監督・選手コメント

2022J1リーグ第13節 湘南vs横浜FM戦 試合後監督・選手コメント

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

なんと表現していいか分からないのですが、非常に申し訳ない結果になってしまったと思います。
前半の最初は、相手のミスもありましたが、自分たちの理想としている高さで奪えてシュートまで行く回数が何回もあったので、やっぱりフィニッシュのところは大きな課題です。
1点取られてからミス絡みも多かったので、すべてが悪いとは思わないですけど、やっぱり結果が大事なのでダメージが大きい敗戦になりました。

山口監督 質疑応答

- 立ち上がりから何度もシュートにいけて良かったが、先制されて流れが相手にいった要因は?

もちろんミス絡みの失点でダメージが大きかったと思いますし、1点目の失点が大きかったのかなと思います。
ただ前半に関しては0-2というスコアは良くはないんですけど、ガタガタと崩れてすべてが悪かったという前半ではなかったので、本当に最初の立ち上がりに一つでも取れていたら、その状況が取れたであろう確率が高い状況だったことも含め、それも一つ要因的なことかなと思います。
もちろんミスなので責めることはできないですけど、その得点を取れなかった状況が良い状況だっただけにゼロで進んでしまったのはもったいなかったですし、それは大きな湘南のポイントになると思います。

- 失点しても反撃をしようという姿勢があったが監督にはどのように映ったか?

常にどんな状況でも前向きにやってくれているところは評価しています。ただ結果が出ていない中で、色々なものを背負いすぎているということももちろんあります。
最後の失点もミス絡みでしたが、本当に普通なら起こり得ないミスだと思うんですけど、それがまた失点に繋がってしまったので、評価がすごく難しいところですけども、やろうとしていることは常にやってくれている選手たちですし、あとはなんとか勝たせてやりたいという気持ちが強いです。そこの責任はすごく感じていて自分自身も悔しいです。

- 水曜日ルヴァンカップは勝てば自力でグループステージを突破を決められるが?

きちんと整理をして仕切り直していかないと、連戦なので、身体もそうですけど頭の中をもう1回ファイティングポーズを取るための準備をしたいと思います。

- 前半最初からアグレッシブに戦っていたがマリノスも非常に攻撃的なサッカーをしていて打ち合う状況になった。あえて高い位置を取って勝負するスタイルを取った理由があるのか?

それが湘南のスタイルだからです。

- 今後のリーグ戦に向けてどう戦っていくのか?

リーグ戦やルヴァンカップで戦い方を変えるつもりはないですし、目の前の試合が次はルヴァンカップでジュビロと戦うことになるので、そこに向かうチームでいたいなと思います。ルヴァンカップだからリーグだからという区別はできないので、もちろん課題はたくさんありますが、そこに向かってチームがやっていかないと意味がないと思うので、逃げずに向き合いながら、やらせるところと自分自身もやらなければいけないと思っています。

- 選手たちも一人ひとり責任を感じていたりしていると思うが、ロッカーでの様子やどんな声掛けをしたのか?

もちろん暗い雰囲気でしたし、それぞれもどかしさと悔しさと情けなさがある雰囲気でした。
実際前回のホームの試合もそうですけど、自分自身の気持ちを前に持っていくところと
選手にも持ってもらいたいとところと、プラスで原因があるというところと、やり続けて向き合って逃げたらダメだというところは話をいつもするようにしています。
ミスがどうこうとか、やり方といったところは自分が冷静に判断をすればいいと思うので、とにかく次の試合までに時間がない中で頭も身体もファイティングポーズ取る状況、雰囲気を作りたいですし、何より自分自身先頭に立ってやっていきたいなと思います。

選手コメント

FW9ウェリントン
ウェリントン

日本に来てからこんなに長い間ゴールを決めていなかったというシーズンは初めてだったので、決められたことはすごく嬉しいんですけど、でも負けてしまったことがすごく残念です。

