ONLY ONE STORY

3 DF ISHIHARA HIROKAZU

MY STORY

人生のなかでもっとも苦しかった時期

去年、前期は精神的にきつい時期がありました。開幕戦でPKを与えたり、名古屋戦でもPKを与えて退場したり、自分のミスが重なってチームが負けてしまった。一昨年のシーズン終盤にもPKを与えてチームに迷惑をかけていたし、責任感を持って試合に臨んでいたぶん落ち込みは深かったです。それでも期待して応援し続けてくれている人がいることは分かっていたので、さらに申し訳ない気持ちになり、それがどんどん重なって、自分ではどうしようもなくなってしまった。人生のなかでもっとも苦しかった時期でした。

でも一方で、周りの人たちに支えてもらっていることやそのありがたみをすごく感じたシーズンでもありました。とくに家族の存在は大きかった。練習が終わり、家に帰っても考えてしまうときがあったけど、家族は変わらずいつも通りの感じでいてくれた。そういうのもあって、ふと、気負いすぎなくてもいいのかなって。おととし副キャプテンをやっていたこともあり、チームのためにやらなければいけないという気持ちがいつも以上に強くなっていたのかなと気付いて、まずは自分自身や家族のために、という方向に矢印を向けた。それからは必要以上に気負わなくなりました。

MY ASPIRATION 2023

1点は当たり前という気持ちで

とはいえ僕は、自分が先頭に立っていかなければいけないと思っています。走ったり、戦う姿勢を示したり、自分がプレーで見せていくことによって周りも反応してくれると思う。それはチームの状況に関係なくできるし、どんなときも湘南らしさを表現し続けることを忘れてはいけないと自覚している。いつも通り自分らしさを出せばおのずとチームを引っ張っていけると思うので、気負い過ぎずにやっていくことが大切かなと思います。

チームとして去年の終盤のように戦えれば、5位以内という目標は達成できるはず。そのためにはスタートダッシュがすべてだと思う。去年、開幕戦でうちは負け、勝った柏は上位争いをしましたし、一昨年も鳥栖がうちに勝って躍進したので、やはり開幕戦は重要。でも、かといって気負い過ぎてはいけないと思うので、自分たちに矢印を向け、上に上にという気持ちで臨めば結果は付いてくると思います。

去年マチ(町野修斗)が最後3点取ると言って実現し、智さんが5位以内を掲げたことでみんな上を目指して頑張れたので、自分も1点は当たり前という気持ちで5点ぐらい目指したい。去年阿部(浩之)くんが加入して、「前に出るタイミングをもっと早く」と言われ、それを意識するようになってからチャンスが増えました。智さんからも言われていて、ゴールに関わることは今年さらに意識しているので、あとはシュートを決め切る力や、どれだけ冷静にいられるかが大事。1点取れれば次も取れると思います。

シーズンのなかで苦しい時期は必ず来るもの。そのときにどう立て直すかが上位に行くためには大切だと思うので、できるだけ波をつくらないように、つねに高いところにいられるように、みんながそういう意識でできれば目標を達成できると思う。あまり考え過ぎずに、1試合1試合、一日一日を大事にしていこうと思います。