監督・選手コメント
2025 YLC プレーオフラウンド第1戦 湘南vs磐田戦 試合後監督・選手コメント
監督コメント
山口監督 総括

2戦の結果で勝ち上がれるかどうかというレギュレーションの中で、やはりホームなので勝って次に向かいたいというのが大きくあるゲームでした。
中2日でなかなか厳しい日程でしたけれど、出た選手を含めてチームとしてしっかりと準備をしてくれましたし、何よりゲームで90分通してそれを出してくれたんじゃないかと思います。
非常に締まったゲームができたと思いますし、欲を言えば相手が10人になってもう1点取りたいと思いましたけれど、その辺のコントロールも含めて次に繋がるようなゲームになったと思います。
リーグ戦ではホームでなかなか勝てていない、ルヴァンカップですけれどひとつホームで勝つことができた、次に繋げることができたので、まだ半分という気持ちと今日の試合に限って良かったというところ。第2戦までの間でもう一回、戦う前に戻って敵地に乗り込みたいと思います。
山口監督 質疑応答
- プロ初スタメンを飾った石橋瀬凪選手の評価は。
チームの中でのタスクはしっかりこなしてくれたと思いますし、彼の良さは随所に出たのではないかと思います。最後は足が攣っていましたけれど、臆することなくボールを受けていましたし、ミスはあれど非常に良かったんじゃないかと思います。
タスクとしても攻守においてしっかりとこなしてくれたと思いますし、一歩踏み出せたんじゃないかと思います。ただ、これからだと思いますし、まだまだ精度を上げてもらいたい部分もある。ひとつのスタートとしてはすごく良いゲームだったと思います。
- メンバーを決める際の基準は。
高卒や大卒、長年やっている選手であっても、サッカー選手なのでそういう目で見るというよりか、タスクをこなしながらどれくらい良さを出してくれるのかというところは一番大事にしている部分です。
1年目とか1試合目とかフォーカスをされて、よくそういう甘い目というか、ダメでも仕方がないだろうではなくて。1人のプロ選手として、どんな選手にも向き合っているところは一番大事にしている部分です。その中で、瀬凪(石橋)は練習の中でも成長度合いは間違いなく早いです。若い選手はその中でチャレンジというところもちろんあります。
メリットとデメリットを考えながら、もちろん相手も考えながら何ができたらということではなくて、日々の積み重ねの中、トータルその成長度を見ながら。もちろんチームとしての戦略的なところも含めて決めています。
その基準はどの選手でも一緒です。その中で自分がいけると思ったらスタートで使いますし、何より全員を使いたい気持ちは常にあるので。ただ、人間なので日によって良さが出ない時、ムラがあったりもするので、どれだけそれを少なくできるかというところを一番大事にしていると思います。その中でいざ使いたいと思う時にそれができているかどうか、というのはひとつの基準になると思います。
選手コメント
MF15奥野 耕平

(ゲームを振り返って)
前半から、たとえば(石橋)瀬凪は緊張しているなかでいいプレーをしていたし、それがチームの活性化にもなっていたので、全員で勝ち取った勝利だと思います。
(そういう声かけもしていた?)
そうですね、瀬凪は今日がスタメンデビューだったので、軽く声をかけながらやりました。でも本人自体がいいプレーをしていたし、声をかけることもなかったかなというぐらいの出来で、すごくよかったと思います。
(奥野選手自身はどんなテーマを持って臨んだか?)
このまえの岡山戦では自分的にも悔しい想いをしていたので、まずは自分のよさを出すことを意識した。また得点に絡みたい気持ちもあったので、アシストできてよかったです。
(アシストしたシーンを振り返って)
(藤井)智也からいいパスが来て、抜け出したときにフリーだったので、シュートを打つか、パスを出すか、考えた。あまりシュートは上手くないし、選ぶ余裕もあったので、ネモくん(根本凌)やオックン(奥埜博亮)に当てるほうが確実かなと思い、パスを出しました。オックンが走ってくれたこともよかったと思います。
(アドバンテージを持って次戦に臨むが?)
ジュビロさんはすごくパワーを持ってくると思うし、まだ90分が終わっただけで全然分からないと思う。相手も戦術を変えてくると思うし、また同じようにフレッシュな感じで臨みたいと思います。
DF8大野 和成

(守備で意識したことは?)
