2025J1リーグ第19節 湘南vs岡山戦 試合後監督・選手コメント
監督コメント
山口監督 総括
前半戦の最後ということで、勝てていない中でホームで試合ができる。そんな試合で、自分たちのアグレッシブさを攻守に出したいと思ったゲームでした。
攻守にそういったところは随所に見られました。その反面、際のところであったり、失点シーンもそうですけれど、奪った後のボールの動かし、最後のフィニッシュのところ。課題が残るのも事実ですし、それが結果に繋がらなかった部分もあったゲームだったと思います。
後半、立て直してゴールに向かう回数が多くなって、ルイス（フェリッピ）も素晴らしいゴールだったと思いますが、あと1～2点は取らないといけない。そこはまだまだ自分たちに足りない部分だと思いました。
ただ、勝点1をポジティブに捉えてやるしかないですし、これを次のルヴァンカップ・天皇杯に向けて。代表活動でいない選手もいますが、総力戦でできるように、今日のようにたくさんの方に支えてもらって一緒に戦っていきたいと思います。
山口監督 質疑応答
- ハーフタイムで茨田選手に交代した狙いは。
耕平（奥野）のところは自分たちの肝になるポジションですし、今日の相手からするとそこを使うところがなかなか表現できなかった。守備でもなかなか後ろを締めることができなかったので、バラ（茨田）を入れて、少し時間を作りたい、受ける怖さがあっても受けるというところを要求しました。チームで中を使うことで外も空いてきますし、そういう決断でした。
- ルイス選手の得点で良い流れができていた中で、あともう1点取り切れない部分の課題は何か。
取りきれなかった要因は、最後のところでシュートが枠に行っていないので、コースを狙いに行く冷静さは必ず必要だと思います。クロスに対してももっと圧をかけていく、そしてしっかりそれを選んでいくというところは必要なことだと思います。
ただ、点を取ることは簡単ではないので、何か要因がひとつ分かればそれを解決するという問題でもないです。今の問題としてはその回数を増やしていきたい、それが今日は少しづつ増えたこと、そこに対してもっとフォーカスしながら必要なところを、個人はもちろんチームとして最後にこだわってやっていきたいです。
- 前半戦の振り返りと、ここからチームが上昇するためのポイントは。
振り返るというよりかは、この試合で何をやったのかというところと向き合えるかどうか。先のことは考えず、中2日の次のカップ戦に向けてとにかくやれることをやって準備したい。そういう状況ですし、後半戦に向けてやることはたくさんあります。できたからといってそこに満足しているつもりもないです。
とにかく自分たちと向き合いながら、もちろん相手のことがあるので相手の分析力も高めながら、細分化しながらそこを突けるようにチームとしてやっていかないといけないところです。だからといって先のこと、後半戦をどれぐらいということではなく、次の重要な一戦に向けて準備をしていきたいと思います。
- 日本代表に選出された鈴木淳之介選手について。
楽しんできてほしいだけですし、代表は代表で見られ方やプレッシャーもあると思います。ただ、日本代表に選ばれてからの数試合は、あまり彼の良さが出なかったと思いますし、出させてあげられなかったのでそれは自分の反省です。
ただ、選ばれたことはすごく喜ばしいですしチームにも刺激があるので、その刺激を自分たちはしっかりと表現したい。自分としては代表活動を楽しんできてもらいたいと思います。
選手コメント
MF14茨田 陽生
（後半どんな意識で臨んだか？）
前半は湘南としてはあまり勢いがなく、みんな少し思い切ったプレーがなかったと思うので、ミスしてもいいから思い切ったプレーを、という意識で後半立ち上がりから入りました。
（自分らしいプレーで流れを変えたと思うが？）
気持ちの部分をうまくプレーで表せられたんじゃないかなと思いますし、それがチームの勢いになったのであればよかったと思います。
（得点に対する想いも強かったのでは？）
ここ最近チームとして点を取れていないことはすごく感じているし、自分が出たときにはゴールに向かいたいとつねに思っていました。今日もシュートの意識を持ちながら、前に前にという意識はあったと思います。
（さらに点を取るために必要なことは？）
もちろん引き分けでいいと思っていなかったので悔しい気持ちです。ただチャンスは多くつくれたと思うし、そこの質を上げることにフォーカスできるところまでは来たと思う。一歩ですけど進んだのではないかと思います。
