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【開催報告】小学生発案!サステナ給食をキッチンカーで販売 〜クラブ初CO2排出削減量を算定・可視化〜

6月14日(土)FC町田ゼルビア戦にて、「サステナトレセン Project.」の中で小学生たちのアイデアから生まれた「サステナ給食」を販売いたしました。

「サステナ給食」は、湘南ベルマーレが2024年度に茅ヶ崎市内の2つの小学校と取り組んだ「サステナトレセン Project.」の中で、焼却処分されてしまう可能性のある規格外の地場野菜に着目した子どもたちのアイデア。複数の湘南ベルマーレのパートナー企業に加え、ホームタウンの人気料理店や農家が連携し、メニュー開発とホームゲームでの販売が実現しました。
販売にあたっては野菜の仕入れだけでなく、電気自動車に充電した再生可能な地産電気の使用、リユース食器の使用など、CO2排出量の削減に貢献しうる多様な取り組みを実施しました。

本取り組みによる効果を検証するため、今回の販売全体を通じたCO2排出削減量を、クラブ初の試みとしてKPMGコンサルティング株式会社と共同で算定いたしました。*1
その結果、今回の取り組みでは通常のキッチンカー販売と比較し*2、61.67kg-CO2の排出を削減できていることがわかりました。この結果は、通常のCO2排出量の42.11%にあたり、CO2排出削減に大きく寄与することができました。

算定されたCO2の削減量は当日のキッチンカーでも掲出しました。
子どもたちは販売している商品が、自分たちが開発した、環境に配慮されたメニューであることを来場者に伝えることで、来場者の環境問題に対する意識変容にも貢献しました。

湘南ベルマーレは、今後スポーツチームの運営におけるCO2排出量の可視化を通じて、湘南地域のサステナビリティ推進、Bell-Being*3の実現を目指していきます。

*1 サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン(環境省・経済産業省)、温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル(環境省)を準用し、KPMGコンサルティング株式会社と共同で算定。
*2 一般的なキッチンカー販売時と比較して算定。
*3 湘南ベルマーレによる、湘南エリアのサステナブルを推進していくプロジェクト名。Bellmare×Well-Beingの造語。

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【サステナトレセンとは】
「世界はたのしく変えられる」を合言葉に、 地域の次世代のサステナビリティ人財を育成する新しい教育プログラムです。「夢づくり 人づくり」をミッションに掲げる湘南ベルマーレと、地域のSDGs/サステナビリティを推進する「サステナイレブン企業」*・行政が連携し、小学校の探究学習の授業の中で、地域の未来を担う「サステナプレイヤー」を育てていきます。
*サステナイレブン企業…湘南ベルマーレの600を越えるパートナー・サポートコーポレーション企業の中で、地域でサステナビリティ活動に積極的な企業
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【Bell-Beingプロジェクトとは】
総合型スポーツクラブとしてフットボールに加えて、満員のスタジアム以外でも地域の人と人がつながれる場を多くつくりだすことで、あらゆる人のWell-Beingを実現することを目指し、Bellmare×Well-Beingで「Bell-Being」を掲げ、湘南エリアのサステナブルを推進していくプロジェクト。