25MFOKUNO HIROAKI

「勝つ確率を上げるために」~My Origin~

僕のスタートはFWですね。
仙台のアカデミーの頃もそうですし、大学を経て仙台でプロになったときもFWやサイドハーフで入りました。

昔から背が低いほうだったので、単純に競り合っても勝てないから、相手が油断しているタイミングで身体をぶつけたり、相手より先にボールの落下地点に入ったり、駆け引きをつねに意識していました。
スピードもないぶん、動き続けて良いポジションを取らないといけない。
身体的な能力がないからこそつねに考えてプレーするようになったと思いますし、だからこそ周りの選手と関わりながらプレーするところは伸びたかなと思います。

仙台から長崎に期限付き移籍したときはシャドーとボランチをやっていました。
その後、仙台に復帰してFWから徐々にボランチでプレーするようになり、C大阪に移籍したときはボランチでした。

長崎もC大阪もそうですが、環境を変えたときが自分のなかでポイントかなと思います。
長崎ではシーズンを通して出続けて自信になりましたし、新たなサッカーに触れて自分の幅が広がりました。
C大阪では特徴のある選手のためにスペースを空けたり、そこからもう1回動き出して受けたり、味方に使ってもらうプレーが多かった。
勝つ確率を上げるためには誰かがチームを助けるプレーをしなければならない。
そう思ってプレーしていました。

「もっと上を目指せるチームに」~My“ALL IN”~

僕のなかで、サッカーに対するものはつねに変わっていなくて、試合に出ても出なくても、自分にベクトルを向け、自分にいまなにができるのかを考えて取り組んでいます。
試合に出たい気持ちはもちろんありますけど、チームなので自分の感情だけを出せばいいわけではないし、やることをやって出られないのであれば自分の実力がないということ。
チームの基準に届いていないということでもあるので、工夫していかなければいけないと思っています。

まずは個人として成長し、できる限り能力をつけなければいけないと思います。
かといってチームスポーツなので、個人で頑張れば勝てるわけではない。
個々のよさを引き出したり、選手の特長を見てプレーできることが自分のよさだと思うので、つなぎ役というか、チームがうまく回るようにしていけたらと思います。

まずはチームとして昇格できることがいちばんですし、個人としてはしっかりと試合に関わることが目標です。
一方でチームを見ながらやることも僕の仕事だと思うので、自分が試合に出ていないのであれば、同じように出ていない選手に対してアドバイスや声かけはできると思いますし、出ている選手に対しても伝えられることはあると思う。
いちばんは自分が出て活躍することですけど、どういう関わり方をするにせよ、チームの昇格が大きな目標です。

去年湘南に来て降格してしまったので、すごく責任を感じています。
あれだけ勝てなかったことや降格は自分のサッカー人生において初めてですが、いい経験だったと思えるようにしたい。
湘南はJ1にいたチームですし、残留争いをするのではなく、もっと上を目指せるチームになっていってほしい。
そうなっていく過程のなかで、自分も力になれればと思います。