FW27ルイス フェリッピ
（ゲームを振り返って）
スタートはよくなかったですし、修正するまでに時間がかかり、失点してしまった。後半はもっといい形で入れたと思いますし、追いつくこともでき、逆転できるところまで行けた。追加点を取ることができなくて残念ですけど、もう少しのところで勝点3を取れたのではないかと思います。
（前半の課題は？）
いちばん大きかったのは最初のところで集中力が少し欠けていたのではないかと思う。判断が遅いところもあったと思います。同じようなミスを繰り返さないように次の試合ではそれを直していきたいと思います。
（ゴールシーンを振り返って）
まずパスを受けるときにいい形でコントロールできて、ターンしてうまくシュートを打つことができた。蹴ったコースもGKが届かないところだったので、いいゴールを決められたと思います。
（今日で折り返すが、前半戦を振り返って）
いいときと悪いときの波が大きかったと思います。シーズンのスタートはよく、勝てない状況が続いて、また勝てるようになり、負けが続いた。リーグ戦を通して勝点を取れるような試合運びをしていかなければいけないと思います。
FW10鈴木 章斗
（ゲームを振り返って）
後半はみんなが自信を持ってプレーできていましたし、みんなが自信を持ってプレーを選択できていた。ハーフタイムにもみんなで言い合いましたけど、練習から高めていかないといけない。勝ちたい気持ちはみんな持っていると思いますが、自分がやらなきゃとか、僕を含めてもっと出していかないといけない。ビッグクラブは個人で打開できたりしますけど、うちはチーム全体で戦うチーム。その点、前半はチームワークが少し足りなかったと思います。
（後半戦にどう臨んでいきたいか？）
前半戦はもったいない失点だったり、自ら崩れていったりという試合がありました。でも連勝すれば上に行けるチャンスはありますし、今日も勝てれば自分たちの目指しているところに近づけたはず。今日の後半のようにみんなが自信を持ってできれば、後半戦はまた最初みたいなスタートを切れると思います。
DF22大岩 一貴
（前半はよくなかったか）
結局0で終われるかどうかだったと思うので、0－0で帰って来れるか1－1で帰って来れるかで印象も変わるし、たぶん0－0だったらそんなに悪くないとなっていたと思うし、1－1だったり、だからあの失点のところが大事になってくるかなと思います。
（組織的には大きなピンチはあまりなかったと思うが？）
だからこそしっかり0で抑えて勝ちたかった。そういうところで勝てるかどうかだと思う。勝っていかないと上には行けないですし、自分も生き残っていけないと思うので、そこは残念です。
（失点の局面はアンラッキーなところもあったと思うが？）
アンラッキーといえばアンラッキーですし、防げる場面はもっと前からあったと思います。
（後半押し込んだが、さらに点を取るために必要なことは？）
やっぱり最後の質だと思います。そこでなにかできるかできないかでゲームは変わりますし、自分もそういうところで仕事ができるようになりたいと思います。
（前半戦を振り返って）
個人で言えばもっと頑張りたい。振り返らずに次に向かっていけたらと思いますし、1試合1試合勝負をかけたいなと思います。
DF5鈴木 淳之介
（ゲームを振り返って）
前半なかなか苦しい展開でしたけど、後半は（逆転まで）あと一歩のところまで行けたので、次に繋がる試合だったと思います。
（ハーフタイムに話したことは？）
ミスはあるスポーツなので、ミスしてもネガティブにならずに切り替えて次やろうと話して後半に入りました。
（代表活動が始まるが？）
すごく楽しみですし、お手本となる選手ばかりだと思うので頑張りたいと思います。
（湘南からDFというと遠藤航選手が浮かぶが、彼をどう見ているか？）
上の舞台で活躍しているひとなので、学びたいと思います。
（大橋祐紀選手や町野修斗選手らとは久々の再会だが？）
大橋くんたちがいたときは、自分はまだ試合に出ていなかったので、その頃と比べて成長しているところをしっかり見せて頑張りたいと思います。
（ボランチからセンターバックにコンバートされてなにがいちばん伸びたと感じるか？）
試合慣れしたことで、守備や攻撃での自分の持ち味をうまく出せるようになった。そういうところは伸びたかなと思います。
（日本代表に対してどんな想いを描いていたか？）
漠然とした夢だったので、それが現実になったことでしっかりやらないといけないですし、チームとはまた違った活動になるので、意識も変えて頑張りたいと思います。
