馬入日記

【馬入日記:1月30日】充実の指宿キャンプ!鈴木章斗選手インタビュー

鹿児島県指宿市でのキャンプ、4日目が終わりました。
キャンプに入る前の馬入でもかなり厳しいトレーニングを積んできましたが、指宿でも変わらずハードな日々。
選手たちは身体も頭もフル回転させながら過ごしています。

練習の合間や練習後には、あちらこちらで選手同士話し合う姿が。成長したい、チームを向上させたいという意思を感じます。

さて、今日は鈴木章斗選手に話を聞きました。
2022年に阪南大高校から加入し、今季プロ3年目のシーズン。一昨年は2試合の出場に留まりましたが、昨年はリーグ戦27試合に出場。得点はリーグ戦3得点、ルヴァンカップ2得点、天皇杯5得点と3大会を合わせると10得点を挙げました。

前進できた一年間を振り返ると。
「正直、シーズン前はメンバーに入ること自体高いハードルがあるなと思っていました。もちろんリーグ戦でもっと長い時間出場したかったし、もっと得点をとりたかったとは思いますけど、でもチャンスをもらった時に得点を取ることはできたと思います。試合を経験したことが自信につながったし、やっぱり試合に出なければ分からないことがあった。そこは本当にいい経験になりました」

自分の中での変化は「失うものはない、と思えた」というポジティブな開き直り。思い切りのよさが生まれた要因でした。
そう思えたのは「先輩からかけてもらった言葉が大きかったと思います。やっぱり経験のある人の言葉は説得力があるし、実際やってみたら“ほんまや”と思うこともたくさんありました」と。

一番自分らしいと思うゴールは、やはり鹿島戦での一撃。
「簡単なゴールはあんまり決められないんですけど(笑)」と言いながら、鹿島戦をはじめ、鈴木選手の印象深いゴールはたくさん思い出されます。

今年もさらなる進化が期待されますが、1月15日に始動してからの新チームについては…
「メンバーがほぼ去年と変わらないので、積み上げが活かされると思います。みんながベースを分かったうえで、さらに積み上げられるという感じがします。新しいチャレンジもあるし、そこは難しさもありますけど楽しいです」と。

当然ながら、今シーズンも競争は熾烈です。

「FWも全員特徴が違うので、自分の強みを出せればチャンスはあると思っています。時間を作れるところだったり決定力の部分が自分らしさ。あとは、今年はより貪欲にゴールを狙っていきたい。去年までは正確にやろうと思いすぎていたところもあったので、今年はより貪欲にいきたいと思っています」

経験を重ねるたびに多くのことを得て、顔つきもどんどん変わっていきました。
自身の強みに磨きをかけ、貪欲にゴールを狙い続ける姿に期待しましょう!

 

 

指宿キャンプでは、厳しくも充実したトレーニングが続いています。
4日目の今日はトレーニングマッチも行われました。
2月24日(土)の開幕まであと3週間と少し。楽しみです!