馬入日記

【馬入日記:8月17日】貪欲にプレーし日々成長を。松浦選手インタビュー

ここ数試合、リザーブのメンバーに名を連ねている松浦選手。
7月31日の熊本戦ではわずかな時間でしたが出場し、Jリーグ初出場となりました。

1-0でリードしている状態だった熊本戦。終了間際に松浦選手が呼ばれました。
「熊本戦では、状況が状況だったので入りやすかった。追ってスライディングしろと言われていてやることがハッキリしていたんです。ベンチから呼ばれて一度待つ形になったんですけど、その待っている時が一番緊張しました。でも入ってしまえばそうでもなかったです」と振り返りました。
その後の試合でも18人のメンバーに入っています。

「ケガ人もあってチャンスをもらえているという状況だと思うので、そのチャンスをどこかで活かさなければいけないと思っています。まだ何もやっていないと感じるので。普段から、監督に裏に抜ける動きを言われているのでそこを意識しています。あとはまだ全然ですけど、ヘディングのところでちょっとずつ長所が出せてきたかなと思っています」と松浦選手。

いまはFWとしてプレーしていますが、もともとはボランチ。去年はサイドバックとしてもプレーしました。「ボランチやサイドバックをやってた時に、前線がそこで追ってくれたら…とか後ろが楽になる守備の気持ちが分かるので、そこは実際に出していきたいと思います」

そして、ゴール前に入っていく力強さや勢いは目を見張るものがあります。
「多分、癖だと思うんです。高校の時の練習で、クロスが入ってきた時に、ヒザより上のボールは全部頭でいかなければいけなかったんです。そこをいけなければ、監督にめちゃくちゃ怒られていたので必死でした。痛いより監督が怖かった(笑)。考える前に体が動くのでいい癖がついてよかったと思います」と。なるほど、そうだったんですね。

そんな中、月曜日に行われた浦和との練習試合では得点も決めました。
「体勢がきつくて少し当たりそこないだったんだけど、打ってしまえと思ったらうまくコースに入ってくれました。ただ全体的には、暑い中で特に前半走れていなかったのが反省点です。プレッシャーがきつかったので、もっと裏へ抜け出してひとつ飛ばすようなボールをもらわないと後ろの選手は大変かなと感じました。もっと運動量増やさなければいけないですね」

試合を重ねる毎に、また日々の練習の中で、多くのことを感じながら成長を遂げています。
貪欲にプレーし続けて、自らの手でチャンスを掴みとってほしいところです。