監督・選手コメント

明治安田J2・J3百年構想リーグ EAST-A 第6節 湘南 vs 山形 試合後監督・選手コメント

監督コメント

長澤監督 総括
長澤監督

今日は8,500人を超えるサポーターの皆さんにお集まりいただきました。勝利を届けることができて、ほっとしています。同時に今月は唯一のホームゲームだったので、ここでしっかり勝点3を取りたかったという思いもありました。そういう意味では、選手たちはよくやってくれたと思います。この勝利を次につなげていきたいです。

試合の方は、山形さんが質の高い選手を揃え、非常に論理的にサッカーを展開してくるチームなので、それに対して我々は自分たちの持っているものをぶつけて、相手の変化にも対応しながら戦っていこうという意図で臨みました。立ち上がりから素晴らしかったと思います。シンプルに奪ったボールを前へ動かしながらプレーできていたと思います。途中、後方の動きに引き出されて間延びした時間帯が少しありましたが、それ以外はしっかりできていたと思います。

失点の場面は、我々がリスクを取りに行った中でのミスからカウンターを受けてしまいました。山形さんのカウンターは非常に素晴らしいので、そこは改善が必要です。ただ、ミスを恐れてリスクを取らなくなってしまうと我々のサッカーではなくなってしまいます。一つのミスが起きた時に、チーム全体でカバーするというのが我々のスタイルなので、その部分はまだまだ修正できると思っています。

後半はコンパクトさを保ちながらゲームを進めることができました。相手が1人少なくなりましたが、むしろそこからのカウンターの方が怖かったです。山形さんも腹を決めて守備から一気に出てくる形を狙っていたので、そこに対して我々はリスクを取りながら前線に人数をかけていきました。最後は(田村)蒼生がミドルシュートを決めてこじ開けてくれました。振り返ればその前にも決めるべきチャンスはありましたが、一番難しいシュートが入るというのはサッカーではよくあることだと思います。

いずれにしても勝点3を取れたことは良かったですが、このような勝ち方をした時は、次の試合で勝つことで今日の勝点がより輝くと思っています。次の群馬さんも素晴らしいチームなので、まずは自分たちの良さをぶつけ、そこからの変化に対応していきたいと思います。

長澤監督 質疑応答

- 試合後、ロッカールームでは選手たちにどのような言葉をかけましたか。

前節は追いついたあとに差し切れず、最後はPKで敗れてしまいました。そういう意味ではチームとして課題を抱えていました。ただ、今日は交代選手も含めて、1歩ではないかもしれませんが、半歩、あるいは3分の1歩くらいは前進できたと思います。チームとしては成功体験ですし、選手たちの努力で前進できたことを伝えました。
ただ、今日の勝利も次に勝たなければ輝いてこないと思うので、そこも含めて話をしました。

- 得点は取れているものの、フォワード陣の得点という点では苦労している印象もありますが、その点について。

湘南ベルマーレのフォワードは得点だけを狙っているわけではなく、多くのタスクがあります。守備にも参加し、ビルドアップにも関わり、ディフェンスラインを引っ張るために多くの動きを繰り返しています。かなりの運動量を求められる中でプレーしているので、その中で得点を取ることは簡単ではありません。

ただ、ヨーロッパではそれが普通に求められている役割です。今挑戦している所なので現段階で評価を下すべきではなく、シーズンが終わった時にどうだったのかを見るべきだと思っています。
もし得点だけを狙って歩いていてもシュートが打てるかもしれませんが、そういう選手は湘南ベルマーレでは在籍する必要がないと伝えています。湘南ベルマーレというチームは昔からそういうスタイルですし、長い目で見てほしいと思います。

- 今日の試合、藤井選手を左、石井選手を右に配置していましたが。

相手というよりもプレーゾーンを見て決めました。(石井)久継は練習でも右側からシュートをよく決めていたので、前を向きやすいのだろうと感じていました。藤井(智也)は右も左もできますし、前半から(石橋)瀬凪と一緒に相手の右サイドにうまくアプローチしてくれていました。よくやってくれたと思います。

選手コメント

MF17田村 蒼生
田村 蒼生

(決勝ゴールをどう振り返るか?)
前半から(藤井)智也くんと(石橋)瀬凪が左サイドの深い位置で相手にダメージを与え続けていて、縦に何回も突破していたので、自分はカットインして、GKのところを狙ってクロスを入れました。(渡邊)啓吾にGKの前で触ってくれという意図のクロスだったんですけど、ラッキーなことに自分のゴールになりました(笑)。

