馬入日記

【馬入日記:6月2日】明日はアルビレックス新潟戦!若月大和選手インタビュー

明日6月3日(土)はアルビレックス新潟を迎えてのホームゲームです。(明日の午後にはお天気回復しそうですね!!)

前節の広島戦でリーグ戦初スタメンを飾った若月大和選手に話を聞きました。
広島戦は前半の早い時間帯に一人少なくなる状況でしたが、一人ひとりが力を出し尽くし戦いました。守備の時間が多い中にも、決定機までいくシーンも何度かあり決して防戦一方ではなく工夫しながら攻撃にも力を注ぎました。
79分にPKを与え0-1で敗戦を喫しましたが、内容的にはポジティブなものも多く感じられる90分となりました。

そんな中、若月選手のアグレッシブさがピッチの中で光っていました。

「自分が背後に抜けるということは練習中から意識しています。DFラインがフリーでボールを持った時は必ず背後に抜ける動きをして、チャンスに繋がることもあるし、最悪相手ボールになっても前の守備から始められる。試合が終わった後に選手たちと話をした中でも背後への動きは助かると言ってもらえましたし、自分の武器でもあるので、それがチームのひとつの武器になればいいなと思っています。そこは本当に追及していきたいなと思います」

パスの出し手とのコミュニケーションも重要になります。

「自分がほしいタイミングと出し手の選手が蹴れるタイミングは違う時も多いので、前を向いてボール状況がフリーの時に背後を見てほしいとか、僕がランニングできるところに置いてほしいといったコミュニケーションは常にとっています」

ケガ人の復帰もありどのポジションも競争は更に激しくなってます。

「本当にここからさらに競争になりますけど、いまチャンスを掴めている中でそこを譲る気はないですし、チームを勝たせる存在になってしっかり定着したい。そのために練習も含めて常に結果を求めてやらなければいけないと思っています。僕が試合に出て当然と思ってもらえるくらい結果を出したいと思います」

昨シーズンのリーグ戦出場はわずかに1試合。悔しさもあったと思いますがコツコツ前向きにトレーニングを重ねてきました。自身の変化は。

「海外での経験も影響していると思いますが、去年は“自分自分”ばっかりになってしまっていたと思います。出し手のタイミングというより、自分がほしいタイミングでほしいということが多かった。一年間練習してきて、チームメイトとコミュニケーションをとる中で合わせることができるようになってきたと思います。あとは収めるところや相手との駆け引きというのは自分の中でも手応えがあります。以前はボールを持って後ろ向きで受けた時に強い当たりに対して前に倒れたり失うことが多かったですけど、身体が強くなったことや身体の当て方やボールの受け方が改善されたと思います」

連敗している中で「自分がなんとかするんだ」と一人ひとりが燃えています。

「チームの流れは誰かが変えなければいけないと思っています。自分はうまいわけでもこれまで試合に出ていたわけでもないですけど、自分ができることに向き合ってきました。チームメイトを鼓舞して声を出して戦うことも自分にできることのひとつだし、試合を通して誰よりも泥臭く走って、味方にいい声掛けをして雰囲気を作れたらと思っています」

プレー面でも「自分がゴールするのはもちろんですけど、背後へのランやサイドで受けることも試合の中で多いと思うので、マチくん(町野選手)や他の選手にしっかりラストパスを出すことも意識したい。ドリブルで運んだ時にラストパスを出すとか周りを活かすこともできると思うので、そういうところをピッチで出していきたいと思います」と。

新潟との戦いは2016年以来。共に負けられない重要な一戦に緊張感が高まります。

「何事にも一喜一憂しないで臨みたい。メンバーに選ばれたらそこで全力を尽くすだけですし、選ばれなかったとしても選ばれた選手たちのためにやらなければいけないことはたくさんある。心を揺らさずに、自分たちのやってきたこと、できることを出し切りたいと思います」

自分たちの積み重ねてきたものを信じて、全てを出し切る一戦に。
明日はレモンガススタジアム平塚で15:00キックオフです。