38MFKOZUKI SOICHIRO

「価値観が変わった」~My Development~

深夜1時に始まるプレミアリーグを録画し、朝起きたら観るみたいな生活を小学生の頃からしていました。
だから自然とサッカー=欧州という感覚で、早く欧州に行きたいなと思っていました。

京都のアカデミーからトップチームに昇格し、2022年に欧州に渡りました。
最初に所属したのはドイツ5部のチームでした。
アマチュアチームで、給料は安く、環境面も悪かった。
練習は毎回18時から。
みんな仕事をしながらサッカーをやっていたので、楽しく副業的な感覚で、目的もモチベーションもないし、かなり難しかったですね。

その後シャルケのセカンドチームで過ごした半年間はターニングポイントやったかなと思います。
FWとして結果を残すことができ、トップチームに呼ばれて練習試合でたまたま4試合連続ゴールを決めて契約をもらった。
キャンプでも調子がよくて、そのままブンデスリーガの後期の開幕戦にスタメンで起用してもらいました。

ブンデスリーガでは価値観が変わりました。
ひとりで全部できる選手が11人揃っているから、組織としてうまくいっていなくても個でボールを奪ったりする。
サッカーは11人でやっているようで、結局は個なんだなと思いました。
攻守の切り替えも速すぎて、ほぼフルスプリントで走らないと追いつけない。
向こうの選手のジョグが僕のスプリントの8割ぐらいなので、ピッチのなかではつねに走っていた気がします。
ドイツのサッカー=戦うという感じで、球際でスライディングしてガッツポーズするとサポーターが沸くし、とにかく強度が高かったですね。

その後ポーランド1部のチームを経て、ミュンヘンでは怪我をせずにほぼスタメンで全試合に出場しました。
キャリアのなかで初めて30試合以上に出場し、僕的にはいちばん成長できた1年だったかなと思います。

「J1に上がる、それだけ」~My“ALL IN”~

欧州で4年半プレーしましたが、生活自体難しいなかで、もう1年やる覚悟を持てず、日本に帰っていったん仕切り直したいと思いました。
そんなときに湘南からオファーをいただき、これだけの伝統あるチームでプレーできるのは光栄に思い、すぐに加入を決めました。

徹さん(長澤監督)からはドイツでプレーしているときに連絡をいただいていました。
とくに5部リーグでつらかった頃、「将来大きな舞台に立ったとき、いまここにいる意味が必ずわかるから」と言ってもらった。
それはすごく助かりました。

今季に向けて、もちろん個人的には試合に多く出て結果を残したいという気持ちはありますけど、とにかくJ1に上がる、それだけだと思っています。
そのなかで自分が中心となり、ドイツで学んだこともチームに還元したい。
僕のなかではまだまだ強度が低いと思う場面があるので、もっとやれるし、もっとやってほしいし、自分ももっとやらないといけない。
もっともっと戦わないといけないと思いますし、細かいところを上げていきたいなと思っています。