馬入日記

【馬入日記:11月24日】明日は横浜FC戦!平岡大陽選手インタビュー

明日25日はニッパツ三ツ沢球技場で横浜FC戦です。
残された試合は2試合。ベルマーレの勝点は31、そして横浜FCの勝点は29とわずか2差の直接対決となります。
なんとしても勝利を掴み、自分たちの力で来シーズンもJ1で戦う権利を掴み取りたい、重要な一戦です。

今日は平岡大陽選手に話を聞きました。

「勝てば残留が決まり、負ければ苦しい状況になるというすごく大切な一戦なので、今まで以上に勝ちにこだわりたいという気持ちが自然と出てきますが、そういうことばかり考えていても仕方がないと思うので、試合では気合を入れるところと冷静になるところのバランスを保てたらいいなと思っています」

前節の名古屋戦から2週間のインターバルがありましたが、トレーニングはハードに、厳しく、しかし日々明るく行われていました。

「ここ最近勝てていることもあるので、自分たちのやるべきことを貫けば勝てるという自信がみんなから伺えます。一方で横浜FCも勝ってきているので、そこはしっかり気を引き締めていきたい。自分たちの良さを出して、様々な局面で相手に勝るという気持ちがみんなにあると思います」

名古屋戦の先制点の場面では、ゴールした大橋祐紀選手が「大陽のゴール」と話していたほどの素晴らしいアシストを決めました。
改めてその場面を詳しく振り返ってもらいました。

「あの形は練習でやっているというか、章斗(鈴木選手)が前に走って潰れてくれて阿部くんが奥を見てくれて自分がそこに入っていった。あそこに入っていくことはずっと言われていることで、あの瞬間に身体が反応したのは積み重ねの賜物だと思っています。ボールを止められたのはたまたまなんですけど、なんとか後ろにはいかないように身体で止めて。ただ少しトラップが大きくなってランゲラック選手が出てきたので、これは打っても絶対入らへんなと思った時に、目の端に大橋くんが入ってくるのが見えて、何も考えずにパッと出しました。一瞬の出来事だったし、考えて考えてやったわけではないですけど、いろいろなものが詰まったゴールだったと思います。阿部くんがあそこに落ちてるのも、あそこに大橋くんが入ってくるのも今年の大橋くんやなって思います。全員が繋がったゴールだったので嬉しかったですね」

自身のゴールやアシストなど、ゴールに関わる数字を残しています。

「昨年、一昨年に比べるとポジティブな要素だなと思います。得点に関わるところ以外もフィジカル面もそうですし、少しずつ成長できている部分はあるかなと思います。ただ、まだまだ波もありますし、一年間通してというところではできていないので、そういう課題も抱えつつですが、少しずつ前に進んでいるかなと思います」

直近の4試合は3勝1分。チームとしてよくなってきたところというのは。

「勝てていなかった時期は自分たちの良さである前からの守備とか奪ってからの攻撃という、シーズン序盤にできていたことができなくなっていたと思います。最近はもう一度そういうところに立ち返って、全員がやるべきことをやっている。相手に合わせることなく、自分たちの戦いができているのが大きいと思います。それが勝ちに繋がっていると思うので、やはりそういう原点のところが大切だなと思いますし、そういう部分を出す準備を練習からしっかりできていると思います」

対戦する横浜FCの印象は。

「前線に強烈な選手が何人かいて、シンプルな攻撃をしてくるイメージです。攻めてる間もリスク管理をして気を緩めないということはチームとして共有しています。そういうところを注意しつつ自分たちの良さを出せたらと思います」

注目が集まるカードです。しかし選手たちはどっしりと地に足をつけていつも通り過ごしています。

「いろいろな思いがありますし、注目もされていると思います。でも、リーグ戦34試合の1試合でもある。一番いいのは考えすぎずに目の前のボールに集中し、1プレー1プレーにこだわってやることだと思います。みんなが自信を持って臨むこと、いまチームとしていい戦いができていることを考えれば、恐れることはないと思います。一人ひとりがチームのためにやろうという思いが今に繋がってると思うので、自分たちの芯を忘れず戦いたいです」

明日は14:00キックオフ。
THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKAでパブリックビューイングも行われます。(https://www.bellmare.co.jp/326190
様々な場所で、心ひとつに戦い抜きましょう!