ONLY ONE STORY

33 DF TAKAHASHI NAOYA

MY STORY

攻撃を活性化させるイメージ

中学までガンバ大阪門真に所属し、技術や駆け引きを教えてもらいました。総じてサッカーを楽しむことを学んだと思います。
ユースではチームでのパスワークだったり、みんなで連動して相手ゴールに迫ったり、攻撃的な部分をとくに教わりました。またJ3を経験させてもらってプロの厳しさを知り、逆に通用する部分を得られた。濃いユース生活でした。

一方で、卒業後は大学に進学して勉強しながらサッカーを頑張りたいと思っていたので、意向を聞かれたときに大学志望と言ってしまいました。
もちろん希望してもトップに上がれたかどうか分からないですけど、もし昇格していたらどうなっていたかなと思うことはあるし、いまの自分を選んでよかったとも思っています。

大学2年から関西大学のトップチームで試合に出始め、3年のときに湘南が練習に呼んでくれました。
後ろから前に前に出ていく湘南の攻撃的なサッカーを見ていると、自分の特徴であるパスやドリブルで攻撃を活性化させるイメージが自然と湧いた。
そうして湘南が好きになり、行きたいという気持ちが大きくなりました。

智さん(山口智監督)がいることも大きかったです。ユースの頃、ガンバのトップの練習に参加したときは、智さんと話せるだけでうれしかったし、湘南でまた出会えたことにも縁を感じている。
ポジションもプレーのタイプも似ている部分があると思っているので、智さんから学び、いいものを吸収して、成長していきたいと思っています。

MY ASPIRATION 2024

ひとつでも多くチームの勝利に

特別指定だった去年は短い期間で参加することが多かったので、大学でプレーしているフレッシュさをそのまま持ち込むことができました。それが試合で自分の特徴を出せた要因だと思います。
でもいまはプロとして考えることや責任感が増してきたと感じている。

指宿キャンプでは、ボールを持ったときにドリブルやパスで剥がして手応えを感じたところもありますが、一方でボールを受けるまえの準備がうまくいかなかったり、対人の強さや守備の戦術理解度が足りないと感じたりしました。
いいプレーを選択しようという考えが強すぎて、自由にサッカーをするというか、本来の自分のよさはまだ出せていないのかなと思います。
頭の準備や考えの部分でもっとこだわっていかないといけない。ここからだと思うので、もっともっとやらなければという気持ちです。

開幕戦スタメンという目標は今年始まるときからずっと持ち続けています。
具体的な数字の目標はないですけど、試合に出場することはもちろん、去年出させてもらった試合ではひとつも勝てなかったので、今年は自分が出て活躍し、ひとつでも多くチームの勝利に貢献したい。
多くの試合に絡み、結果にもこだわって、ルーキーらしく自分の特徴を前面に出してアピールしていけたらと思います。