監督・選手コメント

2026/27明治安田J2リーグ 第11節 富山 vs 湘南 試合後監督・選手コメント

監督コメント

長澤監督 総括
長澤監督

湘南からサポーターの皆さまに来ていただいた中で、しっかりと応援してもらえるような試合をしなければならないというのは、私の責任なので、ここからしっかりとやっていきたいと思います。

試合については、前半、前線にボールが入ったときにロストが4回連続で続いてしまい、チーム全体を押し上げられなくなってしまいました。その分、押し込まれる時間帯が続き、そこで耐えられればよかったのですが、ボールを奪った2秒後にはまた攻撃を受けるような形がずっと続いていたので、少しもったいなかったと思います。

少しでも前線で時間を作れればよかったのですが、相手の厳しいディフェンスに跳ね返される場面が続いてしまい、1点を取られた状況で後半を迎えました。

後半は奥埜(博亮)に入ってもらい、(山田)寛人と2人でボールをキープしたり、2人の関係性でプレーすることを期待して送り出しましたが、それを見事にやってくれました。後半はチーム全体を十分に押し上げることができ、元々のねらいである相手陣内でしっかりと戦い切るということが体現できたと思っています。

決定的なチャンスもかなりあり、なかなか決め切れない中でしたが、こじ開けることができていました。交代を重ねて1点を取ることができ、そこから先は一進一退の展開になりました。最後に勝ち越すチャンスもありましたが、決め切ることができませんでした。

決定力の部分については、引き続きやるべきことをしっかりとやっていければと思っています。

序盤戦の3分の1を終えるまであと2試合ですが、ここまでアウェイ7試合すべてで勝点を積み上げてきた選手たちは立派だと思います。

問題はホームでの試合で、ここからホームでの2連戦が続きます。ここで勝点をしっかりと積み上げることができれば上に出られますし、ぐずぐずしていると中盤戦も中位をうろつくようなことになってしまいます。

ここで少しエネルギーをかけて、しっかりと試合を取りにいけるように、チーム全体でまた3日間準備して臨みたいと思います。

長澤監督 質疑応答

- 前半は前線にボールが入ってもなかなか収まらず、シュートまで持ち込めなかったと思いますが、その原因についてどのように捉えていますか。

ボールが収まっていればチーム全体を押し上げられたので、攻撃に厚みを作れなかったというのがすべてだと思います。

厚みが作れないと、個人で打開するしかなくなってしまいます。前半の最後に(西野)太陽が1人で抜け出した場面などもありましたが、なかなかその形では相手も力がありますので難しいと思います。

チャンスは作れるのですが、相手にダメージを与えるようなチャンスにはなっていませんでした。そういう意味では、もう少しそこで踏ん張る必要があったのかなと、私はそのように見ています。

- 前半はカターレ富山のペースだったように感じました。縦パスを通されるなど苦しい場面もあったと思いますが、その点についてはどのように捉えていますか。

ある程度は想定内でした。相手は縦パスを数多く打ち込んでくるチームなので、そこに誘導していました。

縦パスを入れさせないように腰が引けて中で固まってしまうよりは、ボールを入れてもらって奪うという考え方で、あえてオープンな部分を選びました。周りから見ているほど苦しい状況ではなかったと思います。

1本、少し隙を作ってしまい、背後を走られた場面はありましたが、それ以外はディフェンスラインの前からシュートを打たれたり、クロスを入れられたりという形でした。

それよりも、先ほどお話ししたように、自分たちが攻められなかったということがすべてだと思います。

そこは後半に解決できて、しっかりと前に出ていくことができました。どちらかというと苦しかったというよりも、自分たちの問題だったと捉えています。

- 今日の前半は、これまでとは違う形に意図を持ってトライされたように感じましたが、そのねらいや意図について教えてください。

強度を出そうとしました。

立ち上がりは十分だったと思っています。圧力をかけながら、縦パスを入れられても対応しながら、しっかりと前に出ていければよかったのですが、そこは少しイメージ通りではありませんでした。

