馬入日記

【馬入日記:4月17日】今日ガンバ大阪戦!杉岡大暉選手インタビュー

5連戦の5戦目、ガンバ大阪との一戦が今日14:00から行われます。
リーグ戦とルヴァンカップの両方が開催されている今、今日はリーグ戦の第9節を迎えます。

直近2試合にスタメン出場している杉岡大暉選手に話を聞きました。
まずはハードな日程については…

「試合をやれる喜びのほうが大きいですし、いいリズムができてきているので特にコンディションは問題ないです」と、連戦の中でもポジティブに試合に向かう気持ちを感じます。

リーグ戦の第8節磐田戦では引き分け、4日前のルヴァンカップFC東京戦では勝利を収めました。いずれも攻守においてチームとして積み重ねていることをピッチで出せる時間が多く、攻撃回数も増え見応えのあるゲームでした。
FC東京戦ではリーグ戦で初めて無失点に抑えたことも好材料でした。

「後ろに入った以上、安定感は出さないといけないと思っていましたし無失点で終えられたことはよかった。やっぱりゼロに抑えれば負けることはないですし、僕たちは守備で前から行って奪うことによってリズムを出せるチームなので、そこは意識しているところです」

そして、アグレッシブにプレーするだけではなく、ずっとトレーニングでも積み重ねているチームの“繋がり”がそこかしこで見られるようになっています。

「コミュニケーションをより増やしていこうということは僕自身も思っていましたし、試合を重ねるごとに声をかけなくてもいい関係でやれている部分が増えました。個人個人の繋がりはよくなっていると思います」

さて、今日の相手はガンバ大阪です。どんな印象でしょうか。

「前線にはパトリック選手がいて、そこを起点に攻撃してくるイメージがあります。ボランチにもダワン選手が新しく入って、守備の強度が去年より高くなっていると思います。そういうところで受けないように、逆に自分たちが優位に立てるような戦いをしたいと思います」

勝利への想いは、言わずもがな強いものがあります。

「絶対に勝ちたいと思いますし、ひとつ勝てれば上と勝点差も縮めることができる状況でもあります。勝てない試合が続くことで、プレッシャーが大きくなっていっている部分もありました。でもひとつ勝てれば流れは変わると思いますし、変えなければいけない。内容も大事ですけど今は結果をまずひとつ取らなければいけないと思っています。コロナやいろいろな状況があってメンバーが欠けていましたが、ここで揃ってきて、いいタイミング、いい流れだと思うので、絶対に勝ちたいと思います」

リーグ戦でまだ勝利がないという事実は受け入れなければなりませんが、チームには危機感はあれど悲壮感はありません。

「チームにはすごくポジティブな空気が流れていると思います。試合中もチャンスは作れているし、経験ある選手たちも“下位にいるチームの雰囲気ではない”という話をしてくれるので、それに安心してはいけないですけど、常にみんなで前を向いてやれているのはいいことだと思います。最初の何節かは内容もよくなかったですけど、最近は確実に内容はよくなってきているので、本当に結果が一つ出ればということは自分たちも思っています。危機感は持ちながら、流れを変えていきたいと思います」

加えて、山口監督もこんな話をしていました。

「自分の考え方としては常に前向きにいくこと。もちろんしんどいこともありますが、だからといってやることは変わらないですし、試合は待ってくれない。どんなに結果が出ていない中でもいいところはありますし、逆に勝ってる試合でも反省点はある。勝負の世界なので、勝った負けたで浮き沈みはあるものですがそれも背負っていかなければいけない。もちろん責任は感じますし、申し訳ない気持ちはありますけど、だからといって気負う必要もない。次に向かうということに、向き合ってやるのが一番いい方法だと思ってやっています。選手もそういうスタンスでいてくれているところはありますし、選手を信用して、信じてやってもらうだけ。今後も、勝っても同じですしうまくいかない時でも同じスタンスでいってほしいなと思います」

積み重ねていることに自信をもって、今日の一戦に挑みます。
現地へ駆けつけてくださる皆さんと、そしてDAZN越しに応援してくださる皆さんと共に、戦い抜いて勝利しましょう!