馬入日記
【馬入日記:3月15日】「うちの強み」阿部選手インタビュー
17日の福岡戦、20日の岐阜戦とホームでの連戦となります。
開幕戦前同様に、いい緊張感でトレーニングをしています。
練習後、阿部選手に話を聞きました。
まずは、前節の草津戦について。
「草津戦も、京都戦と一緒で相手より切り替えが早かったし、一瞬の反応も早かった。チーム全体として走る質と量も上回れてたと思います」
いつも最後尾からチームを見つめる阿部選手。
前半は敵陣でプレーする時間がかなり長く、相手のシュートもほとんどありませんでした。
阿部選手はどんな思いでチームを見ていたのでしょうか。
「攻めているから大丈夫ということではなくて、逆にそういう時だからこそ、雨も降っていたし不慮の事故みたいなもので決定的なピンチが起きるかもしれないということを考えていました。そこを1本を必ず抑えようと。いい時こそ気を張っていなければいけないと思っていた。あとは入りの5分と締めの5分にできるだけセーフティなプレーを意識させるように声を掛けていました」
チャンスの時にこそ、実はピンチの状況に備えて気を張り続けていたということ。
前半は思い通りの試合展開。しかし後半開始早々、気をつけていたはずの立ち上がりで失点を喫します。
「3分での失点は大きな課題だと思っています。そこでやられてしまったことにすごく責任を感じます。ちょうど敏さん(浮嶋コーチ)にも後半の入りをしっかりやれと、みんなにボールに集中させるよう声をかけろと言われていて声をかけたにもかかわらずやられるというのは、全体の空気とかテンションなど足りないものがあったのかなと思っています。そういう雰囲気を作れなかったことはすごく反省しています」と阿部選手。
その後、自分たちのリズムを作れない時間もありました。その時に気をつけていたことは…
「よく2-0が一番危ないと言うと思うんですけど、2-0から1点返したチームというのは実際に勢いにのると思います。だから僕は、自分たちのサッカーができていない時間をダメな時間だと思わないでやるということを意識しました。うまくいってないことをうまくいってないと消極的に思うんのではなくて、受け入れるというか、みんなで共有しながら自分たちの時間にもっていくように。うまくいってない時ってイライラもしますし、誰かにあたってしまいがちだけど、それではベクトルがずれてしまう。例えば誰かが大きいクリアをしたなら“蹴るなよ”じゃなくてみんなでガッと上げてやるとか。いい時はみんないいプレーができるものなので、苦しい時にチームを思いやった声を出せるかとか、そういったことの積み重ねが苦しい時間を打開していくヒントなんじゃないかなと思っています」
そして阿部選手、草津戦のVTRを見て驚いたことがあったとか。
「フィールドの選手って無駄走りも信じられないくらいやってる。特にコバショウ(古林選手)と薫(高山選手)のポジションは本当にキツイと思う。試合のDVDを見たんですけど、88分に薫が前でボールを失った後、全速力で戻っていた。そういうシーンを見た時に、本当にこういう姿勢って1点をとるのと同じくらい大事なプレーだなと思った。88分っていう一番きつい時に、チームのために必死に戻れる選手がいるっていうことがうちの強みです。思わず巻き戻して見てしまったくらい(笑)。薫だけじゃなくて、みんなそうなんですよ。みんながみんなそうやって走ってる」
誇らしそうに、チームメイトのことを語っていました。
「試合の時に僕が言えることって本当にわずかなことだから、練習の時からそういうプレーが出た時はみんなで盛り上げていきたい」と。
さて、次節は同じく2連勝中の福岡との戦い。(17日16:00キックオフ)
「できることを精一杯やる。いつもどおりやること、本当にそれだけです」と決意を込めて
話しました。
「独占インタビュー」では亀川選手への20の質問を公開。
先輩のツッコミにも一撃で返す強心臓であることが発覚!選手の素顔がチラッと覗けるコンテンツがあります。ぜひチェックして下さい。
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