2025J1リーグ第19節 湘南vs岡山戦 試合後監督・選手コメント
監督コメント
山口監督 総括
前半戦の最後ということで、勝てていない中でホームで試合ができる。そんな試合で、自分たちのアグレッシブさを攻守に出したいと思ったゲームでした。
攻守にそういったところは随所に見られました。その反面、際のところであったり、失点シーンもそうですけれど、奪った後のボールの動かし、最後のフィニッシュのところ。課題が残るのも事実ですし、それが結果に繋がらなかった部分もあったゲームだったと思います。
後半、立て直してゴールに向かう回数が多くなって、ルイス（フェリッピ）も素晴らしいゴールだったと思いますが、あと1～2点は取らないといけない。そこはまだまだ自分たちに足りない部分だと思いました。
ただ、勝点1をポジティブに捉えてやるしかないですし、これを次のルヴァンカップ・天皇杯に向けて。代表活動でいない選手もいますが、総力戦でできるように、今日のようにたくさんの方に支えてもらって一緒に戦っていきたいと思います。
山口監督 質疑応答
- ハーフタイムで茨田選手に交代した狙いは。
耕平（奥野）のところは自分たちの肝になるポジションですし、今日の相手からするとそこを使うところがなかなか表現できなかった。守備でもなかなか後ろを締めることができなかったので、バラ（茨田）を入れて、少し時間を作りたい、受ける怖さがあっても受けるというところを要求しました。チームで中を使うことで外も空いてきますし、そういう決断でした。
- ルイス選手の得点で良い流れができていた中で、あともう1点取り切れない部分の課題は何か。
取りきれなかった要因は、最後のところでシュートが枠に行っていないので、コースを狙いに行く冷静さは必ず必要だと思います。クロスに対してももっと圧をかけていく、そしてしっかりそれを選んでいくというところは必要なことだと思います。
ただ、点を取ることは簡単ではないので、何か要因がひとつ分かればそれを解決するという問題でもないです。今の問題としてはその回数を増やしていきたい、それが今日は少しづつ増えたこと、そこに対してもっとフォーカスしながら必要なところを、個人はもちろんチームとして最後にこだわってやっていきたいです。
- 前半戦の振り返りと、ここからチームが上昇するためのポイントは。
振り返るというよりかは、この試合で何をやったのかというところと向き合えるかどうか。先のことは考えず、中2日の次のカップ戦に向けてとにかくやれることをやって準備したい。そういう状況ですし、後半戦に向けてやることはたくさんあります。できたからといってそこに満足しているつもりもないです。
とにかく自分たちと向き合いながら、もちろん相手のことがあるので相手の分析力も高めながら、細分化しながらそこを突けるようにチームとしてやっていかないといけないところです。だからといって先のこと、後半戦をどれぐらいということではなく、次の重要な一戦に向けて準備をしていきたいと思います。
- 日本代表に選出された鈴木淳之介選手について。
楽しんできてほしいだけですし、代表は代表で見られ方やプレッシャーもあると思います。ただ、日本代表に選ばれてからの数試合は、あまり彼の良さが出なかったと思いますし、出させてあげられなかったのでそれは自分の反省です。
ただ、選ばれたことはすごく喜ばしいですしチームにも刺激があるので、その刺激を自分たちはしっかりと表現したい。自分としては代表活動を楽しんできてもらいたいと思います。
選手コメント
MF14茨田 陽生
（後半どんな意識で臨んだか？）
前半は湘南としてはあまり勢いがなく、みんな少し思い切ったプレーがなかったと思うので、ミスしてもいいから思い切ったプレーを、という意識で後半立ち上がりから入りました。
（自分らしいプレーで流れを変えたと思うが？）
気持ちの部分をうまくプレーで表せられたんじゃないかなと思いますし、それがチームの勢いになったのであればよかったと思います。
（得点に対する想いも強かったのでは？）
ここ最近チームとして点を取れていないことはすごく感じているし、自分が出たときにはゴールに向かいたいとつねに思っていました。今日もシュートの意識を持ちながら、前に前にという意識はあったと思います。
（さらに点を取るために必要なことは？）
もちろん引き分けでいいと思っていなかったので悔しい気持ちです。ただチャンスは多くつくれたと思うし、そこの質を上げることにフォーカスできるところまでは来たと思う。一歩ですけど進んだのではないかと思います。
