えると思っています」

 
そして…
とにかくよく走っています!古林選手。

明日の京都もまだまだ暑そうですが、夏場でもサイドをアグレッシブに上下する姿は変わりません。

まずは前節の栃木戦について、聞きました。
「相手のブロックが堅くてなかなか攻められなかったけど、後半はだんだん崩すことができた。それを前半からやっていかなければいけなかったと感じています。ボールがこなかったというのもそうですけど、攻めづらかった。ブロックを敷かれた時にどう攻めるかというのは、今後の課題。もっとバリエーションを増やさなければいけないし、そうじゃなければ上にはいけない。これからますます厳しい戦いになるので、そういう意味ではすごくいい経験になったと思います」

そんな中、古橋選手の一発で流れが変わりました。
「フルさん(古橋選手)のゴールで一気に流れが変わりましたね。あのゴールは大きかった。東美さん(下村選手)もすごかったし、ああいう場面で決められるというのはやっぱりすごい。さすがだなと思いました。なかなかないようなスーパーゴールが立て続けに決まって…嬉しかった。感動しました」と。

若い選手の多いチームですが、やはりベテラン選手の存在は大きいようです。

「存在感がすごいです。普段は本当に気さくに話してくれるんですけど、やっぱりサッカーの場面になると雰囲気が違う。東美さんはめちゃくちゃ熱いし、フルさんはすごく冷静にやってるように見えて中ではすごく指示を出してくれます」

さて、明日はいよいよ京都戦。
京都のイメージとしてはどうでしょうか?

「狭いエリアで繋いでくるというイメージ。あとは同い年の選手が多くて、福村や宮吉も代表で一緒にやっていたし、そういう面では知っているからこそ負けたくないので積極的にやっていきたい。福村はお互いに出ればマッチアップすると思うので、思い切り攻めていきたい。サイドチェンジとかを狙いつつ仕掛けていきたいです」

開幕戦、勝利をしたものの古林選手自身は悔しい想いをしたということ。

「開幕戦は緊張で足にボールがついていなかった。思ったようなことがひとつもできなかったので、僕自身は借りを返すという気持ち。前半からどんどん攻めて主導権を握っていきたい。相手も攻撃的ですけど、それを裏返すくらいの攻撃をしていきたいと思います」

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