99GKKAMIFUKUMOTO NAOTO

「ほんとうに大きな一歩」~My Turning Point~

自分のなかで、その瞬間はすごく鮮明に覚えています。

大学を卒業し、大分でプロになって3年間は出場機会を得られませんでした。
試合に出られない時期に感じていたのは、自分はまだまだ力が足りないということ。
チームを勝たせられる、チームに貢献できると自信を持って言えるだけの実力がなかった。
その現実をしっかりと受け止め、日々トレーニングを積み重ねていました。

出場機会を掴んだのは4年目でした。
先発するはずだったGKの方がアップ中のアクシデントで試合に出られないという判断になり、サブだった自分が急きょスタートで行くことになった。
自分はそれまで毎日ベストを尽くし、チームを勝たせるプレーを積み上げてきた自負があったので、出場を告げられた瞬間、やっときたかという気持ちが強くて、なんだろう……ほんとうにワクワクする感覚でした。

いつ出番が来てもチームを勝たせられる自信があったし、準備してきたことを存分に発揮するだけだという整理もついていて、実際そのとおりに自分のプレーができ、周りの協力もあって勝利を掴むことができた。
公式戦初出場がプロ4年目というのは決して短くない時間だと思いますけど、その機会をしっかりと活かすことができたのは、分岐点というか、ほんとうに大きな1試合、大きな一歩だったと思います。

力不足で出場機会を得られなかったところから少しずついろんな経験をして、徐々に徐々にステージを上げてきました。
とはいえ、自分のなかではピークという感覚はありません。
もっと行けると感じているので、挑戦し続けていきたいですね。

「タイトルが最も大きな喜びに」~My“ALL IN”~

百年構想リーグを振り返ると、自分を含めて個々に足りない部分はまだまだ多いと感じた半年でした。
カテゴリーが変わり、選手も多少なりとも入れ替わったなかで、「もっともっと」という欲をチーム全員が持ちつつ高め合っていかなければならないし、どんな相手をも上回れないといけない。
勝負の瞬間に過去の順位や成績はまったく関係なくて、自分自身やチームがいかにたくましく戦えるか、その瞬間瞬間に相手をどう上回っていくか。
そのためにいい準備をし、ピッチで発揮できた者が勝負に勝つのだと、あらためて感じました。

この半年で感じたものを活かし、向上するために、選手一人ひとりが強い意識を持って取り組めているかはすごく重要です。
スタッフの方々が整理してくれたものを踏まえ、自分たちがいかにピッチで戦っていくか、勝たせるためのプレーやチームへの想いをどう表現していくか。
一人ひとりがその基準を上げていかないといけない。
暑くなり、頭も身体も動かすのが大変ななかですけど、一人ひとりがたくましい力をつけて開幕を迎え、開幕してからも継続して積み上げていくことが、長いシーズンを戦っていくうえではとても重要な要素だと思っています。

タイトルを掴めばJ1に昇格できる。つまり、おいしい瞬間を二度味わえる。
自分がベルマーレに在籍しているこれまでのなかで、タイトルが最も大きな喜びになると思うので、しっかり掴み取りたいと思います。