(FWとしての手応えは感じられているか?)
試合の最初からいろいろなシーンを作れていましたし、攻撃面でもチャンスを作れていました。でも残念ながらミスから失点をしてしまってああいう試合になってしまった。
自分がゴールを決めた後もチームがボールをしっかり回して自信をもってプレーしていたところもあったので、それは続けてやっていきたいと思っています。

(自身はゴールを決め乗っていけそうか?)
そうですね。負けてしまった試合ですが、ロッカールームに戻ったらチームメイトたちが負けてしまったことにすごく残念な気持ちでいましたが、自分がゴールを決めたことに対してすごく喜んでくれていました。
やはり自分がしっかりとゴールを決めることによってモチベーションを上げたり、チームの流れを変えたりすることもできると思うので、次の試合もゴールを決められるように頑張りたいと思います。

DF3石原 広教
石原 広教

(立ち上がりすごくいい入りをしたと思うが?)
毎試合そうですけど、やっぱり前回のホーム清水戦でああいう試合をしてしまったので、そういう試合にはならないようにみんな気持ちが入っていました。
福岡戦も良かったですし、前半で試合を決めに行くくらいの気持ちで試合に入ったと思います。
清水戦のあとに選手たちでミーティングをして、失点をした後にみんなで集まって話をして、気持ちが下がらないように前を向いてやろうという話をしていたので、今日は1失点したあとにみんなで話をして、前向きな声も出ていたのでもう1失点されるような雰囲気ではなかった。気持ちが落ちたというわけではなく、なぜやられたのかという感じがありました。

(この状況を変えていくには?)
今日で言うとあれだけ立ち上がりでいい入りをして、チャンスを作ってシュートも湘南のほうが多いというなかで、今までの課題でもそうですけど得点が1点入るか入らないかで、あれだけチャンスを逃してしまうと難しくなると思います。
今週も練習で得点を取るトレーニングをしていましたが、チャンスをものにできなかったなと思います。相手はそのチャンスをものにしたというのがマリノスの強さだと思います。そこの差が出た試合だったなと思います。

(ホーム連戦で試合が続いていくが、試合に向けて)
何がなんでも勝つしかないので、とにかく勝つために、ゴールを取るために自分たちが積極的に前向きにやっていくことが今大事だと思うので、下を向かずにみんなで競争し合ってやっていくことが勝ちに繋がると思います。

FW18町野 修斗
町野 修斗

(後半頭から入る時に意識したことは?)
前から行って、得点を奪って逆転するという気持ちでピッチに入りました。

(チャンスも多かったが?)
決めたかったですけど、まだまだ練習が足りないなと感じました。
90分全部が全部、前からいくことはできないですし、リカバリーの時間を作るところやコントロールのところは相手のほうが上だった。それによって決定機でも質が全然変わってきてしまうと感じました。
やはり決め切れるということは、そこで力を使えている証拠だと思うので、そういうところは大事だと思いました。
ただいつもよりチャンスを多く作れていたということはポジティブに捉えたいと思います。

(次に向けて)
次はルヴァンですけど、勝ち上がるには負けは許されないですし、とにかく毎試合大事なので、いつもどおりトレーニングからしっかり準備していきたいと思います。

MF41永木 亮太
永木 亮太

(得点を奪うためには?)
今日も前半から最後までチャンスをたくさん作れて、シュートも20本以上打った中で得点が1、相手はうちよりシュートが全然少ない中で4得点決めている。
そこは実力の差だと思いますし、それにしっかり向き合って練習からやっていかなければいけないと思います。そういったところは意識を強く持ってしっかりやっていきたいと思います。

(今後に向けて)
ベースになるサッカーを続けていくのはもちろんですけど、それだけやっていればいいというマインドになってはいけないと思うので、しっかり考えなければいけない。自分もそういう気持ちでいますし、それを伝えていく立場でもあると思っています。そういったことをやっていかなければいけないと思います。