監督・選手コメント

2026/27明治安田J2リーグ 第13節 札幌 vs 湘南 試合後監督・選手コメント

監督コメント

長澤監督 総括
長澤監督

遠くまでサポーターの方々が来てくれたのですが、勝利を届けることができず、非常に申し訳なく思っています。すぐに次の試合が来るので、しっかりと上を向いて次のゲームに備えたいと思います。

試合は非常に良い立ち上がりで、前線からプレッシャーをかけながら進めることができました。ただ、ペースは握っていたものの、もう一つ相手にとって怖いプレーを選択できなかったと思います。

失点につながった場面も、ショートパスを相手に引っかけられたところからカウンターを受け、コーナーキックになった形だったので、もう少し大胆さが必要だったと思います。

その後も決定機があり、コーナーキックからゴール前でフリーになってシュートを打つ場面もありましたが、決め切ることができませんでした。今の札幌さんの強さを考えると、厳しい試合になると感じていました。

後半は早めに手を打って入りましたが、攻撃のねらいについて目線が揃わなかった部分がありました。また、単純なところではありますが、局面での球際の競り合いで相手にボールを持っていかれる回数が多くなってしまいました。そのあたりは、しっかりと見直さなければいけない課題だと思います。

相手が人数をかけて守っているところに何とか入りたかったのですが、その手前のサイドでのプレーなどでボールを奪われる場面が続きました。相手のプレッシャーが強かったのか、我々の判断が遅かったのかという部分もありますが、そういったところの質をしっかりと高めて、次に向かっていきたいと思います。

長澤監督 質疑応答

- 後半、選手交代後もなかなか相手を崩すことができなかったと思いますが、どのように捉えていますか。

攻撃のバランスだと思います。どちらかというと、崩すという発想が少し強かったのかなと思います。
札幌さんの方が前半から怖い攻撃を仕掛けてきていました。鋭いクロスを入れるのか、味方に合わせるクロスを入れるのかという選択の中で、我々は合わせるクロスを選択して、相手のゴールキーパーに出られてしまう場面が2、3本あったと思います。
あのあたりで、もう一つリスクをかけ切れなかったことが大きな要因だと思います。
やはり、両方が共存しなければならない。攻撃はそんなに甘いものではないので、そのあたりのバランスについては、もう少ししっかりとトレーニングを積んでいかなければいけないと思っています。

- 球際の部分についてお話がありましたが、札幌の強さもある一方で、自分たちにも課題があったということでしょうか。

そうですね。メンタリティは十分だと思いますが、やはり予測と準備の部分になります。
味方が競り合っている状況を見て次のボールを予測するとか、ルーズボールに対して足を出した方がいいのか、一歩待って体を入れた方がいいのかという細かい判断になります。
そのあたりのスピードや強度が全く駄目だったわけではありませんが、要所要所で、そこを抜ければ一気に形勢が変わるという場面を、今の段階では相手に抑えられてしまったと思います。
そこを抜け出せるかどうかは、テクニックを発揮する以前の局面で、今日は五分五分の状況が多かったと思います。
それもスキルと言えばスキルですし、テクニックでもあるので、そのあたりはしっかりと高めていかなければいけないと思っています。

- 中2日ですぐに次の試合を迎えます。コンディションを整えることが中心になると思いますが、次の試合に向けて何が大切になりますか。

攻撃の目線をもう少し揃えていきたいと思います。
前半はあれだけ良い入りができて、相手陣内でサッカーを展開できていたので、もう少し相手に脅威を与えられるようなゲーム展開に持っていければ、また違った結果になったのかなと思っています。

選手コメント

DF15堂鼻 起暉
堂鼻 起暉

(ゲームをどう振り返るか?)
悪いゲームではなかったと思いますけど、結果としては負けてしまったので、修正すべき点はあると思います。前半ゴールに迫れていた中で決められなかったところと、セットプレー1本でやられてしまい自分たちでゲームを苦しくしてしまったところはあるので、セットプレーの1本のチャンスで決められたところは反省しないといけない。
後半は相手がカウンター狙いのような感じの中で、自分たちはどう崩すかというところでなかなか攻めきれなかった。
ゴール前には行けてたと思うので、どうやって崩すかと考えたら、クロスなど思い切ったプレーをもう少し増やしたり、ゴール前に入っていくスピード感を上げることが大事だと思いました。相手に引かれても崩せる力は要ると思うので、そこはもっと突き詰めてやっていくべきところだと思いました。

