馬入日記

【馬入日記:4月29日】本日アウェイで札幌戦!田中聡選手インタビュー

アウェイでの戦いが続いています。今日は札幌ドームで札幌との対戦です。(13:00キックオフ)
リーグ戦では前節G大阪に劇的な勝利を挙げ、今日連勝を目指す重要な一戦です。
田中聡選手に話を聞きました。

まずは札幌戦に向かう1週間、どんな風に過ごしてきたかを聞きました。

「相手の分析や対策もやりましたけど、まずは相手よりも自分たちのやりたいことをやろうということで、守備も攻撃ももう一度再確認して、その質を上げていけるような練習をしてきました」

札幌とは昨年の戦いで2試合ともドロー。アウェイでは1-1の引き分けでした。

「札幌は後ろで繋いできて、僕たちが引くとロングボールを蹴ってくるチームなのでやりづらい相手とう印象があります。去年戦った中で一番手こずったのがアウェイでの札幌戦だったと思う。自分的にうまくいかなかった。でも、去年は後半はうまくいったところがありました。後半は前からプレスをかけて高いラインで奪えていたので、どこで取るのかということを明確にすればハマって自分たちのリズムになるのかなと思います。苦戦した記憶はありますけど、対戦することは楽しみです」

チーム全体の意思統一のためにも、アンカーの位置で仲間を動かすことも田中選手の重要な役割と言えます。

「声を出すことは智さん(山口監督)から求められていることです。今週もトレーニングの中で指摘されています。僕自身は頭を使って指示を出すことは苦手ですけど、成長するためにはやっていかなければいけないですし、考えながら自分なりにはやっています。まだまだしっくりきていなくて、周りの選手に助けられている状態ですがチャレンジしているところです」

田中選手がもともと持つ能力に加え、いま山口監督のもとで習得している考えること、人を動かすことをより自分のものにできれば、もっと怖い選手になっていくことは間違いありません。

同じポジションで切磋琢磨する、経験のある選手たちの存在も大きいようです。

「同じポジションで競争がある中ですが、ヨネくん(米本選手)や亮太くん(永木選手)がアドバイスをくれたり、プレーを見る中でもいろんなことを吸収できていると思います。ベテランの選手のプレーというのは、本当に今の自分の必要なことが多いのでどんどん吸収していきたいと思っています」

特に感じる部分とは…

「ベルマーレはサッカー的にすごく攻守の展開が激しいチームですが、その中でどれだけ自分たちのボールにできるかがカギになると思います。その中で亮太くんやヨネくんはゲームの中でもっと落ち着かせる時間帯も必要だという話もしていて、そこはアンカーや中盤の選手がやらなければならないところ。二人はその落ち着かせ方がすごく上手ですし見習わなければいけないと思います。自分自身もチャレンジはできていると思うので、まだまだですけど、もっとボールをいっぱい触って自分たちの攻撃のリズムを作る起点になれればと思っています」と。

リーグ戦のG大阪戦では勝利しましたが、そのあとのルヴァンカップ福岡戦では敗戦を喫しました。前半いい形で先制するも後半に逆転を許す形となり、反省点の多い試合となりました。

「前後半で流れが変わってしまった。後半、相手が修正してきている中で自分たちが相手の勢いにのまれていましたし、最後の詰めが甘い部分がありました。福岡戦だけでなく前半良くて後半悪かったり、その逆もあったりということが今季何試合かありますが、90分通してやるのがサッカーなので、修正力という部分で劣っていたと思いますし、そこは課題として受け止めています」

その反省を全体で受け止めながら、今日の札幌戦に向けてトレーニングを重ねてきました。

「ガンバ戦で勝利をした後、すごく良い雰囲気でしたけど、福岡戦を戦って雰囲気が引き締まったというか、リーグ戦で連勝するためにチーム全体が取り組めていると思います。今シーズン、ここまで結果は全く出ていないですけど、その中でもチームとしての成長だったり個人としての成長は感じられるところがあるので、あとは結果というところはみんなが強く思っているところ。本当にもっと結果を出していこうとみんなで取り組んでいるところです」

今日の試合の後は、久しぶりにホームに戻り5月3日(火祝)に清水戦、その後も連戦が続いていきます。

「連戦ですけど、いい選手というのは連戦の中でもコンディションを落とさずにパフォーマンスを出せる選手だと思うので、連戦だからと言ってコンディションを落とさないで、どれだけ自分のプレーの最大値を出せるかだと思っています。毎試合最高の状態で臨みたいと思います」

まずは今日の札幌戦。
現地へ駆けつけてくださる皆さん、DAZNを通してエールを送ってくださる皆さんと共に、必ず連勝を。
共に戦って下さい!