馬入日記

【馬入日記:8月4日】明日はいよいよ横浜FC戦!古林選手インタビュー

いよいよ明日、横浜FCとの神奈川ダービーです!(ニッパ球にて18:00キックオフ)

前回、ホームでの対戦は3-2で勝利しました。
前半、馬場選手のゴールで先制し1-0で折り返し、後半にとってとられてと試合が動き、結局3-2で競り勝ちました。

それから約4ヵ月。互いに成長して迎える試合です。特にここ4カ月の横浜FCの快進撃は結果に表れていて、現在両チームの勝点差は7となっています。

試合を直前に控え、古林選手は横浜FCの印象をこう語っていました。

「タレント揃いというか、上手い選手が集まっているし個人で打開できる選手が多いと思います。だからその分、うちはチーム力を活かして戦いたいと思います」

ここ9試合負けなしのベルマーレ。前節は北九州に1-0で勝利しましたが、内容については反省点が多いと語ります。
「得点が入ってからリズムが変わってしまい、相手のリズムになってしまった。自分もミスが多くなってしまったし、ああいうところで1点とれたらもっと畳み掛けることが大事だったと思います。最後まで、失点を許さなかったということはDFラインが最後まで本当に頑張ってくれていたということ。ああいう試合でも勝てたということ、勝って学べたということは大きかったと思います」

それにしても古林選手、この暑さの中変わらない運動量でサイドを駆け抜けています。
「この間は足が攣りそうになってしまったんですけど…でも自分で治せるんです!気持ちでけっこう治せます」ということ。

前に出ていくタイミングや駆け引きなどについては進化が見られます。

「最初の頃、連勝が続いて一度勝てなくなった時がありましたけど、その時に課題がみつかって、自分の中でポジションを見つけることができたんです。勝てなかった時の自分はポジション的に少し引いてしまっていた。高い位置にいけなかった。自分は高い位置にいかないといいところが出ないということを感じました。悩んだ時期を経て学べたと思う。今は迷いがありません」

そう思えるのは、チームメイトの存在も大きいようです。

「翔雅くん(鎌田選手)がどんどん行けと言ってくれています。信頼してくれるし、もちろん僕も信頼しているし。すごくいい関係が築けているので、前へいくプレーができるんだと思う。…たまに翔雅くんもガンガン上がってきますけど(笑)。そういう時は僕が下がったり、亮太くん(永木選手)がカバーしてくれる。分かり合えているというのは大きいと思います」

分かり合えているという意味では、横浜FC戦には左のサイドハーフの高山選手が出場停止です。

「薫くん(高山選手)の存在は確かに大きいですけど、これまでも何回かあったし練習でもやってるのでそこはなんとかカバーしてやっていくしかないと思っています。相手は強力ですけど、前半で決めるくらいの気持ちで勢いをもって攻撃していきたいと思います」

ニッパツ三ツ沢球技場は、ご存知のとおりサッカー専用場。
ピッチとスタンドの距離はとにかく近いのです。

「選手とサポーターがすごく近いので、すごく熱くなるしその分パワーが出ます!」と古林選手。

明日、ぜひニッパ球へ。
ホームをも圧倒するような熱いご声援を!

 
ところで!
8月19日(日)から9月8日(土)にかけてFIFA(国際サッカー連盟)主催の国別世界大会「FIFA U-20女子ワールドカップジャパン2012」が日本で開催されます。

この大会に参加するニュージーランド代表チームが事前キャンプを平塚市で実施することになりました!

日本で国際大会が実施されるのは、2002年の日韓ワールドカップ以来で、FIFA主催の女子サッカー世界大会が日本で行われるのは今回が初めてのこと。
平塚市は2002年の日韓ワールドカップの際、ナイジェリア代表チームのキャンプを誘致しましたが、それから10周年という節目の年に当たります。

今回のニュージーランド代表チームの誘致は、実は1996年、1997年にベルマーレ平塚(当時)に在籍していた宮澤浩さんが現在ニュージーランドで指導者となっており、宮澤さんが橋渡しをされるような形で実現したものなのです。

湘南ベルマーレもニュージーランド代表のキャンプの成功をバックアップしていきます。

キャンプ期間は8月10日(金)から8月15日(水)で練習会場はShonan BMW スタジアム平塚と馬入サッカー場となります。

短い期間ですが、この間に代表チームは平塚市サッカー協会サッカー教室や神奈川大学との練習試合、さらに山城中学校訪問などの交流も行う予定です。

2日には平塚市で記者会見が行われました。
落合平塚市長は、次のようにお話されました。

「ニュージーランドサッカー協会より代表チームの事前キャンプを平塚市で行いたいとの打診がありました。きっかけはベルマーレの元選手である宮澤浩さんがニュージーランドサッカー協会の関係者から相談を受けたことから声がかかりました。平塚市としては、湘南ベルマーレのホームタウンとしてスポーツ活動の充実に対し、様々な取り組みを推進していること、今年市制80周年の節目を迎えること、また2002年のワールドカップでナイジェリア代表チームのキャンプ地誘致から10年という節目であることから、今回の誘致を決めました。6日間という短い期間ですが、平塚市滞在中にはサッカー教室や山城中学校への訪問、神奈川大学との練習試合などにより女子のサッカーの普及や強化、代表チームとの交流を通じ子どもたちが国際感覚を身につけることなど、本市にとってもメリットのあるものと考えています。ヤングなでしこと共にニュージーランド代表チームへの応援もよろしくお願いします」

ベルマーレの公式サイトでもキャンプ情報をお届けしていきます!