15DFDOHANA KAZUKI

「あのままプロになっていても」~My Turning Point~

自分のなかで「変わった」と思えたタイミングは、プロになって2回ほどあります。

ひとつは、大学を卒業して福島に入ったとき。
初めてのプロの世界で、なんでも完璧にプレーしたいというか、ミスすることを恐れているような感じだったんです。
それで当時監督だったトキさん(時崎悠)に、「完璧主義はわかるけど、ミスに対するネガティブな考えを変えていかないと、この先この職業はやっていけない」という話を最初の面談のときにされました。
それで自分のなかで意識が変わり、だんだんチャレンジも増えて、プレーもよくなっていった。
トキさんに最初にマインドを変えてもらい、自分としてはすごく成長できたと感じています。

もうひとつ大きかったのは、いわきへの移籍です。
自分的に対人には自信があったんですけど、身長がないぶん、DFとしてフィジカルが大事だと思っていたなかで、いわきに行って、より対人の強さやゲーム体力など身体的な部分が伸びました。
移籍したシーズンは福島でキャプテンをやらせてもらっていたので、半年で移籍するのは申し訳ない気持ちだったんですけど、プレーがだんだんよくなり、成長を感じられているのは、いわきで自分が鍛えないといけないところを鍛えられたからだと感じています。

自分はプロになる以前、神戸のユースからトップチームには上がれませんでした。
でもいま思えば、あのままプロになっていても、自分ではできていると思っていた球際やフィジカルの面でもっと突出していないと厳しかったと思う。
大学を経由し、いろんな経験をしてプロに行けたことは、道としてはよかったかなと思います。

「昇格するために移籍してきた」~My“ALL IN”~

湘南からオファーが来たことは素直にうれしかったです。
同じカテゴリーだったので、最初は正直どうするか悩みましたが、新しい刺激と言いますか、新しい選手と監督とやって、また一から自分で評価を勝ち取っていかなければならない環境に行くことで、選手としてより成長できるかなと思った。
新たなチャレンジが自分の成長に繋がると思ったので、最終的に移籍しようと思いました。

やるサッカーが変わったので、いまは違うことに取り組んでいる楽しさを感じています。
いわきは個のイメージがありますし、強度やフィジカル的な要素が強く、アグレッシブさもある。
湘南もアグレッシブさはありますけど、技術的にレベルの高い選手がたくさんいて、組織的な部分はいわきに比べて多い。
そう自分的には思っています。

チームの目標として昇格がいちばんにあるので、そこに向かってまずは全員で戦っていかなければいけない。
そのなかで自分としては、いかに特徴を出してチームの勝利に貢献できるか。
まずは対人やビルドアップといったところでチームの勝利に貢献したいと強く思っています。
なにより、昇格するために移籍してきたのでそれを成し遂げたいですし、J1に上がってこのチームでプレーすることが自分にとってのいまの目標です。