(投入されるときに長澤徹監督からはどんな言葉をかけられていたか?)
試合を決めろと言ってもらいましたし、まずは守備から入るようにという話もありました。チームのタスクをやりながら、相手が10人になってより攻撃にフォーカスできたので、すごく自分のやりやすい状況ではありました。

(あの角度は自身の得意なゾーンの印象だが?)
そうですね、バイタルとサイドは自分の得意なゾーンだし、瀬凪がちょっときつそうな感じもあったので、1回自分が開いて、それがうまくゴールという形になったと思います。

(得点を決めたことでホッとしたところはあるか?)
そうですね、ゴールが欲しすぎて最近はちょっと焦りもあったし、それが悪い方向に行ってしまうこともあり得ていたなかで、今週は周りをうまく見ながらというところを個人的に意識していました。なので、ゴールが欲しいとはどこかで思っていましたけど、結果に出たことは自分の自信にも繋がるし、またゴールを取りたいなと思いました。

MF20石橋 瀬凪
石橋 瀬凪

(先制の場面をどう振り返るか?)
仕掛けられる一発目のタイミングだったので迷うことなく仕掛けました。クロスを狙ったんですけど、どんな形であれゴールになったのでよかったです。あそこまで入ったら少し浮かせばDFは嫌だろうし、誰か入ってくれという感じで上げました。結果に繋がってよかったと思います。

(決勝点の時間帯について、田村選手が「瀬凪がちょっときつそうだったので」と話していたが?)
そうですね、足が攣りそうだったので蒼生くんにそれを伝えたら「俺が動くよ」と言ってくれました。

(栃木C戦然り、得点に絡む機会が増えているが?)
自分は攻撃が特徴の選手だと思っているので、攻撃や得点に多く関わることを意識してプレーしています。自分のゴールも欲しいですけど、どんな形であれチームの得点はうれしいので、そこに少しでも自分が関わっていけたらという想いで試合に入っている。得点に関わる機会が増えているのはいいことだと思います。

FW77石井 久継
石井 久継

(今日は右のシャドーに入ったが、自身のプレーをどう振り返るか?)
左サイドに(藤井)智也くんと(石橋)瀬凪がいて、2人は縦に突破できるので、そこからマイナスのボールだったりチャンスが来るかなと思っていたんですけど、今日は少なかったので、また練習から擦り合わせて見てもらえるようにしたいと思います。自分自身イージーなミスもありましたけど、前節の試合後に徹さん(長澤監督)から「もっと勇敢さが必要だし、ミスに対してナイーブになっていないか」という話もしてもらって、実際、自分のなかで技術に自信を持っているからこそミスしたくないという想いがありました。そういうところで自分ができるはずのプレーができないことも出てくると思うので、今日は攻撃的にたくさんシュートを打っていこうという意識で入りました。

(土壇場で勝利を掴んだことにはどんな意味があるか?)
去年はあそこから失点してしまったり、PKを与えてしまったり、惜しかったというシーンが多かったけど、今年はPK戦になるかもしれない雰囲気のなかでも(田村)蒼生がしっかり点を取ってくれた。交代選手が点を取ったりアシストしたり活躍することはチームとしてすごく重要だと外から見ていて思いました。

MF16アルトゥール シルバ
アルトゥール シルバ

(両チーム最多の5本のシュートを記録したが、シュートの手応えはどうか?)
前半いいシュートを打つことができましたが、相手GKがいいセーブをして、もうひとつのシュートは惜しくも外れてしまった。後半にもチャンスがあったんですけど、自分の形があまりよくなくて枠には入れられなかった。次の試合ではしっかり決めたいと思います。

(相手が10人になってからの戦いはどうだったか?)
10人になった時点で相手が引いてなかを固め、その結果うちは何回もサイドアタックすることができました。最後までやり続けて最後の最後にゴールを決められたことはチームの成果だと思っています。

(今日のゲームを振り返っていちばん感じていることは?)
簡単に失点してしまったことは繰り返してはいけないと思います。ただ全体的にはチームとしていい試合をしていましたし、最後の最後まで全員が頑張って走ったことで勝つことができたので、それを続けていきたいと思います。