馬入日記

【馬入日記:1月30日】キャンプ8日目!下村選手インタビュー

充実の宮崎日南キャンプも明日の午前練習で終了となります。
今日は山形からの新加入選手、下村東美選手に話を聞きました。

一見、イケメンでクレバーなイメージ。
でも…今回のキャンプではいい意味で裏切ってくれました。
イケメンでクレバーであることは間違っていないのですが、チームメイトから「東美さん、めちゃくちゃ面白い」「東美さんって天然だよね」という数々の証言が!

「イメージと違うってよく言われます。天然…そうですね、間違いないです(笑)。どのチームでも最終的にはいじられるキャラになるので、ベルマーレでは若い選手が多いし壁をつくりたくないと思って、最初から自分を出していこうと。そういうキャラなんだよっていうのを早めに知ってもらおうと思って自然体でいってます(笑)」ということ。

そんな下村選手に改めてチームの印象を聞きました。
「所属したチームとしては4チーム目なんですけど、これまでで一番練習の時に活気がありますね。自分もそういうほうが好きだし、本当にこのチームに来れてサッカーができて幸せだなと感じています。声も出してるし、でも声だけで終わるんじゃなくて実際にプレーでも本当にアグレッシブにやってる。クラブとしてもアグレッシブにゴールに向かうというのは目指している部分だと思いますが、そういうものを選手が体現できるポテンシャルは充分にあると思う。すごくいいところだと思います」

下村選手自身、プレー面で強みにしていることは「一番はボールを奪うところが特長だと思います。体の強さ、体の使い方でうまくボールを奪うこと。あとは後ろと前のつなぎ役としてプレーしなければと思っています」と。

浦和との練習試合でも存在感を放っていました。
「いや、僕自身は全然だったと思います。チームとしては、全体としてやろうしているサッカーをまずやってみようということで入って、やろうとしていることに対して今どれくらい自分たちができるのか、という物差しとして分かったことはよかったと思う。もう少し、やってる選手が工夫してうまくできたんじゃないかとは感じていますが。いろいろと課題も見えたし今後に繋がる内容だったと思います。ただ、2月からのトレーニングゲームはしっかり勝負にこだわってやっていかなければいけないと思っています」

プレー面ではもちろんのこと、プロとしての姿勢、人間性など若い選手の模範となるような選手としても大きな期待が寄せられています。

「いろいろと経験もしてきたし、若い選手からも見られていると思う。でも見られてるからどうこうというよりもいつもどおりやっていこうと思っています。常に出し切って頑張るというのは長所としてやってきたので、続けていきたい。お互いにリスペクトし合って、いい関係をつくってシーズンを送りたいなと思います」

曺監督とは、セレッソ大阪時代に選手とコーチの関係で1年間一緒にやっています。
「その時の印象とまったく変わってないですね。僕がプロ2年目の時だったんですけど、困ってたらいつでも声をかけてくれた。見ていないようで選手のこといつも見てくれているし、選手にとってすごくいいと思う。今回、改めていいなと思ったのは、監督になったからと言って特別スタンスを変えずにやっているというところ。ベルマーレは、言われたことを必ずやろうとする選手たちなので、そういう部分を見ていても監督の人望の厚さを感じますね」と下村選手。

3月4日の開幕まで、あと1ヶ月と少しです。
キャンプが終わると2月はずっと馬入でのトレーニングとなります。
「まだキャンプ終わるという段階なんですけど、一体感という意味ではチームに強い絆があると感じています。監督はじめスタッフと選手もいい関係だと思う。一人ひとりがチームのために出せるもの全部出して、結果にこだわり、一丸となって頑張りたいです」

なんとも気持ちのいい前向きな話と、活き活きとした表情がとても印象的な下村選手でした。

 
さて、こちらはマセナ選手とカルロス通訳。

マセナ選手、ルームメイトの三原選手のサポートによって、オフだった一昨日の午後、金髪に染めました。

「ブラジルにいる時からベルマーレのことは聞いていたけど、日本に来てみんながすごいサポートをしてくれるし、キャンプでまたみんなとコミュニケーションをとって、すごくいいチームだと感じています。ブラジルのみんなに“素晴らしいチームだよ!”と大きな声で言いたいくらい(笑)」とマセナ選手。

ブラジル人は一人だけですが、自分からも積極的にコミュニケーションをとるので、すっかり馴染んでいます。

気持ちを前面に出すプレー、ぜひご期待下さい!

 

 
さてさて、今日は2部練習でしたが、練習試合の翌日ということで午前中はリカバーが中心でした。

その中で行われた「サッカーテニス」!
これが大変な盛り上がりでした。4人一組のチーム対抗でリーグ戦を戦っていきました。

選手もスタッフも一緒になって熱き戦い!

 

 

 
得点が決まって喜ぶ古林選手と三原選手。

終始、全員こんな状態で「めちゃくちゃ楽しい!」と言って笑顔が絶えませんでした。

そして一転、午後になるとゲーム形式のトレーニング。
今日もメリハリのある充実したトレーニングとなりました。