自分は後ろの真ん中なので、なるべくコンパクトにすることと、前が行ったときにはしっかり連動してカバーすることを意識してプレーしました。
(守備から攻撃もうまく繋げたのでは?)
そうですね、得点シーンは非常にいい形だったと思います。これを第2戦に続けていかないとまったく意味がないと思うので、気を引き締めてやりたいと思います。
(相手FWへの対応で意識したことは?)
個人的には1対1で負けないことが絶対だと思っていました。あそこで取り切ることによってコンパクトの意味が増し、前から追う選手たちの気持ちも上がると思う。そこは自分のタスクだと思ったので、意識しました。
(危ないシーンはほぼなかったと思うが?)
そうですね、ただ後半自分はイージーなミスが多かったし、相手が10人になって難しかった。もう1点取りたかったですけど、失点もしたくなかったので、後半は難しかったですね。
(リーグ戦を踏まえても大事な勝利では?)
勝つことで報われることが多いし、結果に繋げないと自信にも繋がらないと思う。自分は次のラウンドに行きたいので、第2戦も頑張りたいなと思います。
(アウェイの戦いとなるが?)
相手は今日負けたことで第2戦は来ると思う。受け身になると相手の勢いに飲み込まれてしまうと思うので、もう1回エネルギーを出して、追い返せるぐらいのメンタリティで行きたいなと思っています。
FW16根本 凌

(先制の場面について)
守備のところで高い強度を持ってやっていこうとしていたなかで、ジュビロさんもボランチの2人が上手く、そこに対するチェイシングは難しさを感じていた。それでもPKを取ることができ、先制点を取れたことは自分としてはよかったと思います。
(2点目も含め、チームとして前に前にという意識が強かったのか?)
相手がディフェンスラインとボランチの選手で上手に動かしてくることは試合前の情報としても入ってきていましたし、そこに対してどれだけ圧力をかけられるかが試されていたと思う。2点目のシーンも守備から得点が生まれたので、チームとしてもよかったと思います。
(PKは最初GKが左に少し動いたのが見えて、真ん中に修正して蹴ったのか?)
ほんとにギリギリのところで、「あ、動いたな」と思った。コースはちょっと甘かったんですけど、あとは思い切って打とうと思いました。
(自身の今季初得点だが?)
スタートで使ってもらう試合が多かったなかで、結果でもプレーでもなかなか貢献できていないと自分としては思っていたので、PKでしたけど、そこに繋げたプレーも含めて、結果を残せてよかったと思います。
(次は2得点のアドバンテージを持って敵地に臨むが?)
チームとしてやることを徹底するのは変わらないと思いますし、ジュビロさんもきっと今日以上の圧力で来ると思うので、それをはね返していくことが大事だと思います。
MF20石橋 瀬凪

(プロ初スタメン、緊張したか?)
試合が始まるまではすごく緊張しましたけど、(松村)晟怜くんや近くの選手に「自信を持ってどんどんやれ」と言われたので、試合開始の笛が鳴ってからはそんなに緊張もなくできたかなと思います。
(実際堂々と仕掛けていたが?)
仕掛けるように言われてメンバーに入れてもらっているので、自信を持ってどんどん仕掛けていこうと思っていた。そこを出せたことはよかったかなと思います。
(経験のある相手選手に対してじゅうぶんできていたと思うが、手応えは?)
ドリブルを仕掛ける場面はできたかなと思いますが、ラストパスが相手に当たった場面がけっこうあったので、改善したいなと思います。
(そのラストの部分は昔から課題なのか?)
高校のときからラストパスやシュートは下手だったので、練習が必要だと昔から思っていました。
(惜しいシュートもあったが?)
そうですね、惜しいシュート……ありました?(ボレーとか)ああいうのを決めて結果を出せるように頑張りたいなと思います。
(同じポジションでは畑大雅選手がリーグ戦に出ているが?)
自分は守備のときに(監督やコーチから)よく指摘されるんですけど、大雅くんは守備もほんとに上手いし、学ばせてもらっている立場だと思っています。
(スタメンでプレーして感じたことは?)
前回途中から15分ぐらい出たんですけど、なにもできなくて終わってしまった。今日はプレー時間をもらえたらできることを証明できたのかなと思います。
(スタミナは持ち味のひとつだと思うが、90分プレーして発見したことは?)
