24DFHONDA KOTARO

「当たり前じゃない」~My Development~

百年構想リーグの開幕直前に、八戸へと育成型期限付き移籍をしました。
湘南でシーズンをスタートし、ここで戦う覚悟が固まっていたなかで、どうするか正直かなり悩みました。
ただ、8月から始まるJ2リーグを見据えたときに、湘南で活躍するために、自分の成長を考えて、この半年間は八戸でプレーしようと決断しました。
だからこそ、移籍した矢先に怪我をしてしまった悔しさはすごく大きかったです。

半年という短い期間でしたけど、それでも小6からベルマーレのアカデミーで育った僕にとって、初めて湘南を出て違うクラブを知れたことは、ポジティブな面も多かったです。

外に出たことで、馬入の天然芝の練習場でなに不自由なくサッカーができることは当たり前じゃないとあらためて感じました。
一方で八戸の選手たちは、冬場は人工芝で練習したり、他県に移動したり、そういう厳しい環境のなかでも、いろいろな工夫をしてコンディションを整えている。
そうやって自分を高めようとする貪欲さやひたむきさを選手たちから学びました。
また僕自身、試合には絡めませんでしたけど、ハードなトレーニングを毎日積んできましたし、対人のメニューも多かったので、とくに弾くところや守備の面は磨くことができたと思います。

「それがひとつの恩返し」~My“ALL IN”~

今季チームとしてJ1昇格を目標に掲げているなかで、自分が力にならなければいけないと思っています。
この半年間、八戸に行ってよかったと、僕自身も、また見ている皆さんも思えるような結果を残さなければいけない。
移籍の決断が正しかったことを結果で証明したいと思います。

センターバックはチームメートの信頼がなければピッチに立てないポジションだと思います。
信頼を勝ち取るために、自分のよさをみんなに認めてもらえるだけのクオリティに高めていかないといけない。
もちろん自分の課題としてずっと取り組んでいるビルドアップやゲームのつくりのところも、もっと質を高めていかなければいけないですし、相手の起点を潰すプレーや空中戦で弾くところなど、自分の長所にもさらに磨きをかけたい。

徹さん(長澤監督)の言葉は、いろいろ胸に留めています。
「自分のストロングから入れ」という言葉もそのひとつです。
まずは自分の長所を念頭に置いて、百発百中で弾いたり奪ったりできるようにしなければいけない。
いま取り組んでいるサッカーは僕の強みを活かしやすいと思うので、アピールしていきたいですね。

個人的に、試合に臨む際は声から入るようにしています。
「前から行くぞ」「やるぞ」と言いながら入ると積極的にプレーできる。
逆に今日は乗り切れていないと感じるときは、さらに声を出すようにしています。

僕の知っているベルマーレはずっとJ1にいたので、昇格はマストだと思っています。
そのうえで、J1でタイトルを取りたい。
ずっと育ててもらったクラブなので、それがひとつの恩返しになるかなと思っています。