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【実施報告】「BELL-BEING」サステナビリティ研修 スタッフ向け実施

湘南ベルマーレでは、クラブが掲げる BELL-BEING プロジェクトのもと、地域社会とともに持続可能な未来をつくる取り組みを進めています。
気候変動をはじめとする社会課題が身近になる中、クラブ運営に携わるスタッフ一人ひとりが、日々の業務の中でサステナビリティをどのように捉え、どう実践するかが重要なテーマとなっています。
こうした背景を踏まえ、2025シーズンから本格的に始動したBELL-BEING プロジェクト、そして百年構想リーグからリーグで導入された SPL(SPORT POSITIVE LEAGUES)への対応を見据え、クラブ全体での目線合わせと行動の具体化を目的としたサステナビリティ研修を実施しました。
本研修は、スポーツ業界およびサステナビリティ分野に知見を有するKPMGコンサルティング株式会社に設計・講師をご担当いただき、フロントスタッフを対象に、サステナビリティを「自分ゴト」として理解し、業務レベルのアクションへと落とし込む場として実施いたしました。
研修の内容
【1】サステナビリティクラブをクラブ経営の重要テーマとして理解する

研修の前半では、講師より、サステナビリティを取り巻く社会的な潮流や、国内外のスポーツ業界における最新動向について解説がありました。
環境・社会課題への取組みを、単なる「社会貢献活動」として捉えるのではなく、
・クラブのブランド価値向上
・パートナー獲得
・ファン/サポーターからの共感形成
・人材採用やエンゲージメント向上
・アカデミー/スクールにおける選ばれる理由づくり
といったクラブの中長期的な価値創出や収益にも直結する経営戦略の一部として捉える視点を学びました。
また、Jリーグのサステナビリティ推進方針や、SPL(SPORTS POSITIVE LEAGUES)の制度設計・評価の考え方を踏まえながら、「なぜ今、クラブとしてサステナビリティに向き合うのか」を改めて整理しました。
【2】BELL-BEINGプロジェクトの全体像と現在地、進むべき方向を理解する
続いて、湘南ベルマーレが推進するBELL-BEINGプロジェクトについて、サステナビリティ担当より説明がありました。
・プロジェクト立ち上げの背景
・2025シーズンにおけるBELL-BEINGプロジェクトの実績
・百年構想リーグ期間におけるSPLへの対応方針と現在の進捗状況
が共有され、クラブとしての現在地を共通理解しました。
特にSPLについては、
・どのような取組みが、どのような評価に繋がるのか
・なぜ部署横断での連携が評価向上に不可欠なのか
といった点を具体的に確認し、評価のための取組みではなく、「クラブの未来をつくるための指標」として捉え、クラブ全体で方向性をそろえて推進すべき取り組みであるという認識を、改めて共有しました。
【3】グループワーク:次シーズンに向けた具体アクション設計


後半のグループワークでは、講師主導のもと、部署横断のグループに分かれ、次シーズンに向けて検討すべき具体的なアクションについて意見交換を行いました。
ワークでは、
・各部署の業務の中で実行できそうな取組み
・他部署やパートナー企業と連携することで拡がりが生まれそうなアイデア
・SPLの考え方や評価項目を踏まえた視点
などを意識しながら議論を行い、部署や立場の違いを超えて意見を出し合いました。
グループワークを通じ、BELL-BEINGを、日常業務と結びついた自分ゴトとして捉える意識づくりにつなげることができました。
今回の議論を起点に、今後はクラブとして優先度を整理し、全社を巻き込み、実行可能な取組みへとつなげていく予定です。
研修の成果
研修後アンケートでは、以下のような意識変化が確認されました。
・”サステナビリティ”の概念、考え方への理解度: 23%向上
・”サステナビリティ”に取り組むべき理由への理解度: 18%向上
・”BELL-BEINGプロジェクト”への理解度 22%向上
・活動に対する”自分ゴト”意識: 30%向上
これらを通じて、クラブ全体で次の点を共有することができました。
・”BELL-BEING”は、特定の部署の活動ではなく、クラブ全体のプロジェクトである
・スタッフの日々の行動が、地域との信頼を生み、クラブの未来を支える力になる
・SPLをはじめとしたリーグの動きと連動し、クラブ全体で同じ方向を向くことが不可欠
講師
本研修は、KPMGコンサルティング株式会社のご協力のもと実施いたしました。
クラブの状況や課題を踏まえた研修設計と、サステナビリティおよびスポーツ業界に関する知見を活用した整理・議論の支援をいただきました。

KPMGコンサルティング株式会社
アソシエイトパートナー
笹木 亮佑 氏

KPMGコンサルティング株式会社
コンサルタント
山田 絵里 氏
これからのベルマーレ
湘南ベルマーレは、BELL-BEINGプロジェクトのもと、地域の皆さまとともに持続可能な未来に向けた取組みを進めていきます。今回の研修で共有された認識や視点を起点に、フロントスタッフ一人ひとりが自身の業務とサステナビリティを結びつけ、「湘南らしいサステナビリティ」を行動として形にしていきます。
今後は、選手やアカデミー年代にも研修を広げ、クラブ一丸となったBELL-BEINGの推進に繋げていく予定です。
BELL-BEINGプロジェクトとは

本プロジェクトでは、
・美しい海や自然を守る「環境」
・だれもが夢や目標を実現できる「教育」
・人生100年を輝かせる「健康」
・やさしく温かな社会をつくる「多様性・多文化交流」
・安全・安心をより身近にする「防災」
という“5つのマテリアリティ(重点領域)”と、 “9つのアウトカム指標”を策定いたしました。
満員のスタジアムにとどまらず、湘南の街や暮らしのなかで「ともに支え合い、課題を乗り越え、輪になって勝利のダンスを踊る」そんな未来をめざし、湘南ベルマーレはこの取り組みを地域、日本、そして世界へと広げてまいります。
BELL-BEINGパートナー紹介
アズビル株式会社
KPMGコンサルティング会社
平塚信用金庫
株式会社メディケアー
東京海上日動火災保険株式会社 神奈川支店
