馬入日記

【馬入日記:11月20日】練習試合で復帰!金選手インタビュー

今日は筑波大学との練習試合が行われました。
この試合で最後の15分間に出場した金選手。長いケガからの復帰となりました。

昨年の6月、ナビスコカップの神戸戦で右ヒザを負傷して以来、長いリハビリに励んできました。ようやく復帰と思った夏に再び負傷してしまい、さらにリハビリを続ける日々。苦しい時期を乗り越えてきました。

「トレーナーと相談しながら、できることからコツコツやっていこうという形でやってきました。今日の試合は短い時間でしたけど、久しぶりだったので楽しかったですね。でも、前も15分試合に出てから次の週でケガをしてしまったので、まだここからという気持ち。パフォーマンスとしても、ここから上げていかなければいけないと思っています」と金選手。

1年以上も自身と格闘してきた中、言葉ではとても言い表せない想いがあるはずですが、過ごしてきた時間を振り返って感じることは?と聞いてみました。
「大きなケガをして、そこで終わるのも、そこからチャンスに変えて這い上がっていくのも自分次第やと思う。僕はケガをしている中でも今年一年サッカーをやらせてもらえたし、本当に環境に恵まれていると思っています。本当はもっと早く復帰して、チームに貢献したかったんですけど、こういう時期になってしまって申し訳ない気持ちと歯がゆさみたいなものを感じています。でも、自分にとっては無駄な時間はなかったと思いますし、それをどう変えていくかは、今後自分自身で示していくしかないと思っています」

そして、チームを客観的に見てきた中で様々なことを感じてきました。
「チーム状態としては、ここ最近のシーズンの中ではいいほうではないですが、こういう状況を招いたのは自分たち。今日の練習試合に出ているメンバーも“この状態をなんとかしなければいけない”と分かってる状態なんですけど…。もちろん、自分一人じゃ何もできないけど、でもこのチームでやれるのはもう最後だし、残されたリーグ戦と天皇杯に向けて、またチームひとつにまとまって何かを示さなければいけないと思う。そういう責任が自分たちにはあると思うし、そういうものは強く感じています」

天皇杯4回戦進出によって、今のチームで戦うことのできる時間は延びています。
「2週間以上伸びたそのチャンスはモノにしたいと思っています。いろいろと難しい時期ですけど、ベルマーレでやっている以上、選手一人ひとりに責任がある。本当になんとかしたいと思っています」

強い決意を感じる言葉。
残された時間、改めてチームがひとつになって挑んでいきます。