FW27ルイス フェリッピ
（ゲームを振り返って）
スタートはよくなかったですし、修正するまでに時間がかかり、失点してしまった。後半はもっといい形で入れたと思いますし、追いつくこともでき、逆転できるところまで行けた。追加点を取ることができなくて残念ですけど、もう少しのところで勝点3を取れたのではないかと思います。
（前半の課題は？）
いちばん大きかったのは最初のところで集中力が少し欠けていたのではないかと思う。判断が遅いところもあったと思います。同じようなミスを繰り返さないように次の試合ではそれを直していきたいと思います。
（ゴールシーンを振り返って）
まずパスを受けるときにいい形でコントロールできて、ターンしてうまくシュートを打つことができた。蹴ったコースもGKが届かないところだったので、いいゴールを決められたと思います。
（今日で折り返すが、前半戦を振り返って）
いいときと悪いときの波が大きかったと思います。シーズンのスタートはよく、勝てない状況が続いて、また勝てるようになり、負けが続いた。リーグ戦を通して勝点を取れるような試合運びをしていかなければいけないと思います。
FW10鈴木 章斗
（ゲームを振り返って）
後半はみんなが自信を持ってプレーできていましたし、みんなが自信を持ってプレーを選択できていた。ハーフタイムにもみんなで言い合いましたけど、練習から高めていかないといけない。勝ちたい気持ちはみんな持っていると思いますが、自分がやらなきゃとか、僕を含めてもっと出していかないといけない。ビッグクラブは個人で打開できたりしますけど、うちはチーム全体で戦うチーム。その点、前半はチームワークが少し足りなかったと思います。
（後半戦にどう臨んでいきたいか？）
前半戦はもったいない失点だったり、自ら崩れていったりという試合がありました。でも連勝すれば上に行けるチャンスはありますし、今日も勝てれば自分たちの目指しているところに近づけたはず。今日の後半のようにみんなが自信を持ってできれば、後半戦はまた最初みたいなスタートを切れると思います。
DF22大岩 一貴
（前半はよくなかったか）
結局0で終われるかどうかだったと思うので、0－0で帰って来れるか1－1で帰って来れるかで印象も変わるし、たぶん0－0だったらそんなに悪くないとなっていたと思うし、1－1だったり、だからあの失点のところが大事になってくるかなと思います。
（組織的には大きなピンチはあまりなかったと思うが？）
だからこそしっかり0で抑えて勝ちたかった。そういうところで勝てるかどうかだと思う。勝っていかないと上には行けないですし、自分も生き残っていけないと思うので、そこは残念です。
（失点の局面はアンラッキーなところもあったと思うが？）
アンラッキーといえばアンラッキーですし、防げる場面はもっと前からあったと思います。
（後半押し込んだが、さらに点を取るために必要なことは？）
やっぱり最後の質だと思います。そこでなにかできるかできないかでゲームは変わりますし、自分もそういうところで仕事ができるようになりたいと思います。
（前半戦を振り返って）
個人で言えばもっと頑張りたい。振り返らずに次に向かっていけたらと思いますし、1試合1試合勝負をかけたいなと思います。
DF5鈴木 淳之介
（ゲームを振り返って）
前半なかなか苦しい展開でしたけど、後半は（逆転まで）あと一歩のところまで行けたので、次に繋がる試合だったと思います。
（ハーフタイムに話したことは？）
ミスはあるスポーツなので、ミスしてもネガティブにならずに切り替えて次やろうと話して後半に入りました。
（代表活動が始まるが？）
すごく楽しみですし、お手本となる選手ばかりだと思うので頑張りたいと思います。
（湘南からDFというと遠藤航選手が浮かぶが、彼をどう見ているか？）
上の舞台で活躍しているひとなので、学びたいと思います。
（大橋祐紀選手や町野修斗選手らとは久々の再会だが？）
大橋くんたちがいたときは、自分はまだ試合に出ていなかったので、その頃と比べて成長しているところをしっかり見せて頑張りたいと思います。
（ボランチからセンターバックにコンバートされてなにがいちばん伸びたと感じるか？）
試合慣れしたことで、守備や攻撃での自分の持ち味をうまく出せるようになった。そういうところは伸びたかなと思います。
（日本代表に対してどんな想いを描いていたか？）
漠然とした夢だったので、それが現実になったことでしっかりやらないといけないですし、チームとはまた違った活動になるので、意識も変えて頑張りたいと思います。