馬入日記

【馬入日記:8月1日】「チーム力で勝つ」大野選手インタビュー

日曜日の北九州戦から、リカバーとオフを挟み、また新しい1週間がスタートしています。
今日は厳しい暑さの中での2部練習が行われました。

午後の練習後、大野選手に話を聞きました。まずは、1-0で勝利した北九州戦について。
「前半はそこまで悪くなかったと思うんですけど、後半に関しては、ボールを奪ったあとのプレーが全体的に悪くて、攻めあぐねてしまった。ラインもそんなに高く保てなくてちょっと苦戦しました」と大野選手。

試合後、監督をはじめ選手たちも、勝利したとは思えない表情だったのが印象的でした。

「相手どうこうじゃなくて、自分たちのプレーの精度を上げれば問題なかったと思う。相手が繋いできても、今までどおり連動した動きができればボールは奪える。でも、北九州戦ではちょっとしたズレがあった。涼しい頃よりは当然厳しくなるんですけど、ちょっとしたところでのプレーの精度によって試合の流れとか、ゲームの運び方がだいぶ変わってくると思うので、そこはもっと突き詰めたい。この間の一番の収穫は、勝って、その気づきを得られたことだと思う」

守備に関しては、ここ2試合連続で無失点。6月2日の北九州戦以来、複数失点は喫していません。
日曜日の北九州戦では、後半に押し込まれる時間帯がありましたが、身体を張って耐え抜きました。

「DFは体を張るのが仕事だし、ゼロで終われたことは自信になります。ノブくん(阿部選手)も含め、みんなで声をかけ合って耐えました。継続していかなければいけないと思っています」

北九州戦では、スタートはセンターバックの真ん中でプレーしました。
「今までどおり、周りと連携して守ることを考えていました。みんなずっと一緒にやってきてるから、特に何か新しいことを言うこともないんですけど。強いて言えば暑いので、いつもより一、二歩ラインを高く保てればと思ったんですけど、それはうまくできなかったので、次の課題かなと思います。その一、二歩、気持ち上げることによって、全体も押しあがると思います。いい攻撃ができるために、そこは後ろが踏ん張るところだと思っています」

前半をスコアレスで終え、後半開始早々に古橋選手の得点で1点をリードしました。
しかしその後、追加点を奪うことができませんでした。

「1点入って、どこかにシンプルにやろうって意識がチーム全体にあった。繋げるところも蹴ってしまったりしてたので、2点目をとるんだという意識であれば、もっとチーム全体でいい攻撃ができたはず。さすがに押し込まれた時は切ったほうがいいけど、繋げる時は繋いで、2点目をとって試合を決めなければ。僕自身もちょっと安パイにいきすぎた部分があったので、後ろももっといいパスを前線につけられればと感じました」

今週末8月5日(日)は横浜FCとの神奈川ダービーです。(18:00キックオフ)
横浜、そして翌週の福岡とアウェイ連戦が続きます。

横浜FCの勢いは誰もが感じているところ。
「前に戦った時より格段に強いと思うし、メンバーを見てもすごくいいメンバーが揃ってる。間違いなく強いと思うので、みんなで120%出して、チームで戦わなければ勝てない。前線にも大きい選手が多いけど、競って勝てなかったとしても、チャレンジ&カバーで戦えば問題ないと思う。チーム力で勝ちたいと思います」

新しい1週間は、誰にとってもまたサバイバルの日々です。

「誰が出ても、うちのチームは変わらない。また今週、競争があって11人が決まるので、自分もピッチに立てるように、今週頑張るだけです」と大野選手は決意を語っていました。