23DFMATSUMOTO KANARU

「1年間続けた成果」~My Development~

プロ1年目の去年はまったく公式戦に出られませんでした。
でも折れることも、折れそうになることもなかったです。
そんなことを考える暇もなかった。
自分が基準を満たしていないことも、やり続けなければ変わらないこともわかっていたので、基準に追いつくために、ただひたすら向き合うしかないと思っていました。

苦労は多いですけど、少しずつできることが増えている手応えはありました。
いままで自分はプレーの波が大きかったんですけど、それがちょっとずつ一定になってきて、最低ラインが上がってきたと感じています。

自分はできるんだと思ったのは、智さん(山口前監督)がU-19日本代表監督になって初めて臨んだSBSカップ(国際ユースサッカー)でした。
体力的に走れるようになり、海外の能力ある相手に対してもフィジカルで簡単に負けなかったり、スピードでもある程度食いついていけたりした。
攻撃面でも積極的に上がってチャンスメイクしたり、できることが増えていると実感できました。

とくにスペイン戦は大きかったですね。
試合には負けましたけど、右ウイングバックでフル出場し、ゴールを決めることができてめちゃめちゃうれしかったです。
智さんには「そんなの持ってたんか」と言われました(笑)。
逆に失点シーンにも絡んでしまいましたが、「前向きに捉えろ」という言葉をいただきました。
智さんは技術や判断を大事にされている監督だったので、そういう一つひとつの練習を1年間続けた成果が年末のSBSカップで出たのかなと思います。

「勝負の年」~My“ALL IN”~

今年はSBSカップが終わったあとだったので自信があったし、なにか掴めそうな感覚もありました。
でも百年構想リーグでは1分ほどしか試合に出られなくて、ほんとに悔しかったです。

徹さん(長澤監督)には「自分のなかに変化をつけろ」と言われました。
去年ずっと試合に絡めなかったなかで、これまでのルーティンを変えて自分に刺激を入れると違いを見出せるし、成長に繋がると言われ、それは大事にしています。

なかでも今季変えたのは起きる時間です。
15分早めるだけでも身体の動きの違いを感じる。
チームのなかでは(武田)将平くんやタツくん(永井建成)がとくに朝早くて、すごく自分の身体と向き合っているなって思います。
トレーナーさんに入念にほぐしてもらったり、ストレッチの際に重さで身体に刺激を入れたりしているひともいる。
僕はいま身体の調子が安定しているので、この感じを続けてみようかなと思います。

自分にとって今季は勝負の年だと思っています。
ここで試合に出られるか出られないかでこの先が決まるぐらいの覚悟を持っている。
とにかく毎試合にフォーカスし、練習から一つひとつしっかり積み重ねられるように取り組まなければいけない。
1試合でも多く試合に絡みたいし、出られるならどんどん出たい。
そのためには継続することだと思います。
今日はいいやという日があったら絶対成長しないと思いますし、つねに同じモチベーション、同じ熱量で、自主練や練習を継続することがいちばん大事だと思っています。