馬入日記

【馬入日記:5月25日】今日は川崎との一戦!大岩一貴選手インタビュー

ルヴァンカップ磐田戦を1-0で、そしてリーグ戦の神戸戦を2-1で勝利し、公式戦連勝。ホームでサポーターの皆さんと喜びを共にすることができました。

「これから取り返していきたい」と連戦の中で選手たちは胸の内で闘志を燃やしています。これまで結果を出せなかった中で反省し、トレーニングで改善し、しかし芯をもって日々を送ってきました。
今日の川崎戦でもチームの進化を発揮したいところです。

キャプテンの大岩選手に話を聞きました。ここ2試合は守備の安定を感じますが大岩選手はどう感じているでしょうか。

「もっと改善できるところがあると思いますし、まだまだかなと思います。神戸戦は最後に押し込まれる時間帯もありましたし、実際に1点取られてしまった。勝利できたことは嬉しかったですしホッとするところもありましたけど、1失点は自分がコーナーでついていた選手にやられたので、僕個人としては心から喜べなかったところはありました。未然に防ぐという意味でも、その後の対応の部分でももっといい準備をして、周りにもいい準備をさせることが大切だと思っています。今年はカウンターでやられているシーンも多いので注意しなければいけない」

大岩選手はセンターバックの真ん中に入る時と右でプレーする時があります。意識するところとは。

「真ん中は人を動かすこと、全体をコントロールするということを意識しています。右の時はある程度真ん中の選手に合わせるので、コントロールするか、コントロールされるかの違いがありますが、どちらでも試合に出られればという感じです。どこであっても、試合前も試合中も守備の選手とは常に話しながらやれていますし、前のほうは山田直輝中心にやってくれているので、意思統一してみんなでやれているかなと思います」

さて今日は川崎フロンターレとの対戦。首位の相手ですが、臆することなく向かっていきたい一戦です。

「しっかりメリハリをもって自分たちの持ち味を出していきたい。前からプレスにいくところと少し我慢してコンパクトに守るところとみんなで意思統一して、両方使い分けながらできればいいんじゃないかと思います。川崎はうまいですし、セットプレーでも点がとれるし勝負強い。本当にうまいチームだなと思います。首位でいま一番強いチームだと思うので、対戦が楽しみです。勝ちたいという、ただただその気持ちです」

なかなか勝利を掴めない期間が続きましたが、それでもチームとしてやるべきことを継続し続けました。

「監督がまったくブレなくて一本しっかりと芯があるからみんなついていくんだと思います。もちろん、勝てないと不安にはなるけど、監督が常に“やり続ける”と言っていたしブレてない。そしてこれは湘南の選手たちの人間性もあると思うけど、みんな素直で真面目なのでまっすぐ向かえているんだと思います。僕は大したことはできていないですが、みんながまっすぐに向かっていけるようにということは意識しています」

チームとして、間違いなくできることが増えています。

「進化はしていると思います。でも、そこをもうひとつ前進させて結果を求めなければいけない。“内容はよかった”じゃダメだと思う。もちろん、内容と結果の両方を求めるけど、内容はよかったで終わらせてはいけないと感じます。内容と結果がいいのが一番で、内容は悪いけど結果がよかったが二番。そういう順番にしていかないといけないと思っています」

キャプテンとして周囲に目を配り、見えないところでもチームのために献身している大岩選手。
今日の川崎戦、連勝を目指し戦う重要な一戦です。
スタジアムで、そしてDAZNを通してぜひ共に戦って下さい!