(自身は秋田戦以来の出場だったが、自分のプレーをどう振り返るか?)
1ヶ月ぶりの試合にしては体は動いていたかなと思います。コンディションは悪くなかったですし、自分のプレーも衰えている感じはなかったですけど、ゲームを通した体力の面では少し脚が攣りかけていた部分もありました。1試合やって体的にもしっかり覚えたので、次の試合はもっと良いコンディションでできると思います。

MF25奥埜 博亮
奥埜 博亮

(自身のプレーをどう振り返るか?)
負けていたので、点を取りにいかなければいけない中で考えながらプレーしましたけど、なかなか自分の思ったようなプレーができなかったなと思います。

(8試合負けがなかった中で、今日のゲームはどう振り返るか?)
これまで最後の最後で追い付けたりしましたけど、今日に関してはしっかりブロックを敷かれた中で、自分たちから相手をどう揺さぶったり、相手の嫌なことをしていくかがうまくグラウンドの中で共有できなかったところはあるかなと思います。攻めて1点取り、逆転まで持っていこうと話していた中で、シュートまで行く場面も少なかったですし、自分たちの迫力は足りなかったのかなと思います。

(中2日で次節を迎えるが、どう臨んでいくか?)
チームとしてやらなければいけないベースはあるので、試合に出た選手たちがしっかりとコミュニケーションを取りながら自分たちの良さを出し合っていくことがいちばん大事だと思う。どういうメンバーになるか分かりませんけど、ピッチに立った選手がしっかりと判断し、相手の嫌なことをやっていかなければいけないと思います。

FW34山田 寛人
山田 寛人

(自身のプレーを含め、前半をどう振り返るか?)
チームとして押し込むことを意識していて、前半はボールを持てる時間も長く、左右に振ってクロスを上げたり、真ん中から裏抜けしたり、足りないですけど意識してできたとは思います。その中で自分も含めてチャンスを決め切れなかったところと、自分たちの強みにしていたセットプレーで失点してしまった。ただ、それ以外はそんなに前半はやられてないですし、ボールの引き出し方のところで、落ちたときや間で受けたときにもう少し自分のアイデアやみんなのアイデアがあればよかったですけど、背後に抜けたり、起点はできたかなと思います。

(自身は2試合ぶりの出場となったが、どのような意識で臨んだか?)
前節チームが勝ったことは良かったですけど、個人としてはうれしい反面、悔しい気持ちも強かったので、今日スタートで出ることになり、自分がチームを引っ張っていかなければいけないという自覚を持って取り組みました。ゴールに向かって決め切るところ、また味方のために動き出しや収めるところを意識しました。

(9試合ぶりの敗戦で、次の試合がより大事になると思うが?)
そうですね。昇格する強いチームをつくる上で、連敗しないことは大事だと徹さん(長澤監督)もずっと言っている。中2日の準備になりますけど、前節勝ってより一層チームのまとまりは出てきていると思うので、今日アウェイに来ていないメンバーも含めて一緒に団結し、ミーティングを重ねて、いい準備をしたい。古巣戦でもあるので、勝ちたいです。

GK31真田 幸太
真田 幸太

(相手に怖さを与えられなかったと長澤監督が話していたが、後ろから見ていてどのように感じたか?)
これまでの試合よりもシュートを打てたところはひとつポジティブな要素だと思います。ただ徹さん(長澤監督)の言うように、相手にもっと脅威を与えることはできたのかなと思うし、よりゴールの確率を高めるために、選手の個性やチームからの提示などいろんな手段があるので、そこは反省しながら進めていきたいと思います。

(失点について、どのように感じているか?)
セットプレーだから難しいところはあるんですけど、その中でもアグレッシブに守ることについては、まだできることはあったのかなと思うし、僕自身、うちの選手の個性と相手の選手の個性を見比べて、どう守っていくかも含めて、嗅覚を高めていかなければいけないと思いました。