ONLY ONE STORY

28 DF YOSHIDA ARATA

MY STORY

落ち込んでいる時間がもったいない

去年は試合に絡む回数が少なく、チャンスも掴めなくて悔しいシーズンになりました。
シーズン当初はポジショニングの迷いがあり、なかなか思い切ってプレーできない感覚があった。でも練習や試合を重ねていくにつれ、迷いもなくなり、自分の武器を多く出せるようになってきました。

昔からサッカーノートをつけていて、去年も映像を見て練習や試合を振り返り、たとえばアシストしたシーンで自分がどんな動きをしてそこまで行ったのか、逆にうまくいかなかったシーンはどうだったかとか、印象に残っていることをメモに残して1週間ごとにまとめていました。それもあって、日頃やってきたことが習慣として身に付いたのだと思います。

試合に出られなくても、気持ちが折れることはなかったです。落ち込んでいる時間がもったいないし、それならなにかしたほうがいいと思っていた。
積み重ねているものは間違いなくあるし、それを今季に活かそうと思ってずっと取り組んでいました。

MY ASPIRATION 2024

たくさん笑顔に

まずはリーグ戦にデビューし、試合にたくさん絡んで活躍することが今年の目標です。
競争に勝っていく自信はあるので、このキャンプもそうですし、日頃の練習からアピールしていきたい。とくに左足のキックに関しては、ひととの違いを見せたいと思っています。
逆に自分の課題は攻守ともに状況判断のところ。ボールを奪い切ることなど、守備の強度ももっと必要だと感じています。

今年はスタートからいい状態で入ろうと思っていたので、オフ期間中に、大学時代からお世話になっているところでパーソナルトレーニングをやったり、低酸素ジムで心肺機能を上げたりしていました。コンディション的にはいい感じに仕上がってきています。

先輩からアドバイスももらっています。とくに阿部(浩之)くんとはよく話していて、いろいろ吸収しています。話を聞くと、そうだなあって毎回思いますね(笑)。
ミンテさんもいろいろアドバイスをくれます。守備のことはもちろん、攻撃の面でも、「自分の武器を活かすためにもっとこういう持ち方をしたほうがいいよ」とか、「こういうポジションを取ったほうがいいよ」とか教えてくれるので、もらったアドバイスと自分の考えを照らし合わせながらやっています。

今回のキャンプでは(岡本)拓也くんと同部屋です。練習の映像を見返しながら、「この場面はどうしたほうがよかったですかね」みたいに意見を聞いたり、お互いにいろいろ考えを話したりしています。また拓也くんは知識が豊富なので、食事や体のことも聞いています。毎日すごく充実していますね。

去年活躍できなかったぶん、今年は数多くの試合に絡んで活躍し、自分をサポートしてくれている方々をはじめ、いろんなひとをたくさん笑顔にしたいと思っています。