ONLY ONE STORY

18 FW MACHINO SHUTO

MY STORY

ワールドカップを通じて手にした「物差し」

去年は得点王争いをして自分に対する注目度が上がり、少しだけですが日本代表も背負うことができて最高の1年でした。

世界を舞台に戦っている日本の選手は、サッカーに対する考え方や姿勢が一流でしたし、食事や身体のケア、準備に関しても徹底していた。当たり前のことを当たり前にできることがすごいと思いますし、多くのことを学びました。

またカタールワールドカップでは、対人の強度やスピード感など、さまざまな場面でJリーグとの違いを感じました。攻守の切り替えも縦に速かったですし、隙があればどんどんゴールに迫ってくる。試合に出ることはできませんでしたが、ワールドカップを経験できたことで世界という物差しを手にしたと思っているので、それを基準に日々のトレーニングや試合に取り組んでいきたいと考えています。

Jリーグではボールを簡単に失ってはいけないと思いますし、単なる足の速さだけでなく、判断のスピードでも違いを見せなければいけない。ポストプレーで失う場面も無くしたいですし、ペナルティエリアで止まらずに動き直すことや入っていくスピードももっと改善できるはず。よりクオリティの高いプレーを求められるし、結果も出さなければいけない。今年はマークが厳しくなって難しいシーズンになると思いますが、ここで数多く得点を重ねられたら自信になると思うので、チームのためにゴールを取りたいと思います。

MY ASPIRATION 2023

チームがより高みに行くために

3年半後のワールドカップに向けて、つねに代表に呼ばれる選手になりたいですし、ならなければいけない。そのためには、高いパフォーマンスを維持してチームの結果も出さなければいけないので、今年はかなり重要なシーズンになると思っています。

去年の中盤までは、そこまで得点王を意識してはいませんでした。シーズン終盤になって可能性が出てきてチャンスも増えたので、とくに最後の2試合あたりはかなりシュートの意識を高めていた。ただ、例年に比べてJ1全体のゴール数が少なかったので、満足はしていません。

今年は自分の背番号の18ゴール以上を目標にしています。チームがより高みに行くためにゴールを奪い、得点王を取りたい。サッカーは1人でやるわけではないので、周りとうまく関係を築きながら、最後の動き出しやボールコントロールなど自分のプレーの質を高めていかなければいけないと思っています。


シーズンが始動し、初日から厳しいトレーニングを積んで、鹿児島キャンプでも新加入選手を含めてピッチ内外で良いコミュニケーションが取れました。(小野瀬)康介くんは技術が高く、かなりボールが出てきますし、僕のことを見てくれている印象がある。(山下)敬大くんはクロスの合わせ方や入り方が上手だなと思いますし、競り合いも強い。ニアで潰れたり、ペナの動き出しも上手いので見習っていきたい。

開幕に向け、怪我なくコンディションを高めきたので最高のスタートダッシュをしたいですね。5位以上の目標に向かい、チーム一丸で戦っていきたいし、プレーでチームを引っ張っていきたいと思います。