馬入日記

【馬入日記:5月14日】本日神奈川ダービー 横浜FM戦!米本拓司選手インタビュー

本日5月14日はホームに横浜F・マリノスを迎えての神奈川ダービーです。
前節の福岡戦からの1週間、トレーニングを重ねてきました。
米本拓司選手に話を聞きました。

「福岡戦での勝点1を活かすためには、次のマリノス戦が大事になると思います。一人少なくなり苦しい中で最低限の結果を得られたということは自分たちのモチベーションにも繋がっています。練習もすごくいい雰囲気でやれていると思います」

米本選手と言えば、試合中に周囲に声を掛け続け、中央で全方位に気を配っている姿が印象的な選手。福岡戦では特に意識しているように感じました。

「周りに声を掛けようと思っていましたし、アップから空元気でもいいから、自分が声を出し続けることによって周りにも伝染したらいいなと思っていました。プレーのことだけじゃなくて、“ナイスナイス”とか“ここが頑張りどころだ”とかそういう声はかけていました。中堅くらいの選手ももっと声を出させるようにすれば、より伝染していくと思っています。そうすればもっといい雰囲気になるし、みんながやりやすい環境になる。サポーターの方々に、前回のホームの試合後に、足りないことを言われていましたし、まずは元気とかなりふり構わずというか、気持ちの部分を出したいと思っていたので、自分から発信できればと思いました。正直、声を出すのも苦しいくらいきつい時間帯もあったんですけど、みんなで出せば乗り越えられる。そういう意味ではよかったと思います」

福岡戦ではハーフタイムも含め、選手同士の会話が多くありました。
それをどんな試合でも、もっともっと増やしていかなければいけないと感じています。

「普段は仲のいいチームですけど、でも試合になると声を出さない選手が多い。そういうのを頑張って変えていけたらいいなと思います。僕自身は逆に普段はそんなに話すタイプじゃないんですけど、サッカーをやってる時は喋るタイプかなと思います」

いい試合をしたあとだからこそ、そのベースを必ず継続したいところです。

「前節のようなサッカーを、と言うのは簡単ですけど、これが1試合2試合で終わるのではなくて、残りの試合全部、前節のような気持ちのこもった試合をできなければなかなか勝ちに繋がらないと思う。福岡戦を当たり前にすること。それができなかった時に、自分だったり上の選手が引っ張ったり怒ったりしていくことが大事だと思います」

チームとしてはなかなか勝利を掴むことができずにいます。
しかし積み上げていることを信じて、ピッチで表現していこうと準備してきました。

「いまなかなか勝てていないですけど、勝利に繋げるために何ができるのかということを考えて、取り組んでいきたい。監督が言っていることをできるようになれば、もうひとつふたつ成長できる可能性を秘めている若手選手もたくさんいるので、サポートしながらやっていきたいですし、チームとして結果が出たらもっともっと自信をもってプレーできて、もっと成長できると思います」

米本選手自身も今年チームに加入し、新たなチャレンジを続けています。

「ポジションのことを口酸っぱく言われています。ボールをもらう位置、高い位置でポジションをとるということはだいぶ意識してできるようになったので、プラス技術だったりそういうものを身につけないといけない。考え方の幅は広がったと思いますし、それでもやっぱり試合でできるようになるには時間がかかりますが、それでもチャレンジして尚且つ結果を求めてやっていければと思っています」

米本選手の位置からの縦パスも魅力です。

「ポジションでどう縦に入れるかということは常に考えています。まだまだミスがすごくありますが、自分の中では前で受けられるようになってきたので、あとは判断だったり本当にそのポジションが合っているのかということは突き詰めながらやっていければいいかなと思います」

今日対戦する横浜F・マリノスについては。

「相手は回し方が変則だと思うので、そこはしっかり対応したいと思います。強力な外国人選手がたくさんいるのでその対応も求められると思います。相手が前掛かりになった時に奪ってショートカウンターというのは有効だと思いますし、1点取れればより前掛かりになって2点目3点目というのもある。まずは先制点が大事だと思います」

今日の試合からホームで1週間に3試合という怒涛の連戦。
しかしまずは今日の一戦に集中して臨みます。

「キャンプから監督から伝えられていることはみんなやろうとしていますし、振り返ってここがよかった、ここはもう少しこうしたほうがいいというミーティングもしているので、みんなの共通意識として持てていると思います。試合の中で、もっと表現できるようになることが大事。福岡戦の前半もいい形でチャンス作っていた。ああいうゲームを、前半だけじゃなくて、後半も続けられるように、90分を通して考えてそういうサッカーができるような意識で戦いたいと思います」

ホームで勝利を。
ぜひスタジアムで熱い応援をよろしくお願いします!