足が攣りかけていたので攣らないように頑張ることと、思ったよりも走れたことは発見でした。
2025 YLC プレーオフラウンド第1戦 湘南vs磐田戦 試合後監督・選手コメント
監督コメント
山口監督 総括
2戦の結果で勝ち上がれるかどうかというレギュレーションの中で、やはりホームなので勝って次に向かいたいというのが大きくあるゲームでした。
中2日でなかなか厳しい日程でしたけれど、出た選手を含めてチームとしてしっかりと準備をしてくれましたし、何よりゲームで90分通してそれを出してくれたんじゃないかと思います。
非常に締まったゲームができたと思いますし、欲を言えば相手が10人になってもう1点取りたいと思いましたけれど、その辺のコントロールも含めて次に繋がるようなゲームになったと思います。
リーグ戦ではホームでなかなか勝てていない、ルヴァンカップですけれどひとつホームで勝つことができた、次に繋げることができたので、まだ半分という気持ちと今日の試合に限って良かったというところ。第2戦までの間でもう一回、戦う前に戻って敵地に乗り込みたいと思います。
山口監督 質疑応答
- プロ初スタメンを飾った石橋瀬凪選手の評価は。
チームの中でのタスクはしっかりこなしてくれたと思いますし、彼の良さは随所に出たのではないかと思います。最後は足が攣っていましたけれど、臆することなくボールを受けていましたし、ミスはあれど非常に良かったんじゃないかと思います。
タスクとしても攻守においてしっかりとこなしてくれたと思いますし、一歩踏み出せたんじゃないかと思います。ただ、これからだと思いますし、まだまだ精度を上げてもらいたい部分もある。ひとつのスタートとしてはすごく良いゲームだったと思います。
- メンバーを決める際の基準は。
高卒や大卒、長年やっている選手であっても、サッカー選手なのでそういう目で見るというよりか、タスクをこなしながらどれくらい良さを出してくれるのかというところは一番大事にしている部分です。
1年目とか1試合目とかフォーカスをされて、よくそういう甘い目というか、ダメでも仕方がないだろうではなくて。1人のプロ選手として、どんな選手にも向き合っているところは一番大事にしている部分です。その中で、瀬凪(石橋)は練習の中でも成長度合いは間違いなく早いです。若い選手はその中でチャレンジというところもちろんあります。
メリットとデメリットを考えながら、もちろん相手も考えながら何ができたらということではなくて、日々の積み重ねの中、トータルその成長度を見ながら。もちろんチームとしての戦略的なところも含めて決めています。
その基準はどの選手でも一緒です。その中で自分がいけると思ったらスタートで使いますし、何より全員を使いたい気持ちは常にあるので。ただ、人間なので日によって良さが出ない時、ムラがあったりもするので、どれだけそれを少なくできるかというところを一番大事にしていると思います。その中でいざ使いたいと思う時にそれができているかどうか、というのはひとつの基準になると思います。
選手コメント
MF15奥野 耕平
(ゲームを振り返って)
前半から、たとえば(石橋)瀬凪は緊張しているなかでいいプレーをしていたし、それがチームの活性化にもなっていたので、全員で勝ち取った勝利だと思います。
(そういう声かけもしていた?)
そうですね、瀬凪は今日がスタメンデビューだったので、軽く声をかけながらやりました。でも本人自体がいいプレーをしていたし、声をかけることもなかったかなというぐらいの出来で、すごくよかったと思います。
(奥野選手自身はどんなテーマを持って臨んだか?)
このまえの岡山戦では自分的にも悔しい想いをしていたので、まずは自分のよさを出すことを意識した。また得点に絡みたい気持ちもあったので、アシストできてよかったです。
(アシストしたシーンを振り返って)
(藤井)智也からいいパスが来て、抜け出したときにフリーだったので、シュートを打つか、パスを出すか、考えた。あまりシュートは上手くないし、選ぶ余裕もあったので、ネモくん(根本凌)やオックン(奥埜博亮)に当てるほうが確実かなと思い、パスを出しました。オックンが走ってくれたこともよかったと思います。
(アドバンテージを持って次戦に臨むが?)
ジュビロさんはすごくパワーを持ってくると思うし、まだ90分が終わっただけで全然分からないと思う。相手も戦術を変えてくると思うし、また同じようにフレッシュな感じで臨みたいと思います。
DF8大野 和成
(守備で意識したことは?)
