馬入日記

【馬入日記:5月3日】今日はアウェイで鹿島戦!畑大雅選手インタビュー

アウェイゲームが続いています。
今日はカシマスタジアムで鹿島アントラーズとの一戦が行われます。(15:00キックオフ)

前節の札幌戦では、0-3とリードされ苦しい展開となりましたが、後半に1点ずつ返していき、結果3-3の引き分けに持ち込みました。
もちろんまずは3失点についての反省が必要ですが、3点差になっても諦めず食らいつき、攻めの姿勢を貫いて追いつけたことは、ひとつポジティブに捉えられる出来事でもありました。

その口火となったのが畑大雅選手のゴールでした。
畑選手にとっては待望のプロ初ゴール!ルキアン選手が右サイドで粘り、クロスを上げたところ、逆サイドからゴール前に走りこんできた畑選手が決めました。

「練習の時から中に入っていけということは言われていたし、交代の直前も智さん(山口監督)とナツさん(名塚コーチ)からクロスに絶対に入っていけと念押しされてピッチに入ったので、そのことが頭に残っていた。ワンプレー目であのシーンがきたので、言われたことを実行できたかなと思います。初ゴールは、いろいろな人からおめでとうという言葉をもらいましたし、得点を取るって大きなことだなと思えました。これからももっとそういう瞬間を作り出したいという気持ちです」

ゴールを決めた後も積極的な攻撃参加を続けた畑選手。

「ゴールに向かって、前にプレーするということはずっと言われていますし、今年はルキ(ルキアン選手)が入ってきて、前で一人でも収めてくれる選手でもあるので、そこからどう組み立てていくとかどう追い越していくかとか、そういうところを意識的に攻撃しています」

畑選手交代時にフォーメーションを変え、交代後1分で得点を奪い、そこから勢いを得たチームは福田選手、そしてアディショナルタイムに鈴木雄斗選手の得点を重ねました。

「フォーメーションを変えてから札幌のほうがバタバタしているのが分かったので、いけそうだなという感じはすごくしていました。結果みんなの頑張りで3点取ることができた。今年は得点が取れていることはポジティブですけど、やはり失点の部分は反省として大きくあります。根本的なところ、戦うとかゴール前でしっかりボールに寄せるとか、そういうことで解決できるところもあると思います。守備のトレーニングをする頻度は多いですし、ここでゼロで抑える試合ができたら自信にも繋がると思う。鹿島戦では得点は奪えると思うので、ゼロに抑える試合ができればと思っています」

是が非でも、ゼロに抑えたい一戦。チームとして守備のメリハリについては。

「基本的には前からいこうという意識はありますけど、相手の配置とかやり方によっては当然いけない時もあります。そういう時にはしっかりブロックを作ること。札幌戦の失点では、1失点目のシーンはゴール前で誰も出られずに決められたので、出ていればコースがふさがったと思う。3失点目のところも人はいたので、サイドに追いやるとか、基本的な部分が意識はあっても実行できていなかったので、そういうところを今一度確認して次の鹿島に臨みたいと思っています」

普段、全体練習後も自主練習を精力的に続けている畑選手。

「次の試合で重要になるプレーに対しての自主練をやっています。今は前の選択肢を増やすようなシチュエーションをつくること。ボールの動かし方など、センターバックと一緒にコーチに走ってもらったりして、なるべく前のチョイスをできるようにという練習が多いです」

トレーニングの成果を発揮すべく、今日は鹿島と対戦します。鹿島の印象は。

「やはり個々のストロングが強烈なイメージがあります。ロングボールが比較的多いのとそれを収める選手もいる。サイドは厚みをもってサイドバックも上がってきますし、そこに対してのクロスの対応とか、そのあたりは意識してやらなければいけないと思っています。でも僕たちのやるべきをしっかりやれば全然勝てると思っているし、そのための練習もしっかりやってこれた。いいイメージと自信を持って臨みたいと思います」

自信を持ってチームひとつに戦う一戦。
「自分たちがやるべきことに対してのみ意識を向けて戦いたい」と話す畑選手。
ぜひ、現地でパブリックビューイングで、熱いご声援をよろしくお願いします!

※公式YouTubeには畑選手が自らゴールを解説する動画を公開しています。こちらもぜひ。
https://youtu.be/7tyhZZtldPw