馬入日記

【馬入日記:9月15日】明日は札幌戦!平岡大陽選手インタビュー

明日16日、いよいよリーグ再開!札幌ドームにて19:00キックオフ。
前節、鹿島アントラーズをホームに迎えた試合は2-2のドロー。そこから約2週間の中断期間がありました。
中断期間中は強度高くトレーニングを積み、充実した日々を送ることができました。

明日の一戦を前に平岡大陽選手に話を聞きました。

「チームとして何か変えていこうとしているのではなくて、自分たちができていたものを、いかに存分に発揮するかということを変わらないテーマとしてやっています。この期間は練習試合もあったし練習もたくさんやってきて、これまでの積み重ね、精度を上げるためのトレーニングができたと思う。あとはそれをピッチで出すだけだし、そこが一番大事だと思っています」

激闘となった鹿島戦は先制を許した後に逆転をしながらも、最後にPKを与える形となりました。

「立ち上がりはよくなかったですけど、だんだん自分たちのペースにできた。最後追いつかれてしまったけど湘南らしい試合ができたと思う。それを開始1分からやることの大切さを感じました。自分たちの良さを出せたらあれだけできるというところはあるので、だからこそ、この2週間も相手どうこうよりも自分たち自身に目を向けて取り組んできました。個人としても最近自分の良さがだんだん出てきてると思うので、アクションを起こすところなどをより意識して取り組んでいます」

良さを出すことを意識しつつ、より伸ばしたいと思う部分とは。

「今までは相手にこられたら早くボールを離すようにしていました。そういうことも大事だけど案外相手に身体を当てたらキープできたりという場面がここ何試合かあった。状況に応じてですけど、相手が食いついたら反転したりも何回かに1回はできるようになってきたので、それを完全に掴みたいなと思っています。FWだけじゃなくて自分のところでも時間を作れたら味方が上がる時間もできますしチームの攻撃の幅も広がると思うので意識しながらプレーしています」

昨日9月14日に21歳の誕生日を迎えました。高卒で加入しプロ3年目、「もっと頼られる選手になりたい」というのは21歳の抱負。そして、いつも先輩からのアドバイスを真剣に聞いているイメージもある平岡選手。

「ベテランの選手もみんな、ベルマーレの選手は経験を伝えてくれるし、チームがうまくいくように考えてくれているというのは全員に共通して言えること。他のチームに行ったことないので分からないですけど、自分自分にならずに、周りに対していろいろな知識や経験を伝えてくれる人が多いので、入った時からずっと助かってます。そういう先輩からの意見を取り入れながら自分のものにしていかなければいけないかなと思っています」

さて、明日は札幌との対戦です。

「札幌の選手は個々のクオリティが高いイメージがあります。特徴的なサッカーもしますしそこに個人のクオリティがある印象なのでそこは警戒しつつ、自分の良さを出して相手の良さを消せるようにやっていきたい。札幌ドームはJ1初ゴール決められた舞台なので、明日もう一発取ってチームを勝たせたいという気持ちはもちろんあります」

残り試合は8試合となりました。

「残り試合が少なくなってきて、現実を目の当たりにするとやっぱりプレッシャーも感じるし先々のことを考えてしまう。順位表を見たらいろいろ考えてしまうけど見たからと言って結果が変わるわけではない。それよりも今日の練習を頑張ろうと思う。結局は目の前の試合に勝てるかどうかが重要だと思うので、その目の前の試合に勝つために、1プレー1プレーでどれだけチームの役に立てるかとかチームのために何ができるかということを意識してやってくしかない。本当に次の試合に勝つだけだと思っています」

全員で立ち向かう重要な一戦。

「どれだけ自分たちを信じてやれるのかということに尽きると思います。相手がどうということより自分たちがどれだけいいパフォーマンスを出せるか。出せたら結果に繋がる確率が上がる。それを意識して臨みます」

明日19:00キックオフ。
現地で、DAZNやNHKBS-1の中継を通して、ぜひ心ひとつに戦いましょう!