自分は後ろの真ん中なので、なるべくコンパクトにすることと、前が行ったときにはしっかり連動してカバーすることを意識してプレーしました。
(守備から攻撃もうまく繋げたのでは?)
そうですね、得点シーンは非常にいい形だったと思います。これを第2戦に続けていかないとまったく意味がないと思うので、気を引き締めてやりたいと思います。
(相手FWへの対応で意識したことは?)
個人的には1対1で負けないことが絶対だと思っていました。あそこで取り切ることによってコンパクトの意味が増し、前から追う選手たちの気持ちも上がると思う。そこは自分のタスクだと思ったので、意識しました。
(危ないシーンはほぼなかったと思うが?)
そうですね、ただ後半自分はイージーなミスが多かったし、相手が10人になって難しかった。もう1点取りたかったですけど、失点もしたくなかったので、後半は難しかったですね。
(リーグ戦を踏まえても大事な勝利では?)
勝つことで報われることが多いし、結果に繋げないと自信にも繋がらないと思う。自分は次のラウンドに行きたいので、第2戦も頑張りたいなと思います。
(アウェイの戦いとなるが?)
相手は今日負けたことで第2戦は来ると思う。受け身になると相手の勢いに飲み込まれてしまうと思うので、もう1回エネルギーを出して、追い返せるぐらいのメンタリティで行きたいなと思っています。
FW16根本 凌
(先制の場面について)
守備のところで高い強度を持ってやっていこうとしていたなかで、ジュビロさんもボランチの2人が上手く、そこに対するチェイシングは難しさを感じていた。それでもPKを取ることができ、先制点を取れたことは自分としてはよかったと思います。
(2点目も含め、チームとして前に前にという意識が強かったのか?)
相手がディフェンスラインとボランチの選手で上手に動かしてくることは試合前の情報としても入ってきていましたし、そこに対してどれだけ圧力をかけられるかが試されていたと思う。2点目のシーンも守備から得点が生まれたので、チームとしてもよかったと思います。
(PKは最初GKが左に少し動いたのが見えて、真ん中に修正して蹴ったのか?)
ほんとにギリギリのところで、「あ、動いたな」と思った。コースはちょっと甘かったんですけど、あとは思い切って打とうと思いました。
(自身の今季初得点だが?)
スタートで使ってもらう試合が多かったなかで、結果でもプレーでもなかなか貢献できていないと自分としては思っていたので、PKでしたけど、そこに繋げたプレーも含めて、結果を残せてよかったと思います。
(次は2得点のアドバンテージを持って敵地に臨むが?)
チームとしてやることを徹底するのは変わらないと思いますし、ジュビロさんもきっと今日以上の圧力で来ると思うので、それをはね返していくことが大事だと思います。
MF20石橋 瀬凪
(プロ初スタメン、緊張したか?)
試合が始まるまではすごく緊張しましたけど、(松村)晟怜くんや近くの選手に「自信を持ってどんどんやれ」と言われたので、試合開始の笛が鳴ってからはそんなに緊張もなくできたかなと思います。
(実際堂々と仕掛けていたが?)
仕掛けるように言われてメンバーに入れてもらっているので、自信を持ってどんどん仕掛けていこうと思っていた。そこを出せたことはよかったかなと思います。
(経験のある相手選手に対してじゅうぶんできていたと思うが、手応えは?)
ドリブルを仕掛ける場面はできたかなと思いますが、ラストパスが相手に当たった場面がけっこうあったので、改善したいなと思います。
(そのラストの部分は昔から課題なのか?)
高校のときからラストパスやシュートは下手だったので、練習が必要だと昔から思っていました。
(惜しいシュートもあったが?)
そうですね、惜しいシュート……ありました?(ボレーとか)ああいうのを決めて結果を出せるように頑張りたいなと思います。
(同じポジションでは畑大雅選手がリーグ戦に出ているが?)
自分は守備のときに(監督やコーチから)よく指摘されるんですけど、大雅くんは守備もほんとに上手いし、学ばせてもらっている立場だと思っています。
(スタメンでプレーして感じたことは?)
前回途中から15分ぐらい出たんですけど、なにもできなくて終わってしまった。今日はプレー時間をもらえたらできることを証明できたのかなと思います。
(スタミナは持ち味のひとつだと思うが、90分プレーして発見したことは?)
足が攣りかけていたので攣らないように頑張ることと、思ったよりも走れたことは発見でした。