監督・選手コメント

天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会 2回戦 湘南 vs 青森 試合後監督・選手コメント

監督コメント

長澤監督 総括
長澤監督

平日のナイターにもかかわらず、たくさんのサポーターの方がメインスタンドを埋めていただき、一緒に戦ってくれたことを非常に感謝しています。ありがとうございます。

試合の方は天皇杯らしく、拮抗した状態の中で一つ点を取って、そのままゲームを終わらせたという典型的な2回戦だと思うんですけど、非常に評価しています。

前半から相手陣でサッカーを進めることができて良かったです。もう少しボールの循環の部分がうまくいけばと思っていたので、後半に修正をかけて、より相手陣でプレーすることができたと思います。

その中で、セットプレーを含めて、相手も人数をたくさんかけてディフェンスをしていたのでなかなか難しかったですけど、相手にとって脅威となる場面は3つ、4つ作れていました。そのうちの一つのミドルシュートが、やっぱり相手の足が止まった時に生まれる典型的なチャンスなので、きちんと全体で目線を合わせて、しっかり取ってくれたのは素晴らしかったと思います。

その後は青森さんもトーナメントなので全力で出てきましたが、ボックス内の対応を含めて足を動かしながら全体でしっかりゲームを終えることができました。

トーナメントに限っては、90分でも延長でもPKでも、次に進むことが全てなので、そういう意味ではしっかりと目標を達成できました。また3回戦に向けて、しっかりやっていこうと思っています。

長澤監督 質疑応答

- 松村選手はデビュー戦で初ゴールという非常に良い仕事をしました。守備の部分でも良いディフェンスがあり、石橋選手との関係性も良かった印象があります。改めて松村選手のプレーをどのように評価していますか。

本人がこれで良いと思うか、まだまだ高いところを目指すかだけで評価は変わると思うんですけど、おそらく高いところを目指していると思うので、もっともっとできることはあると思います。

ただ、日頃の練習からしっかりやっていることが出ただけなので、さほど驚きはありません。

キックが特徴なので、右、左のキックというのは彼の最大の特徴です。公式戦で出さないと武器にはならないので、そういう意味では、周りやチームメイトに認知させることができたのが、非常に彼にとって良かったことじゃないかなと思います。

- 今日の試合を非常に評価されているとおっしゃっていました。相手陣でサッカーをするという部分以外に、手応えとして感じた部分を教えてください。また、現時点で見えている課題はいかがでしょうか。

実際、怪我でずっと離れていた小田裕太郎がしっかりとプレーできたこと。比較的、今シーズンはまだリーグが始まったばかりなんですけど、非常に強い競争をしています。

そういう中で、今日初めて公式戦のピッチに出ていった選手もいます。その選手たちには今ロッカーでも言ったんですけど、しっかりとプロとしての仕事をすること。自分が気持ち良かったとかではなくて、やっぱり来てもらったサポーターの人たちを満足させること、チームを助けることです。

日頃から、どういう状況でも自分にしっかり矢印を向けて、外に向けることなくやってきている集団なので、そういう意味で、しっかりと結果とともにプレーできたということは一番評価しています。

課題はさっき言ったように、とはいえ、まだまだ全員が個人としてもチームとしても上を見ていると思うので、できたことをさらに良くすること。しっかり整理して、また次に進んでいきたいと思います。

選手コメント

MF5松本 大弥
松本 大弥

(ゲームをどう振り返るか?)
なかなか点が入らないなかで、少しストレスの溜まるなかでの守備でしたけど、1点取ってもらったのでよかったです。何度かゴール前に進入されることもありましたけど、全員の力で守り切れました。

(攻撃ではどんなことを意識していたか?)
相手が引いていたので、誰かが強いアクションを起こさないと相手は来ないと思っていました。後ろとしては簡単に早くサイドを変えながら、チャンスがあったら差し込むことを意識していました。

