31GKSANADA KOTA

「シュートを止めるのが楽しかった」~My Origin~

GKを始めたのは小1の頃でした。
身体が大きいから試しにやってみるようにコーチに言われた。
それがきっかけでした。
その後、学年が上がるにつれて走るメニューが増えてきますよね。
自分は走るのがとにかく苦手で、足も速くない。
それでそのままずっとGKを続けました。

なにより、シュートを止めるのが楽しかったですね。
ゴールを決める快感より、止める快感のほうが大きかった。
パントキックを蹴って、遠くまで飛ぶのも気持ちよかったです。

小学校高学年の頃に当時ベルマーレの育成スタッフだったトモさん(伊藤友彦、2001〜2002、2006~2010湘南ベルマーレでプレー)や隆司さん(石川コーチ)が見にきてくれて、うちのU-15に入りました。
そこからサッカーを見るようになり、(ジャンルイジ)ブッフォンや(オリバー)カーン、(川口)能活さんなど国を代表する選手のように止めたいと思うようになりました。

ベルマーレのアカデミーで学んだのは、「湘南スピリット」です。
ひたむきに、がむしゃらにプレーする。泥臭く戦う。最後まで諦めない――。
そういう当たり前のことを当たり前にやれるように教わりました。

サッカーで言うと、中2のときにジョアンミレッGKコーチが来たことは大きかったですね。
GKとしてなにをすべきなのか、こういう状況ではどういう動きをするべきか、模範解答を教えてくれた。
ジョアンに4年間お世話になり、頭のなかが整理されました。

「記憶と記録を」~My“ALL IN”~

個人的には、百年構想リーグは自分の力を出し切れなかったと思いました。
降格した2025年の最後のパフォーマンスに比べて、この半年間はそこまでのクオリティを出せなかった。
ミスもありましたし、気持ちの波があったと思います。

これは隆司さんとも話したんですけど、去年は残留争いのなかでとにかく熱中していたし、やらなきゃいけないという想いで、ある意味吹っ切れていました。
でもハーフシーズンは気持ちの面で浮き沈みがあり、ハイパフォーマンスを出すことができなかった。
やはり、自分自身で2025年のようなメンタルに持っていかないといけない。
そうすることが、自分が試合に出てチームを勝たせることや、このクラブのためになるところに繋がっていくのかなと思っています。

2026/27シーズンは、もちろんチームとしては昇格を掲げていますし、自分もそうしたいと思っています。
そのうえで、自分が毎年使っている言葉は「成長」です。
この言葉は外せない。
成長があるからチームは強くなるし、自分がチームを勝たせられるようになるし、GKとフィールドプレーヤーが相乗効果でお互いに成長していける。
また自分が成長することで、ほかのGKともより切磋琢磨できるはず。
だからこそ、とくに今年は成長していきたいシーズンだと思っています。

ベルマーレには、そうですね……記憶と記録を残せたらうれしいですね。
ルヴァンカップで優勝した2018年のGK陣、(秋元)陽太さんやトミさん(富居大樹)、ゴッちゃん(後藤雅明)のように、記録とインパクトを残せたらと思います。