ただ、この構造を微調整して後半に入り、しっかりとプレーできたので、そこはよかったと思っています。

前半の部分は監督である私の問題であって、後半に点を取ったのは選手たちの頑張りだと思っていますので、その辺りはしっかりと修正して、またやっていきたいと思います。

選手コメント

DF13下口 稚葉
下口 稚葉

(ゲームをどう振り返るか?)
失点してギアが入るようなゲームが続いている。自分たちでギアを入れる力は僕らにはあると思うし、最初から自分たちでエネルギーを持ってやれるかというところと、苦しくなったときに(ゴールを相手に)開けられないところをもう1回やりたい。最後のエネルギーは自分たちは持っていると思うので、そこを強みにしながら、先手というか、自分たちから仕掛けるプレーをしたい。その提示は徹さん(長澤監督)がしてくれていますし、そのための今日のシステムだったと僕は思っているので、もっと自分たちでしっかりやれたのではないかと思っています。

(前半は守りながらどんなことを感じていたか?)
奪った後にいい攻撃に転じられなかったところはあったと思います。それは自分たちでもっと早く立ち位置を取ることであったり、そういう細かいところで解決できたんじゃないかと思うし、小さいことですけど、自分たちで何かできたのではないかと思っています。

(クロスで同点ゴールをアシストした場面をどう振り返るか?)
前半も上げられるチャンスが一つあって、でもジャッジして上げきれず、ハーフタイムに徹さんに上げろと言われていました。オックン(奥埜博亮)がなかにいましたし、(小野瀬)康介くんにも「俺が持ったら走れ」と言われていたので、いい形で抜けられて、迷うことなく上げたら得点になった。前半も上げていたら2点取れたかもしれないし、ああいう数を増やしていけるように、最初からやれるようにしたいなと思います。

DF4舘 幸希
舘 幸希

(ゲームをどう振り返るか?)
相手の質も高かったですが、先に失点して難しい展開になってしまった。最低限、失点を0に抑えなければいけなかったと思います。相手は誰がフリーか見つけるのが上手かったですし、その中で自分たちのプレスを何度か剥がされた感じはしますけど、最後のところで踏ん張っていたので、失点は防がなければいけなかった。後半は押し込む時間をつくれましたし、そういう展開に持っていきたかったので、前半は残念だったと思います。

(個人的にはリーグ戦に初先発かつ初出場ということで、思うところもあったのでは?)
そうですね。勝点を拾えてはいたものの勝利からは遠ざかっていたので、自分が出たら絶対に勝ちたいと思っていました。たくさん助けられましたし、その分みんなを助けたいと思いながら試合に入ったので、残念です。

MF25奥埜 博亮
奥埜 博亮

(後半から入ったが、どんなことを意識したか?)
負けていたので、得点やアシストなど、まずは結果を残したいと思って入りました。

(得点シーンをどう振り返るか?)
サイドでうまく崩してくれて、(下口)稚葉に入った瞬間に中を見なくても上げてくると思っていた。タイミングよく入れたのと、いいボールが来たので、あとはしっかりゴールに流し込めたかなと思います。

(どのように次節に向かうか?)
連戦ですけど、選手にとってはゲームができることがいちばん幸せなことなので、今日来ていないメンバーも含めてしっかりといい準備をして、次に向かっていけたらと思います。

MF26深澤 佑太
深澤 佑太

(前半をどう振り返り、後半どのような修正をしたか?)
前半は奪ったボールを相手に前向きに奪われ、二次攻撃、三次攻撃を繰り返されてしまい、流れが悪い中で失点してしまった。ボール保持が上手く、切り替えが速い相手に対しては、シンプルに裏返してラインを押し上げるといった工夫が特に前半は必要だったかなと話していました。後半は4-4-2に戻して少し押し返せたところはありましたけど、中で起きている現象をもっと読み取り、改善できたシーンはあったのではないかと思います。

(試合終了間際には惜しいシュートも打ったが?)
決められたシーンだったと自分では思っているので、もっとこだわってやっていければと思います。

(今日の引き分けをどのように捉えているか?)
勝ちが欲しいですし、引き分けが続いている中ではチームとして満足のいく内容ではないですけど、またすぐに試合が来るので、今日出た課題と向き合って改善していきたい。まだまだリーグは続くので、チームとしてこの引き分けを勝てる力にしていくべきだと思います。