(ミドルシュートも打ったが?)
引いている相手に対してはミドルシュートを打っていかないと前に出てこないので、何本か見せるのは大事かなと思って打ちました。

(リーグ戦に繋がるか?)
練習試合もやってコンディション的には問題なかったので、ここで勝ちを得られたことは自信になります。絶対チャンスは来ると思うので、続けてやっていきたいですね。

MF20石橋 瀬凪
石橋 瀬凪

(ゲームをどう振り返るか?)
もっとできるなって自分では試合を通して思いました。受けるまえに相手がマンツー気味に来ていて、仕掛けたときのキックフェイントが引っかかることが多かったので、ドリブルの質やオフザボールの動きはもっともっとできるかなと思います。

(相手が引いている難しさもあったのでは?)
高校のときから選手権や県大会の初戦はああいう形の守備をしてくるチームが多かったので、そこにやりづらさは感じるんですけど、やりづらさを言い訳にしていたらダメだと思う。引いてきた相手になにができるかをもっと高めたら自分の価値も上がっていくかなと思います。

(手応えを感じられた部分は?)
フォーメーションが変わり、サイドハーフになって高い位置で受ける回数は増えていると思うので、受ける位置には手応えを感じていますが、もっと自分の突破からシュートやクロスを増やしていけたらと思います。

DF36松村 秀明
松村 秀明

(ゴールシーンをどのように振り返るか?)
あの場面のいくつかまえにも同じようシーンがあって、(石橋)瀬凪が高い位置で仕掛けて自分がフリーになることはわかっていました。あそこで受けたら1本振ってやろうと思っていたので、よかったです。

(プロデビュー戦となったが?)
試合前は緊張していて、(上月)壮一郎くんとかが気を使って声をかけたりしてくれたので、そういう選手たちに迷惑をかけたくないという一心で臨みました。でも前半の最後のほうに自分の価値が下がるような軽率なミスがあったと思うので、そこは修正していきたいです。

(シュートを打つときはどんな景色が見えていたのか?)
正直シュートを打って、入ってから気付いたみたいな感じでした。相手が近い距離まで寄せてきたので、コースを一瞬見て、振ったらチャンスあるなと思った。あとはボールを見てどこに当てるかを考えて打ったので、見たときには入っていたという感じでした。

(ホームでプレーして、どんなことを感じたか?)
百年構想リーグで一度アウェイの山形戦でメンバー入りをさせてもらったんですけど、やっぱりホームがいちばんだと感じます。サポーターのひとたちに自分の名前を呼んでもらえるのはプロならではのことだと思うし、それを体感できたことはデビュー戦としてもよかったと思うので、サポーターのひとたちに感謝したいです。

FW11小田 裕太郎
小田 裕太郎

(久々の公式戦だったが、身体がキレていたと思うが?)
そうですね。久々だったので、すごくアドレナリンが出ました。戻って来られた喜びを表現できたらなとピッチに入って思いました。

(ずっと足が止まらなかったように見えたが?)
そう見られているならよかったです(笑)。もっとやるべきことはありますけど、そこは強みのひとつでもあるので、攻守において動けたことはよかったかなと思います。

(できれば枠を捉えたかった?)
そうですね。あれは抑えないとダメだなと思いますし、結果が大事なので、そこは反省すべき点かなと思います。

(収穫と課題をどう捉えているか?)
復帰して攻守でハードワークできたこと、足を気にせずにやれたことは自分のなかでは大きいです。ただ、攻撃のときにもっとあいだで受けたり、背後で受けたり、味方と目線を合わせてもっと引き出したかった。そうしたらもっと決定機もつくれたと思います。

(サポーターが復帰を心待ちにしていたことが伝わってきたが、声援は届いていたか?)
めちゃくちゃ届きました。感動しました。うれしかったし、それ以上にめちゃくちゃ感動して、ピッチに立てる喜びをすごく感じました。